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編笠山~権現岳(マウンテンタクシー利用)

編笠山、権現岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (えいちゃん さん )

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行程・コース

天候

晴れときどき曇り

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 【行き】小淵沢より一般タクシーで観音平へ(3400円)
【帰り】観音平よりマウンテンタクシー(乗合タクシー)で小淵沢へ(1000円)

この登山記録の行程

【1日目】
観音平(10:23)・・・雲海(11:11)[休憩 10分]・・・押手川(12:05)[休憩 10分]・・・青年小屋(13:35)[休憩 73分]・・・編笠山(15:22)[休憩 10分]・・・青年小屋(16:00)

【2日目】
青年小屋(07:07)・・・権現岳(08:45)[休憩 10分]・・・三ツ頭(09:51)[休憩 10分]・・・木戸口(10:58)・・・八ヶ岳横断歩道(12:35)・・・三味線滝(12:48)[休憩 10分]・・・観音平(14:11)

※地図では三味線滝へのルートが記録されていません。

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,487m
下り約1,487m
コースタイム
標準9時間20
自己10時間38
倍率1.14

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

台風も何とか過ぎ去り、天気も回復。今回は青年小屋でテント泊して編笠山から権現岳を登る。久しぶりに満腹感の出る岩峰を登った。
昨年8月にも編笠山を登っているが、早くも1年過ぎた。昨年は「観音平周辺には長蛇の路上駐車だ。バス路線を作ってくれると嬉しいのだが。」などとつぶやいていたが、今年から小淵沢からの乗り合いタクシー(マウンテンタクシー)が出来ていた。
https://www.mountaintaxi.jp/

ただ、時間が小淵沢10時発で不便な時間だ。マイカーで登る人も多いので、10時スタートだと、テント場は、いい場所は、埋まっている。ましてや、今日はシルバーウイークの祭日で、最初の晴れの日だ。
しかし、今回は行きは既に予約が一杯で予約できず、同じ10時発で一般のタクシーを呼んだ。帰りはマウンテンタクシーの観音平発15時便を予約出来た。

【1日目】
観音平で登山届を提出して登山開始。天気よく、途中の雲海の休憩場所からは富士山が見える。今年はテント泊装備だが、昨年、日帰りの軽い荷物で登った時と、ほぼ同じ時間で登っていくことができた。
青年小屋のテント場は、やはりだいぶ埋まっており、なんとか張ることはできたが、後から登ってきた人は張る場所にだいぶ苦労していたようだ。緊急事態宣言下とは思えないほどの繁盛ぶりだ。
(一応、自分は、2回のワクチン接種後2週間以上たっているので心配はしていなかったが。。。)
テント設営後、編笠山に登る。このころには山頂付近にだいぶガスが出てきて、残念ながら、山頂は真っ白で展望はなかった。
編笠山から降りてきて、乙女の水を汲みに行く。この水場の近くは大規模な崩壊地になっている。昨年はちょろちょろだったが、今年は雨が多かったせいか良く出ていた。

【2日目】
青年小屋の朝はかなり冷えこんだ。もうテント泊シーズンも終盤だ。
朝は天気よくスタート。厳しい岩場の待つ権現岳へ向かう。
西ギボシの登りでは怖いのと、人が多いのとで、写真どころではなくなってしまった。
東ギボシでも厳しい岩場が続く。長い緊張感のため、東ギボシの頂上は登る気がせず、パスした。
権現小屋を過ぎると、権現岳山頂へはすぐだ。山頂直下でザックをおろして山頂岩場を登り、無事登頂。その後、三ツ頭へ向かう。三ツ頭ではウラシマツツジの紅葉が綺麗だった。
この先は、長い下りが続く。
木戸口を経て、八ヶ岳横断歩道との分岐に出ると、観音平も近い。ほぼコースタイムに近いが、乗り合いタクシーの時間には。随分と時間が余ってしまう。
少し寄り道して、東に15分ほど歩き、三味線滝に立ち寄った。
こじんまりとした小さな滝だが、涼しく、静かな場所で良いところだ。水も補給できてゆっくり休憩。この滝から観音平まで、最後の1時間ほどの歩きとなる。
観音平でも50分ほど時間が余ってしまったので、延命水を見に行った。ここは飲用不可となっていて、三味線滝に立ち寄って正解だった。
帰りは観音平からマウンテンタクシーに乗る。同乗者は自分を含め3人。他の2人も、予約が一杯で昨日の10時便には乗れず、普通のタクシーに乗ったそうだ。

マウンテンタクシーだが、七丈小屋の花谷さんという方が、かなり苦労して実現されたとのこと。
行き帰りの時間が、10時発の15時帰りなので、編笠山への日帰りには利用できない時間だ。今回テント泊としたが、シルバーウイークなど、混雑するときは、テント場が一杯になる可能性もある。1年目なので、今後の改善に期待したい。

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フォトギャラリー:58枚

観音平(1560m)を出発

最初は美しい広葉樹林の登山道

雲海(1880m)で小休止。

雲海からの富士山

目印を見失わないよう登って行く。

押出川(2100m)に到着。

この先、大きな岩とぬかるみの多い道となる。

青年小屋まで20分の標識

青年小屋到着。編笠山には少しガスが出ている。

テント場はかなり埋まっている。

シラタマノキ

編笠山山頂。残念ながら真っ白だった。

乙女の水をいただきに行く。

夕方、少し晴れて、明日登る権現岳が見えた。

2日目。編笠山はきれいに晴れ渡った。

権現岳方面も晴れている。

最初の小ピーク。のろし場(2530m)

のろし場から阿弥陀ヶ岳

のろし場から西ギボシ

のろし場から編笠山

のろし場から富士山

西ギボシを登って行く。この先、怖い岩場が多く、かつ人も多く、写真どころではなくなったので、あまり撮影できていない。

西ギボシ頂上

東ギボシ

その先のクサリの登り。

さらに鎖の登りが続く

権現小屋と権現岳。

赤岳とキレット小屋方面

権現小屋から東ギボシを振り返る。緊張が続いたので、東ギボシは山頂をパスした。

山頂直下から権現岳山頂岩場を仰ぐ。

イブキジャコウソウ

権現岳山頂

イワギキョウ

ハクサンイチゲ

タカネナデシコ

ヤマハハコ

山頂裏の祠

コケモモの実

編笠山を見下ろす。

ミネウスユキソウ

ウメバチソウ

ミヤマコゴメグサ

三ツ頭

三ツ頭手前。緑の苔と、ウラシマツツジの紅葉のコントラストが美しい。

三ツ頭

前三ツ頭分岐。ここから長い下りを降りてゆく。

木戸口(公園)。公園という雰囲気ではない。背後のダケカンバの枝ぶりが立派。

ヘリポート跡には、ベンチが置かれていたが、残念ながらガスで、展望はなかった。

トリカブト

八ヶ岳横断歩道との分岐

三味線滝

三味線滝から観音平までは1時間程度。

途中、谷と堰堤があるが、水は流れていない。

観音平への登り

美しいカラマツ林

観音平到着。

延命水に立ち寄る。飲用不可だった。

マウンテンタクシーで小淵沢へ。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 青年小屋のテン泊登山お疲れ様でした。実は私は20日に日帰りで反時計回りに同じルートを歩きました。ベンチのあるへりポートから富士山がすっきり見えましたが、これがこの日最後の富士山となってしまいました。稜線のガス、とにかく残念でしたね。午後3時過ぎに観音平に到着しましたが、ちょうど乗り合いタクシーが到着していました。初めて見ましたのでちょっと感激して家族に話をしましたら、それの記録が出ているよ、と教えてくれたので拝見させていただきました。

  • yasuhiro さん。同じ日に登られたのですね。こんな長いルートを日帰りなんてすごいですね。
    マウンテンタクシーは編笠山日帰りには時間的に不便ですが、今まで長いこと公共機関がなかったことを考えると画期的で、なるべく乗って応援したいと思っています。次は来月当たり、日向山かな?

  • あんなにたくさん花が咲いているの気づきませんでした。トリカブトだけはやたら咲いてましたが。ミネウスユキソウを見たかったです。私も別の登山口に降りるためにタクシーを利用しようと思いました。ありがとうございました。

登った山

権現岳

権現岳

2,715m

三ツ頭

三ツ頭

2,580m

編笠山

編笠山

2,524m

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