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万太郎山、仙ノ倉山、平標山

平標山( 上信越)

パーティ: 1人 (asparakiwi さん )

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行程・コース

天候

快晴、16:00頃から曇り

利用した登山口

土樽駅   平標登山口  

登山口へのアクセス

電車
その他: 土樽駅から徒歩で万太郎山登山口に向かいました。

この登山記録の行程

土樽駅(08:35)・・・登山口(09:30)・・・大ベタテ沢ノ頭(11:20)・・・井戸小屋沢ノ頭(12:00)・・・万太郎山(13:10)[休憩 15分]・・・毛渡乗越(14:05)・・・エビス大黒ノ頭(15:30)・・・仙ノ倉山(16:45)[休憩 15分]・・・平標山(17:30)・・・松手山(18:19)・・・平標登山口(19:07)

コース

総距離
約18.0km
累積標高差
上り約2,344m
下り約1,975m
コースタイム
標準11時間45
自己10時間2
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

梅雨明け直後の土日、仕事が繁忙期なので出かける予定はなかったのですが、余りの天気の良さに、ついつい日帰りで山歩きに向かいました。
目的地は、6月下旬に谷川岳に登った時にお会いした登山ガイドの方がお勧めされていた万太郎山です。吾策新道⇒万太郎山⇒佐ノ倉山⇒平標山と辿ります。

・登山道は全てとてもよく整備されていました。藪も払われていたし、危険を感じるところは少なく、尾根伝いに登り、稜線歩きを満喫できます。吾策新道は自然を活かした昔ながらの登山道(あれだけの標高差があって鎖場が無いというのも逆にすごい)、佐ノ倉山⇒平標山登山口は、丸太と階段が充実していたり、気の利いたベンチがあったりとかなり快適でした。
・人は少な目で道中で見かけた登山者は12人ぐらい。ほとんどが逆ルートでした。
・梅雨の間はどうしてもトレーニングが滞り気味で体力も落ちました。今回は日帰り装備です。結構な長丁場なので、背中が軽い!なんて言ってられるのも初めの内だけでした。
・土樽駅を出て、高波吾策像背後の水場で水を補給。水量も豊富。
・稀にみるカンカン照り、雲一つない青空。1400mぐらいから森林限界を超えると四方に素晴らしい景観を楽しみながら、尾根伝いに進みます。
・水の消費は1.8L/2.5Lでしたが、途中水場が無いので最低3.0Lは持って行くべきでした。(いざとなったら平標山の家ルートに変更)
・天気が良すぎて、吾策新道の森の中でも陽射しがきつい。万太郎山山頂の温度は20C付近。風も弱く、太陽にあぶられます。
・万太郎山山頂手前の分岐での景観は最高。昼食を取りつつ休息していたら、大きめの鳥が3mほどのところにきました。人をあまり怖がらない様子。
・生まれて初めて日射病になりました。万太郎山山頂からはっきりと異常が顕れました。食欲減退。吐き気を堪えてお握りを胃に詰め込みます。右足の一部の筋肉に痛み、局所的なけいれん。マッサージしながらごまかします。身体が熱っぽい。(帰宅後に体温を計ったら平熱+1Cでした。)
・振り返ってみるとこれだけの快晴は初めてでした。昨年8月の赤岳も快晴だったが、あちらは標高が1000m高いせいか体感温度はそこそこでした。
・水は喉が乾いたら欠かさず飲んでいましたが、こういう場面では予防的に少し多めに水分を取った方が良いようです。ポカリとかが必須でした。
・万太郎山からの縦走路は素晴らしい景観。ただし、結構登りがあるのですが、完全にバテテしまっており、登っては止まりを繰り返します。相変わらずの強い陽射しに体力を奪われるので、草木が作るわずかな日陰に滑り込みます。
・仙ノ倉山を過ぎた辺りから少しずつ、曇り始めました。
・仙ノ倉山⇒平標山の間に、快適なベンチがあり。ザックを下ろし、10分ほど寝転がって景色を眺めます。風が最高に気持ちいい。
・暗くなる前に下山したかったので、平標山からの下りはペース速めました。予想通り、登山道がとても良く整備されていたので、危なげなく降りられました。
・平標山登山口に到着。駐車場のみで商業施設はなし。バス停に向かいます。ジュースの自動販売機を夢見ていましたが、越後湯沢までお預けです。
・バスを降りるとき、紙幣の両替は千円までなのでご注意ください。

総括:景観の素晴らしさは言うことなし。ただ、日帰りだと時間制限がきつく、良い計画ではなかった。谷川岳肩の小屋で一泊して平標山まで尾根を辿る or 逆ルートの方が無理がない。とはいえ、吾策新道は良い登山道でした。暑さ対策が不十分で体調を崩し、しんどい展開にしてしまったのが悔やまれる。

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フォトギャラリー:26枚

キノコがぎっしり

重倉岳・一ノ倉岳・谷川岳方面の縦走路が美しい

大ベタテ沢の頭から。万太郎山へ最後の一登り

井戸小屋沢の頭から優美な山並み

万太郎山山頂手前の分岐から、谷川岳からの縦走路を見下ろす。

佐ノ倉山がそびえる

佐ノ倉山へ連なる稜線

尾根道が細い

万太郎山を振り返る

写真撮るふりして休む

花が咲き乱れていました

越路避難小屋、今日は流石に利用者はないだろう

さりげなく絶壁、写真だと伝わりにくい

来た道を顧みる

エビス大黒避難小屋、何とも縁起のいい名前だ

佐ノ倉山からの先の登山道は快適そのもの

平標山から松手山まで下ります。

大きめの鳥がにらみを利かせていました

無骨な鉄塔が夕焼け空に映えます

造林中?

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ GPS機器 ストーブ
燃料

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登った山

万太郎山

万太郎山

1,954m

仙ノ倉山

仙ノ倉山

2,026m

平標山

平標山

1,984m

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