行程・コース
天候
晴れのち曇り(一時的に小雨)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
青木鉱泉。6時前までは宿が閉まっているので帰りに750円支払いました。(車に紙が貼ってあります)
この登山記録の行程
青木鉱泉(05:37)・・・南精進ノ滝(08:49)・・・五色ノ滝(09:25)・・・鳳凰小屋(10:06)[休憩 10分]・・・アカヌケ沢ノ頭(11:16)・・・観音岳(12:25)[休憩 10分]・・・御座石(13:44)[休憩 10分]・・・中道登山道入口(16:17)・・・青木鉱泉・・・青木鉱泉(16:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
3年ぶりの鳳凰三山。パンデミックの中、山梨県民ということで行ってきました。駐車場はガラガラ(4,5台ほど)。記憶というのは楽観的で、楽しかったことしか覚えていないのか、青木鉱泉から鳳凰小屋までの上りはこんなにきつかったか、と笑ってしまいました。(標高差も2000メートル以上あるので当然ですが)。青木鉱泉からのルートは川を何度か渡りながら、川とともに上に上がっていくので、せせらぎを聴きながらだんだんと標高を上げていくのが魅力。森も深く、途中でぴょん、と鹿が飛び出してきました。上り始めには治水工事で橋を渡る箇所が2箇所ほどありますが、あとは橋がなく岩と岩をぽんぽんと飛んで渡ります。(よくみると、どの岩の上を歩けばいいのかわかるのですが、下手に踏み出すと水に足を入れることになります)。ただしこの夏は雨が多かったためか、どんどこ沢の水量が多く、ところどころ川に落ちたらどうしよう、と不安な箇所も(落ちたところで流されるような場所ではありませんでしたが)。それとも私の足が短いのでしょうか? そして一番の魅力はオベリスクから薬師までの壮大な稜線。天気が良ければ南アルプスの雄大な山系を右手に、真正面に富士山、そして左後方に八ヶ岳と三百六十度のパノラマが楽しめるのですが、この日は曇りがちでした。それでも右手に走る北岳周辺の稜線を並行して雲の上を歩いているような気分は最高。低木のハイマツ帯の中に切れたった稜線ではなんども至近距離でホシガラスにすれ違いました。あいにく(というか予報通り)ちょうど観音岳から薬師岳に差し掛かった頃小雨に。以前、稜線で突然悪天候に見舞われ、風と雨で怖い想いをしたことがあったので、森林帯に入ってからの雨でほっとしたのも束の間。青木鉱泉に戻る中道の下りの最初の半分(御座石まで)は岩場のごつごつした急登が続き、滑らないように注意が必要でした。覚悟はしていましたが下りは毎回、うんざりするほど長いです。ようやく沢の音が聞こえてくる場所に出てからも、これでもかというくらいジグザクの下りが続きます。。。しかし、パノラマの稜線歩きを楽しんだ代償と考えればありがたいと思わねば(とくに危ないところはなくランナーたちは走って降りていました。。。。)
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