行程・コース
天候
1日目:晴れのち霧 2日目:霧時々晴れ間
登山口へのアクセス
バス
その他:
*往路:JR大歩危駅(8:58発)~剣山登山バス~見ノ越(10:58着)
*復路:見ノ越(11:00発)~剣山登山バス~大歩危駅(13:34着)
この登山記録の行程
【1日目】
西島駅(11:40)・・・刀掛ノ松(12:00)・・・両剣神社分岐(12:06)・・・両剣神社(12:40)[休憩 40分]・・・両剣神社分岐(13:45)・・・刀掛ノ松(14:10)・・・頂上ヒュッテ(14:40)
【2日目】
頂上ヒュッテ(06:45)・・・剣山(06:55)[休憩 5分]・・・分岐(07:30)・・・ジロウギュウ峠(07:50)・・・分岐(08:10)・・・西島駅(09:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
いつか出逢えることを夢見ていた憧れのキレンゲショウマを訪ねる山旅に出かけました。
初日、午後から雷注意報が出されていたため、歩行時間を短縮すべく見ノ越から西島までリフトを利用。リフトの周りにはナンゴククガイソウやツルギハナウド・シコクフウロ・キスゲなどの花々が咲き、所要時間15分はあっという間に過ぎていきました。
西島から山歩きスタート。刀掛けの松、キレンゲショウマの咲く両剣神社の行場にかけての登山道脇にも様々な花を見ることが出来ました。
そして、逸る気持ちを抑えつつキレンゲショウマの咲く行場へと足を運ぶと、丸くつるんとした可愛らしい蕾が見えて来ました。蕾ばかりで、ちょっと早かったかな……と思ったのですが、進むにつれ花の数が増えて素晴らしいキレンゲショウマの群生!……その花姿は凛として気高く、美しく、神々しくも思え、暫し見とれてしまいました。行場付近には幾つかの群生地があり、鹿除けのネットに保護されて美しい花を咲かせ、見る人の目を楽しませてくれていました。キレンゲショウマを眺めながらゆっくりと、去り難い気持ちを抱えながら群生地を後にしました。
その後、空模様が怪しくなり、朝の雷予報も心配で、予定していた一ノ森方面には足を延ばさず、頂上ヒュッテに向かいました。ヒュッテの周りでも、さまざまな花達が私達を迎えてくれました。ヒュッテは隅々まで清掃が行き届き、お風呂で汗を流すこともでき、食事も美味しく、快適に過ごすことができました。
翌朝、天気予報では登山日和のはずでしたが、霧が濃く……そのうち晴れるだろうと思いつつ次郎笈に向かったのですが、霧は濃くなるばかり……次郎笈峠で引き返し、遊歩道コースを西島へと下山しました。ここでも、登山道脇の花が私たちを楽しませてくれました。
剣山は大きなお花畑はありませんが、キレンゲショウマ初めいろいろな花が咲き、太郎笈(剣山の別名)から次郎笈にかけての笹原は爽やかで気持ち良く、たおやかで美しい山でした。憧れのキレンゲショウマに逢え、思い出深い山旅となりました。




































