西吾妻山（白布温泉）

日帰り

西吾妻山、西大巓（東北）

2021.09.28（火）

パーティ： 1人 (つちのこくんさん )

つちのこくんさん

行程・コース

天候

晴れ（山頂付近は9時頃からガス）

利用した登山口

白布温泉　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：地図の出発点になってる白布温泉には、登山者用駐車場はないみたい。暗い中うろうろと探し回ったが。で、ロープウェイ駐車場を使わせてもらった。駐車場は何段もあって、下の方に駐車。夜間に使えるトイレや公衆トイレは、温泉にもロープウェイ駅にもないみたいだった。

この登山記録の行程

白布温泉(05:26)・・・若女平(06:27)[休憩 7分]・・・梵天岩(08:05)[休憩 21分]・・・西吾妻山(08:39)・・・西吾妻小屋・・・西大巓(09:19)[休憩 30分]・・・西吾妻小屋(10:12)[休憩 7分]・・・若女平(11:33)[休憩 6分]・・・白布温泉(12:37)

コース

総距離: 約15.0km

累積標高差: 上り約1,545m; 下り約1,545m

コースタイム: 標準9時間5分; 自己6時間; 倍率0.66

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ここは景色を楽しむ山。飯豊山が「どーーん」と現れた時には感動した。朝日岳、鳥海山までくっきりと見えた。この日は9時頃には雲が湧いてきて、上部は夕方まで雲がかかってた。やはり早めに出発したい。
難しい所は無いし距離も累積標高もそんなにないし、今日は楽にのんびりと思ってたら、けっこう大変だった。若女平より上、標高1600ｍ～1950ｍの岩がすごくすべって危険。火山岩で一見ザラザラして見える岩も、ズルズルすべる。特に下りは、両手で笹や木を掴んで一歩一歩グリップを確認しながらで、全然進めない。この岩はすべらなさそうと思って手抜きをすると、「すこーーん」と。大コケはしなかったけど、何度か激しく手をつく。手の保護のためにも、しっかりしたグローブが必要です。天気は晴れが続いてたと思うんだけど。
水は3Ｌスタートで2Ｌ飲んだ。

フォトギャラリー：64枚

ロープウェイ駐車場から急な車道を下って登山口。下るということは、帰りは登り・・・。

しょっぱなから登山道が川になってる。この後も、水が流れてる所がちょいちょいある。

今日もドクツルタケさんに会えてうれしいわ

よろけてるピクトさんがかわいい。役所の会議で、じいさんたちが「危ない感じがたりないだにー」「もう少しよろけさせるにー」と会議してるのを想像してニヤニヤ。

赤いのに黒いのが混ざってるのもきれい

登山道のぬかるみに山サンゴがいっぱい落ちてた

きのこはかわいいなー

ここのゴゼンタチバナさんはみんな子だくさんやった

干しシイタケみたいな割れ目がステキ

登山道に倒木が何本も。枝がわさわさで、越えるのが大変。

今日もずんだ餅が落ちてた。ぱくっと食べたくなる。

紅葉は散り始め。紅くなりきらずに茶色っぽくなったみたい。

この子らもおいしそう

紅いコケもステキ

急登を終えて稜線？へ

ステキな木道歩き

西吾妻山

吾妻神社もここの景色もステキ

飯豊山が、どーーんと。御西岳あたりの稜線下に、まだ雪が残ってるのが見える。

朝日岳もステキ

梵天岩も景色がステキ。コーヒーを沸かしてのんびりと。

朝日岳と右に小さく鳥海山。月山は雲の中みたい。

西吾妻山

イロハ沼方面もステキ。こっちもリフト終点まで周回してくればよかった。

大きな岩をぴょんぴょんと渡って移動。隙間がけっこう深くておっかない。

八ヶ岳の高見石と雰囲気が似ている

神社の方に少し戻って、西吾妻山への分岐から西吾妻山

ラッパさんが元気に声掛けてくる

西吾妻山に到着。木に囲まれててなにも見えんので、さくっと通過。

小屋が見えてきた。帰りに見てこよう。

そして、西大巓。9時前からガスが湧いてきた。

西大巓へ向かうと、笹が出てきて歩きにくい。足元が見えなくて、気を付けててもちょいちょいつまずく。

アザミさんかわいい

チングルマさんの紅葉もきれいだ

西大巓の登り始めから西吾妻山を振り返る。ガスで隠れる前に写真撮っておいてよかった。

そして西大巓。草黄葉もステキ。

バイケイソウさんも最後まで楽しませてくれる

赤い噴石を見ると、やっぱり火山なんだなと思う

西大巓のすぐ下。笹が陽でキラキラ輝いて風で揺れて、すごくきれい。死ぬときにこの光景が脳裏に浮かんで「楽しい人生だったな」と笑って死にたい。と感じた。

西大巓に到着。ガスの境目で、風もあって寒かった。

紅葉の先に飯豊山。ガスで消えたり現れたり。

桧原湖もガスの中から時々現れる。南側は雲の中。磐梯山は見えんかった。

西大巓からの下り。ガスの風景もステキ。

西吾妻小屋に到着。白い玉がいっぱい。

ここもロフトがステキ。東北の小屋はどこもステキだわ。トイレもあったけど、ペーパーは全部芯だけになってた。

小屋前においしそうな赤い実もいっぱい

若女平へ下るんだけど、岩も土もズルズルすべる。岩は見た目がザラザラっぽいので騙されるが、ズルズルで本当に危険。両手で木や笹や岩を掴んで三点支持が多い。疲れる割に全然進めない。

GRIP手袋に本当に助けられた。笹や木をしっかり掴めるし、すべって何度か手を強く岩につくがダメージなし。岩場や鎖でも調子良い。暑い日は脱着がしづらいのと、ゴム臭くなるけども。
※教科書的には岩場や鎖は素手か指先の出たグローブが推奨されてます。デメリットを承知で、指の保護優先で使用。以前、軽く指先を軽く岩にかすっただけで、ざっくり切れたことがあったので。

紅葉と青空がステキ

若女平から下はやさしいブナの森。でも、若い女はいない・・・。

ちょい古いけども、クマさんのうんこがあった

天元台ロープウェイの高原駅が見える。よーく見ると、ロープウェイが走ってた。楽々でいいなー。

紅くて「むにっ」とした形がかわいい

ヌメリさんかな？おいしそう

見た目はおいしそうなんだけどな

きれいなピンクのキノコさん、初めて見た。画像よりも実物はもっとピンクだった。

白い娘もステキ

登山口すぐの沢がすごくきれい。夏だったら、ここで全裸で水浴びしてた。

登山口に到着。この後、駐車場までてくてく登る。

ぐったりと車道を登ってると、「うぉーーーい」と元気な声が。かわいいイモムシくんが。指を出すと、むいむいと乗ってきた。「ぴょっぴょっ」とのけぞってかわいいなー。

駐車場に到着。良いお天気で景色も良くて楽しかった。

温泉に入って、白布峠を越えて磐梯山の方へ。途中の展望台からの磐梯山。山頂付近は雲で隠れてた。西吾妻も見えたけど、こっちもまだ雲がかかっていた。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	タオル
帽子	グローブ	サングラス	着替え	地図	コンパス
ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）	修理用具	健康保険証
医療品	熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー	非常食	行動食	テーピングテープ
ストーブ	燃料	カップ	クッカー