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行程・コース

天候

頂上の予報は午前9時から昼までは晴、それ以外の時間帯は曇りだったが、実際は頂上にガスがかかったり晴れたりで不安定でした。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 午前3:00に起床、4:10札幌自宅を出発、高速道路を朝里で降りて倶知安へ向かう。5:40倶知安町内セコマで昼食のおにぎりとおかずを購入、登山口の自然公園には6:02到着。

この登山記録の行程

《往路》
【計画】
自宅4:30発(高速朝里 赤井川 轟経由)➡登山口6:30着7:00発⇒南コブ分岐7:30通過⇒六合目9:30着9:45発⇒九合目10:55着11:05発⇒外輪山11:35通過⇒旧小屋跡11:45通過⇒旧山頂12:20通過⇒山頂12:25着
計画 5hr25min
【実績】
自宅4:10発➡登山口6:03着6:22発➡南コブ分岐6:55着6:58発⇒六合目8:58着9:02発⇒九合目10:17着10:20発⇒外輪山10:45着10:56発⇒旧小屋跡11:01通過⇒山頂11:39着
実績 5hr19min 計画比98%
《復路》
【計画】
山頂13:00発⇒外輪山13:25通過⇒九合目13:45通過⇒六合目14:25着14:35発⇒南コブ分岐15:55着16:00発⇒登山口16:20着16:40発➡自宅18:30着
計画 3hr20min
【実績】
山頂12:23発⇒外輪山分岐13:04着13:07発⇒九合目13:31通過⇒六合目14:19通過⇒南コブ分岐15:39通過⇒登山口15:57着16:22発➡自宅18:20着
実績 3hr16min 計画比98%

合計所要時間 8hr45min➡8hr35min 計画比98%

コース

総距離
約15.5km
累積標高差
上り約1,790m
下り約1,790m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は初めての羊蹄山、かなりハードと聞いていたので事前のトレーニング登山(手稲山)や筋トレ、装備を用意してのトライ。結果、なんとか完遂!以下感想を列記する。
1.天気予報は午前9時から昼までは晴だったが、小樽毛無峠から倶知安方面を見ると厚い雲が広がり、最悪断念もありか...と考えながら車のハンドルを握る。断念したら妻と温泉でもいくか等々。
2.倶知安町に入るとすっきりと晴れた山頂が見え、気持ちは昂る。町内は低霧のような雲がたなびいていた。
3.登山口は意外と車が多く、普通の日なのに結構いるんだなあと感じ入る。
4.登山口で入山届け書く、最中に中華系の若者4人が入山届けを待っている。見ると普通の恰好、大丈夫かなあと、香港の人?
5.いよいよ登りだす。ジオグラフィカとヤマップの記録をスタートさせ、スマートウオッチの登山モードもセットし心拍数を確認しながら...。
6.心拍数は、きつい手前となると120台、130を超えるときつい状態。➡手稲山のトレーニング結果と同じ。以前の芦別岳や暑寒別岳のようにスタートダッシュしないように慎重にペース配分を考えて進む。
7.途中中華系の4人をパスさせ、ゆっくり進む。4合目まではそれほどきつくない傾斜、ジオグラフィカの四合目は実際の手前になっており???で進むうちに通り過ぎたと思った四合目が現れ、ガックリ休憩する。
8.休憩中に後続の壮年男性が話しかけてきた。➡羊蹄山は何回目?☜初めてです。結構きついといわれてますね?☜そうですね。自分は4時半に苫小牧から来ました。☜私は札幌から4時10分に出てきました。これからガレ場があったりしんどそうですね。☜そうですね。それではお先に...。
9.6合目からガスが出てくる。予報は晴のはずなのに!
10.八合目を過ぎて少し進むと、視界が開けて稜線が見えた。おおっ!いよいよ頂上か!興奮し、疲れが軽減される。
11.途中避難小屋の分岐を過ぎるとポツッと雨粒のようなものが当たる。雨が降り出したらやっぱりポンチョかなあと考え乍ら、やっと火口外輪山分岐に到着。しかしガスで周囲は真っ白。火口もなにも見えませ~ん。
12.ここで時計回りに山頂から降りてきた若い女性に、頂上の状況尋ねると晴れていましたよという返事。休憩に入る様子だったので、どちらからですか?と尋ねると、昨日利尻山に登り今日、羊蹄で、利尻は雨。且つテント泊で来ているのでザックが重く...と疲れた様子。そしてそのようなハードな行程は無茶だとすれ違った登山客に怒られたと悲しそうにおにぎりを取り出した。それにしてもテント等の装備を担いで結構きつい2座を回るとは!気を付けてくださいと別れ、時計回りに進む。
13.旧頂上あたりまではずーっとガスの中で、気持ちも沈むが、ここから少し晴れ出して頂上が見えてきた。
14.また、火口の全容も見ることが出来た。結構大きい。頂上手前で中華系4人が写真を撮っている。
15.ようやく山頂。山頂には3~4組くらいの先客がおり、頂上の自撮りを行い、即、頂上下部の岩場で昼食準備に入る。
16.昼食はセコマのおにぎりと玉子焼き、手稲山の反省を踏まえてオーソドックスなおかず。それと持参したFD味噌汁と食後のコーヒー。
17.ヤッパリ、味噌汁はいい!おにぎりに合う!
18.コーヒーをのみながら景色を堪能。しばし、帰りのコースを思案。岩場へ結構きつそうだし...。しかし、あまり来れないのだから時計まわりで下山することとした。
19.岩場は以前登った西穂高の岩場を思い出させるほど。
20.途中、4合目で会話した壮年男性に遭う。曰く、この岩場結構きつくて、またガスで道迷うところ。ひどいところ!岩場でポールは役に立たず、途中にデポしたのでそっとしておいてほしい云々。
21.その話を聞き、慎重にいかねばと思う。そのあと若い女性二人とすれ違い、女性が来れるのだから大丈夫かと...。
22.結果、けっこうなアップダウンのある岩場であった。
23.火口外輪山と真狩コースの分岐に到着。本格的な下りになってからの水交換は面倒と思い、残っているポカリを一所懸命に吸い尽くそうとしたが、結局飲み切れず、下山途中で交換することとした。
24.帰りはガスがところどころかかっているものの、真狩村や登山口方面、洞爺湖も遠望できルンルン気分で下山する。気持ちとしてはしばらくこの景色を楽しみたいところ。
25.7合目でポカリが無くなり、自作の補給液に切り替える。(山本正嘉先生の本に載っていたもの)早速味見。お味はなんとなく間の抜けた味。冷凍してたので半分ほど溶けたものだが、どうも塩分に味が強く、塩水の薄い感じで、おせじにも美味しい!というものではなかった。
26.しかし、その効果は抜群と感じた。なにせ、飲んだ直後は、それまでの疲労感がキリが晴れたようになくなる。気のせいかと思いながら進むが、何度か繰り返すうちに、この補給液の効果は気のせいではないことがわかった。やはり塩分は重要なんだとあらためて思い知る。しかし、すべて融けたときには塩分よりも砂糖の味が強くなったのはなぜだろう?。
27.それと、芦別岳や暑寒別岳の時のような足のハムストリングのこむらがえりはなかった。やはり塩分(Na)効果なのだろう。次回からは必須。
28.また、前日購入したスマホケース、これは大変便利。前回までウェストポーチに入れていたのだが、チャックを開けていろんなものが詰まった中にまた戻すのが面倒であったのが、これが大変使いやすい!これはいい!
29.同時に買った既存の眼鏡に装着できる着脱可能なサングラス。これも慣れたらいいもの。
以上、本年三回目の本格山行でした。
山本先生流に言えば、7メッツの登山で装備は体重の12%、山行時間は約8.5時間、消費カロリーは約4,400kcal。帰宅後の体重は1.5kgは減少していた。やっぱり登山は激しい運動、だけどいいねえ。

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フォトギャラリー:38枚

早朝、倶知安町に入ってから眺める羊蹄山。なんとか天気もよさそう!

真狩自然公園駐車場から。

登山口

南コブ分岐からの登山道

870m付近から。徐々に高度が上がる。

四合目。ジオグラフィカの案内よりもまだ先です。

1300m付近。ガスが出てきた!

このあたりから植生がダケカンバに変わってきた。冬季間の豪雪での影響でひん曲がっている。

七合目

八合目

八合目を過ぎてようやく稜線が見えてきた!ワクワクしてくる。

このあたりからハイマツも徐々に少なくなってくる。

左は避難小屋、自分は頂上へ向かう。

1680m付近から見上げる。稜線は火口外輪山。ガスが広がっている。予報では晴なのに...。

同じく。時たま雨粒らしきものが顔に当たる...。やめてくれぇ~!

外輪山分岐。この方向は反時計回り。

同じ場所から、この方向は時計回り。どちらもガスガス。

比羅夫方面登山道分岐。

火口方面、ガスでなにも見えません。

しかたないからイワギキョウを撮る。

少しガスが薄くなると、火口底が見え始める。期待感増すが...。

子釜、母釜方面分岐。

1892.7m地点から京極町方面を見る。ガスも切れだし、ちぎれ雲が眼下に広がり高度感が増す。

同じ場所から頂上方面。やっと火口に全体像が見え始める!

同じく火口底。

頂上到着!

頂上直下で昼食準備。お湯を沸かしています!

直下から頂上。広角レンズに替えたので遠く見えますが、実は近いのです。

頂上から、帰路の岩場を見る。なんだか険しそう。無事に通過できるか心配。

頂上から振り返る。ここを通ってきました。これから通る岩場と比べると優しい道。

意を決して岩場を選択、進みだして頂上を振り返る。

登山口方面を見下ろす。

洞爺湖が見えます。

やっと険しい岩場を過ぎて、見覚えのある真狩コース分岐点が見えます。

火口の底。

分岐を過ぎて下山中、ナナカマドの実が赤くなっています。紅葉の時期は真っ赤だろうね。

しばらく降りて振り返ります。火口外輪山の稜線と青空のコントラストが最高です。降りるのが名残惜しい。

途中でシマリスが見送ってくれました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器 ストーブ ライター
カップ クッカー
【その他】 水分はポカリスエット1.5L、経口補給液(塩3g/L、砂糖40g/L)2.0L、コーヒー用水0.6L
行動食 アーモンドチョコ、オレオ、ココナッツビスケット、ダカラ・塩分補給飴
昼食 セイコーマートお握り・卵焼き等のおかず(倶知安町内で調達)フリーズドライ味噌汁
コーヒー・緑茶

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登った山

羊蹄山

羊蹄山

1,898m

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