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剱岳テン泊+立山縦走

剱岳、立山( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (ぷーすか さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴のち曇り、時々雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松本でピックアップしてもらい、扇沢駅へ。

この登山記録の行程

8/1(日):伊勢原 =(自家用車)= 7:10 ホテルブエナビスタ(松本市) =(自家用車)= 8:15 扇沢 8:30 =(アルペンルート)= 9:55 室堂 10:01 - 10:43 雷鳥荘 - 10:58 雷鳥沢 - 12:12 剱御前小舎 12:33 - 13:18 剱沢キャンプ帳(1泊)
8/2(月) 04:06 剱沢キャンプ場 - 04:37 剣山荘 - 04:55 一服剱 04:59 - 05:40 前剱 05:47 - 06:30 平蔵の頭 - 07:21 剱岳 07:59 - 08:34 平蔵の頭 08:42 - 09:16 前剱 09:24 - 10:09 一服剱 10:14 - 10:39 剣山荘 11:26 - 11:51 剱沢小屋 11:57 - 12:15 剱沢キャンプ場(1泊)
8/3(火) 05:07 剱沢キャンプ場 - 06:06 別山南峰 - 06:16 別山北峰 06:23 - 06:35 別山南峰 - 07:18 真砂岳 - 08:00 富士ノ折立 - 08:25 大汝休憩所 - 08:30 大汝山 0838 - 08:53 雄山 09:44 - 10:19 一ノ越山荘 11:03 - 12:31 雷鳥沢野営場
8/4(水) 05:50 雷鳥沢野営場 - 06:09 雷鳥荘 - 06:27 みくりが池 06:39 - 07:06 室堂
室堂 08:15 =(アルペンルート)= 扇沢 9:51
=(自家用車)= 17:00 相模大野
湯けむり屋敷 薬師の湯 http://o-yakushinoyu.com/ 7:00〜21:00

コース

総距離
約22.2km
累積標高差
上り約2,668m
下り約2,670m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

Mさんと4泊5日で剱岳・立山縦走を計画していましたが、都合により1日短くなり、剱岳に絞って、再計画して出発しました。
1日目、7:00頃、松本に滞在していた私をピックアップしてもらい、扇沢駅へ向かいます。10:30の切符を予約していたのですが、8:15に有料駐車場へ突っ込み、8:30に変更して、電気バスに乗り込みました。室堂駅着が、10:00少し前で、レストランの昼営業が始まるところでした。腹ごしらえをと思っていましたが、そのまま、足を進め、初めて見る立山の美しさや、文化財、地獄などを見ながら歩きました。2時間早くなったことで、宿泊地を変更(雷鳥沢→剱沢)して、剱御前小舎へ向かいました。ほぼ無休憩のまま、いい調子で到着。腹ごしらえにカレーを頂きました。そこからはスローダウンしてなんとか宿泊地の剱沢のテント場に到着しました。テントを張り、雨がポツポツしたり、雷が鳴ったりする中、明日に備え夕食をしました。Mさんの担いできたフランスパンと生ハム、そして、ビールですっかりいい気分になりました。時々見える前劔や剱岳を見て、どうやって登るんだろうと二人で話しました。結局、カレーは食べずに眠りにつきました。Mさんは19:00ころ夕焼けをカメラに収めたそうですが、、、私はZzz。
2日目、4:00出発を目指し2:50ころ起床、アンパンとクッキーを流し込み、軽装で剱岳へ向かいます。まだ朝は暗く、ヘッデンの明かりが頼りでしたが、早い方は既に前剱を登り始めているようでした。雪渓を慎重に渡り、剣山荘を過ぎると、上りが始まります。少し温まってきた身体で調子よく一服剱へ、武蔵のコルまで下がると、いやなガレ場の急登が始まりました。石を落とさないように慎重に進み、大きな岩の左側の鎖を上り、高度を上げていきます。先行している皆さんが、朝ご飯を頂いている、前剱の頂上へ到着。もう、ここまででお腹一杯ですが、一息ついて、先へ進みます。ここからは、それほど高度を下げることはありませんが、コルに掛かる鉄製の橋を渡り、鎖を頼りにトラバースします。景色が良いので、眺めていましたが、ふと気がつくと結構怖いところでした、気を引き締め直して、慎重に通過し、下って行きます。次は平蔵の頭の下り、前を向いて下れる鎖でしたので斜度はそれ程ない様ですが、高度感がありました。いよいよカニのたてばいです、先行者がいるお陰でどのように登っていくのかよく分かり、安全に通過することができました。問題はその先の滑りやすいルンゼの上りでした。鎖が付いているところは、足がかりがなく、小さな僕は、腕力で登ることになりました。鎖の付いていないところの方が登りやすかったかも。ここを過ぎれば、ガレ場を慎重に登りきり、遂に祠が見えました。頂上です!写真撮影後、少し北尾根方面へ避難して、休憩と景色を堪能しました。さて、下ります。先ずはカニのよこばい、看板から少し下っていくと、大きな赤い矢印が書いてあり、少し覗くとその下に赤いペンキで足がかりに印がしてありました。ボルトを想像していたので、ビビってましたが、ちゃんとした足がかりなので、思いっきり短い足を伸ばして下ろせば、問題ありませんでした。その先の棚は慎重に足をずらして移動し、無事、下ることができました。次は、長い梯子を下ります。梯子はいつも緊張しますね。平蔵の頭、帰りは上りなので、それほど緊張せずに越すことができました。やはり緊張したのは、前剱からの下りでした。石を落とさないように滑らないようにゆっくりと下りていき、何とか無事、一服剱へ戻ってこれました。眼下に見える剣山荘まで下りてきたので、牛丼と〇〇〇を頂きました。テント場へ戻りましたが、今日歩いた剱は雲の中。寂しい思いが通じたのか、夕方になると、再び姿を現してくれました。今日は、目的を達成したので美酒を頂きたいと思います。麻婆豆腐(丼)をつまみに、Mさんが担ぎ上げたプレモルと、私が下界で購入した大雪渓純米吟醸を飲み干しました。豆腐に麻婆豆腐の素、長ネギも刻んで入れたので、美味しかったです。夕焼けを期待しつつ、眠りにつきました。
3日目、一日行程が早まっているので元の計画通り、立山縦走しちゃいます。軽い朝食後、テントをたたみ、5:00頃出発になりました。しばし歩いたところで、カメラのキャップがないことに気づきましたが、、、そのままにしました。別山への上りを頑張って登り、別山の頂上と北峰の頂上、池越しなど、いろいろな角度から剱岳を楽しみました。十分楽しんだ後は、振り返り、立山やその先に見える山々も楽しみました。一旦下り、真砂岳へ、それほど下っていませんでしたが、結構堪えました。立山へ向かう尾根へ出たところで、朝ご飯の残りを補給しました。そして下っていくと、氷河を左手に見て、いよいよ富士ノ折立への登りが始まりました。初めちょろちょろ、だんだん急になっていき、最後は岩登りの様になり、やっと山頂へ。ここまで来れば、比較的緩やかな縦走路でした。インド色満載の大汝山の小屋でオリジナルバッヂを購入、チャイが美味しそうでした。山頂からの眺めも楽しんで、神聖な雄山へ向かいました。途中、一息つくと、尻尾が目に入りました。オコジョです!初めて見ました。カメラに収めるのは、、、難しい。直ぐ逃げて行ってしまいました。雄山では、山頂参拝でお祓いを受け、今後も無事な登山を祈念しました。しかし、雄山にくると、急に観光地になりますね。中学生?の学校登山も行われているようでした。一ノ越への登山道も、上り(赤)と下り(黄)でしっかり分かれていて、大勢の老若男女が頂上を目指して登っていました。一ノ越では〇〇〇をいただいて、雄山山頂でのヤマスタ忘れに気がついたりしながら、一休みします。そこからは一時間半ほど掛けて、雷鳥沢キャンプ時へたどり着きました。長かった〜。テントを張り、受付を済ませ、日帰り♨へ...とここで雨、とりあえず中止してテント内へ避難。少し小降りになったので、雷鳥荘(先週の高天原での情報を基に)へ向かってみました。再び雨が降ってきて、濡れたりしましたが、遅れて到着したMさんと一緒に温泉、頂きました。売店でうどんとココアと、生〇〇〇をいただいて、更に自動販売機でハイボールとサワーを購入し、テントへ帰りました。この間、結構激しく雨が降りました、また、雄山で会った中学生?の団体も縦走を無事終え、帰路についていました。テントでは最後の夕飯です。バジルスパゲッティ(当然おしゃれなMさんの持参)と私のケッチ臭い牛肉2カケのレトルトカレー(先週、平湯で購入)をつまみにしました。今宵は星空が綺麗そうです。23:30頃にトイレに起きると天の河まで見ることができ、暫く眺めていました。Mさんもテントから顔を出して眺めていました。流れ星がいくつか見れたようですが、私は、、、教えて下さいっ!
4日目、最終日は一番の便で扇沢へ戻ります。みくりが池での撮影のため、6:00ころにテント場を後にします。それでも、7:30のチケット売り場開場の前にターミナルへ到着しました。
その後は、黒部ダムの展望台を、テント装備を背負って下から上まで登り、電気バスの改札開始のアナウンスに促されて急ぎ、長い階段を下り、など十分観光を楽しんで扇沢へ。扇沢駅でうどんを食した後、たっかい駐車料金を払い、大町温泉郷でお風呂を頂きました。本当は愛知へ直接向かうはずだったMさんが、相模大野まで送ってくれるというので、お風呂で売っていた野菜を購入してしまいました。Mさん、本当にありがとう。また、行きましょう。この後はお寿司を食べたり、わさび漬けを買ったりして、帰路につきました。お疲れ様でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品
非常食 行動食 テーピングテープ ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー カトラリー
【その他】 ヘルメット

登った山

剱岳

剱岳

2,999m

別山

別山

2,880m

真砂岳

真砂岳

2,861m

立山

立山

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