【テント泊】火打山・妙高山

テント泊

火打山、妙高山（上信越）

2021.07.17（土）～2021.07.18（日）

パーティ： 5人 (ほさん、ほか4名)

ほさん

行程・コース

天候

2日間通じて晴れ、酷暑

利用した登山口

笹ヶ峰　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：笹ヶ峰の駐車場に駐車予定でしたが、満車のため周辺の路上スペースに駐車しました。路上スペースは豊富に点在しています。

この登山記録の行程

【1日目】
笹ヶ峰(09:40)・・・黒沢橋(10:45)・・・富士見平(13:45)[休憩 5分]・・・高谷池ヒュッテ(14:10)

【2日目】
高谷池ヒュッテ(04:47)・・・天狗の庭(04:59)[休憩 10分]・・・火打山(05:50)[休憩 10分]・・・天狗の庭(06:25)[休憩 5分]・・・高谷池ヒュッテ(06:45)[休憩 5分]・・・黒沢池ヒュッテ(07:23)[休憩 15分]・・・大倉乗越(07:54)[休憩 10分]・・・長助池分岐(08:26)[休憩 10分]・・・妙高山北峰・・・妙高山南峰(10:00)[休憩 5分]・・・妙高山北峰・・・長助池分岐(10:50)[休憩 5分]・・・大倉乗越(11:40)[休憩 5分]・・・黒沢池ヒュッテ(12:10)[休憩 30分]・・・高谷池ヒュッテ(13:00)[休憩 70分]・・・富士見平(14:40)[休憩 5分]・・・黒沢橋(15:45)[休憩 10分]・・・笹ヶ峰(16:24)

コース

総距離: 約24.8km

累積標高差: 上り約2,498m; 下り約2,498m

コースタイム: 標準15時間35分; 自己12時間47分; 倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

テントを担いで笹ヶ峰から火打山・妙高山に登りました。
梅雨明け最初の土日で山中は大賑わいでした。
日差しがじりじりと照りつける酷暑の登山でしたが、妙高山に向かう途中の長助池分岐付近には残雪もありました。残雪が残る部分だけは涼しくて快適でした。ずっとあれくらいの気温だったらよかったのに…。笑
尾瀬のような木道歩きが長いかと思いきや、しっかりとしたアップダウンがあってヒーヒー言いながらなんとか登ってきました。
トラブルがあって1日目は予定からかなり外れてしまいましたが、2日目に巻き返して予定していた火打山・妙高山を無事登頂できました。

以下、詳しい登山記録です。

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【1日目】
朝８：３０ごろ笹ヶ峰駐車場に着くと、１００台以上駐車できる駐車場が既にいっぱいでした。
管理棟の方に周辺の路上駐車スポットを教えていただき、歩いて10分ほどの場所に駐車しました。

登山口では登山道管理・ライチョウ保護のための寄付を募っていて、朝だけスタッフの方が立たれているようです。その方の話だと、この週末、既に３００人程度の登山者が入山しているそうです。2つのヒュッテを合わせて４５張しかテントが張れないのに！？と驚いていたら、年々テントサイトが拡大されているそうです。それでもすし詰めには変わりありませんが。笑

少々出発が遅れたのでテントを張れるか不安を抱きながら入山しました。

黒沢橋までは緩やかな登りです。木道も多く、歩きやすい道でした。

黒沢橋から先は急登が始まります。”十二曲り”という名前がついて入れ、12回の葛折りが連続します。葛折りの間隔が短いので、良い感じに進んだ気になります。十二曲りの終点は休憩しやすいスペースになっています。

次のポイントの富士見平分岐までは250m以上標高を上げますが、これまでほど急な登りはありません。

富士見平から高谷池はアップダウンの少ない穏やかな道です。道は穏やかですが、富士見平分岐直前から直射日光を浴びるため晴れた日は酷暑です。

高谷池のテン場は公式には30張ですが、獣道のような笹藪の小道を抜けた先に10張ほどのスペースが拡大されていました。案内されないと気づきません。
関係者の話によると、すし詰めで80張ほど設営した日が過去にあったそうです。笑

本来の予定では1日目に火打山を登るつもりでしたが、高谷池到着時間が遅れたため、2日目にすることにしました。

【2日目】
高谷池にテントと不要な荷物をデポして、火打山・妙高山に登りました。妙高山登頂後に高谷池まで戻ると歩く距離が伸びてしまいますが、荷物を背負って歩くのと天秤にかけて、この計画にしました。
黒沢池ヒュッテにデポしてもよかったのですが、晴れていたのでテントを干す目的で高谷池にテントと荷物を置いていきました。

2日目はアップダウンが激しく、斜面も急で、日差しも強く、行動時間も長く、過酷な登山でした。

特にピークとしては小さいですが、茶臼山と大倉乗越の登り返しがキツかったです(黒沢池にデポすれば茶臼山の登り返しは回避できました。)。コースタイムを見れば分かる通り、妙高山を出発して高谷池に戻るまではバテバテでした。

また、山と渓谷地図の付録冊子にも書いてありますが、7月下旬まで妙高山の斜面には雪が残ります。今回は軽アイゼンなしで登りましたが、心配な方・慣れない方は持って行った方がいいと思います。

長助池分岐の水場は、場所がよくわかりませんでした。雪解け水は地面をジャバジャバ流れています。飲み水がくめると期待したので残念でしたが、顔を洗うだけでも気持ちが良かったです。

火打山と妙高山ともに展望がよく、晴れれば360°周りを見渡せます。歩いている時は暑くて暑くてたまりませんでしたが、いい景色を満喫できたので楽しい思い出になりました。