行程・コース
天候
初日・二日目はほぼ晴れ 三日目は晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往路:芝沢ゲート駐車場に駐車し、易老渡まで徒歩
復路:西沢渡から芝沢ゲート駐車場まで徒歩
この登山記録の行程
【1日目】
易老渡(06:00)・・・面平(07:30)[休憩 15分]・・・易老岳(10:35)[休憩 30分]・・・三吉平(12:00)[休憩 10分]・・・イザルガ岳分岐(13:00)・・・光小屋(13:10)[休憩 10分]・・・光岳(13:40)・・・光小屋(13:55)
【2日目】
光小屋(05:00)・・・光岳(05:20)・・・光小屋(05:35)・・・イザルガ岳分岐(05:45)・・・三吉平(06:20)[休憩 20分]・・・易老岳(07:45)[休憩 15分]・・・希望峰(09:20)・・・茶臼岳(10:20)[休憩 30分]・・・横窪沢分岐点(11:05)・・・南岳(12:40)[休憩 30分]・・・聖平小屋(14:10)
【3日目】
聖平小屋(05:00)・・・薊畑分岐(05:25)・・・小聖岳(06:25)[休憩 15分]・・・聖岳(08:00)[休憩 40分]・・・小聖岳(09:30)[休憩 10分]・・・薊畑分岐(10:25)・・・西沢渡(13:25)[休憩 20分]・・・便ガ島(14:25)・・・易老渡(14:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2021年の5月頃から様子を伺っていましたが、通行止めだった林道が7月1日より芝沢ゲートまで通行可、加えてコロナ禍で南アルプスの山小屋は営業せず、避難小屋は解放とのニュースに「食べ物さえどうにかすれば、テント担がず無料泊で念願の光・聖縦走ができる!」と思い、チャンスを待ってやっと実行にこぎつけました。(当然、小屋ではマスク着用)
初日:
「本当にここでOK?」と疑いたくなる真っ暗な林道を車で走り、2:30頃芝沢ゲートPに到着。この時点で駐車台数は十数台。4時まで仮眠後、準備を整え易老渡に向けて出発。易老渡から易老岳までひたすら樹林帯の登りに、然程暑くもないのにバテバテ、水も大量消費。途中で富山からの登山の方と話し込んで意気投合(と思っているのは自分だけ?)し、この後下山までずっと行動を共にする(引っ張ってもらう)。コロナ巣ごもりですっかりヤワになってしまった体は、易老岳到着時点ですでに悲鳴を上げていたけど、誰も連れて行ってはくれないので根性で光小屋まで登りきる。イザルガ岳分岐の水場が活きていて助かりました。翌日の行程を考え、さらに根性出して空身で光岳山頂・テカリ石までピストン後、夕食をとって爆睡。小屋泊は20人程度、テントは5張くらい?
二日目:
天気はほぼ快晴。ご来光を小屋そばで待っていて、ふと「隣の山(イザルガ岳)の方が絶対眺望良いよな」と思い、慌てて荷物をかたしてイザルガ岳まで移動し、ご来光を激写しまくってから縦走へ出発。前日の疲労もあり、朝イチ光岳から一旦下って易老岳までの登り返しがなかなかハード。易老岳から茶臼岳まではアップダウンを繰り返しつつ美しい林の中を稜線歩き。茶臼岳手前から聖岳方面も眺望がよくなりテンションが爆上がりも、この時点でおそらく残り体力(主観)は3割程度。横窪沢分岐付近でエネルギー補給と休憩。ここから上河内岳まではなだらかでアップダウンも少ないと(地図を見て勝手に)思い込んでいたら実際はかなりキツく、上河内岳へは登らず。さらに南岳へのタイトな登り道でほぼ体力はスッカラカンに。ここから聖平までの下りは殆ど惰性で、足元に気を付けていた以外はあまり記憶も写真も残っていない。息も絶え絶えで聖平着、避難小屋で食事を取り爆睡。小屋泊はやはり20人程度、テントも20張くらい? イザルガ岳以降、経路上(茶臼小屋除く)に水場はなかった筈です。
三日目:
薊畑分岐でザックをデポし、空身でガレ場をひたすら登り聖岳へ。頻繁にガスが流れてきて最高の天気とまでは言えなかったが、山頂付近は時折ガスが切れてシャッターチャンスも意外とあり。赤石岳方面の眺望は殆どダメだったが、反対側は光岳方面からの縦走路の全貌が拝め「よくここまで来れたもんだ」と感動。…が、ここからが大変。薊畑で再び背負ったザックの異様な重量感を感じつつ、荒れた山林の急な尾根道をひたすら2000m(聖岳山頂から)下って下って時に転んで、漸く西沢渡へ到着。さらにここからまだ8kmの林道歩きが待っているので、裸足になって冷たい川水に足を浸けてしばし休息。聖光小屋・易老渡を経由し、ホントに足を引きずるようにして芝沢ゲートまで帰着した時には既に17時前でした。とりあえず一番近そうな「遠山郷 かぐらの湯」で入浴後、飯田IC近くまで戻り「8番らーめん」で夕食を取って高速に乗ったら…体力の限界からか猛烈な眠気に襲われ、結局恵那峡と養老のSAで睡眠を取り、翌朝の帰宅となりました。
《感想》
正直、甘く見ていたつもりはなかったけど想像以上に大変でした。冒頭も書きましたが、富山の方と出会えてなければ、二日目に易老岳からまっすぐ下山していたか、茶臼小屋でさらに1泊していた可能性大。ソロ登山には慣れっこのつもりでしたが、同行者の有無は目標達成にも大きく影響するということがよくわかりました。
きちんと体をつくっていないと苦労するいい例だと思っていただければ…。
※コースタイムはきちんと入力できていませんが、初日&二日目は各々+2時間くらいかかっています。
フォトギャラリー:102枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
| 行動食 | トレッキングポール | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
| クッカー | カトラリー |










































































































