行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
この登山記録の行程
武州日野駅8:30~9:33林道を行き過ぎて戻る~9:36取り付き点9:40~10:59ピーク835m11:05~11:18ピーク1003m(祠)~12:03ピーク1284m12:05~12:53蝉笹山~13:13熊倉山13:25~14:54駐車場~15:14谷津川林道コース(廃道)分岐~15:29白久駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
宗屋敷尾根は熊倉山の南東わずかの蝉笹山というピークから北東に伸びる顕著な尾根です。尾根道一本だし、何とかなるかと高を括り、取り付きだけ間違えなければ大丈夫と碌に下調べもせずに割と安易な気持ちで入山しました。それに調べても聖尾根を登り、宗屋敷尾根を下るという達人のレポートが多く、あまり参考になるものがなかったとも言えます。
下山後に気づいたのですが、2019/10/27のモンターニャさんのレポート
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=179521
にあるように、秩父中央林道起点からすぐのとこにあった尾根への取り付きの顕著な踏み跡は大雨によって流されたのだと知りました。後の祭り。なので、今回はその「幻の取り付き」を探して林道を随分行き過ぎて、やや戻った地点で踏み跡と赤テを見つけ、言わば尾根の東側から取り付いた(約20分のタイムロス)のですが、目指す赤テはグズグズの斜面の遥か上にあったりして、この直登は無理!と思い途方に暮れていたら、水平方向への踏み跡を見つけ、それを北側へ辿ることしばしで、本来の尾根筋に取り付くことができました。秩父中央林道起点辺りで強引に取り付けば多分そこが尾根筋なので無駄がないと思います。
一旦尾根に出てしまうと、踏み跡は割としっかりしていて、途中鹿ネット沿いが歩きにくいことを除けば、高度をグイグイ稼げるような尾根歩きでした。レポで話題の大岩の巻きも登りに使う場合は、さほど迷うこともなく巻き終えて稜線に復帰することができたように思います。
出だしで失敗し、時間をロスしてしまったので、シラカケ岩の眺望は諦め、熊倉山の祠に澤乃井をお供えし、無事の登山を報告し、白久駅へ急ぎましたが、城山コースの小幡尾根もやっぱり急坂で、思った以上に体力を消耗してしまった一日でした。
聖尾根~熊倉山~宗屋敷尾根とかその逆コースとか凄すぎます
フォトギャラリー:36枚
熊倉山から左に伸びる顕著な尾根が今日の目的の宗屋敷尾根
林道までのルートが分かりにくいので、明ヶ指のたまご水をグーグルマップで目指して歩きました。この標識では明ヶ指のたまご水は左を指していますが、グーグルマップの言う通りに標識を右へ
林道に出たのであとは道なり
唐突に林道の右後方から道が交差しますが構わず進みます
道が分かれます。右は秩父中央林道で、その起点のようです
尤もその先は行き止まり。地理院地図では先に延びているなのですが…ここは左に、このすぐ先にあるはずの取り付きを探したのですが、見当たらず、
随分先まで歩いたとこでこの踏み跡と上の赤テを見つけ取り付き。踏み跡は直ぐに消えてグズグズの斜面を彷徨いました
水平方向の踏み跡を見つけ北側に辿ったら尾根筋に出たようです
踏み跡バッチリ。一安心です。あとは植林地をひたすら登るだけです
鹿ネット沿いは歩きにくい
森林公社(埼玉県農林公社森林局)が造林したようです
左は県有林。比較的整備されています
ネットの向こう(森林公社林)は、こんな感じ。酷い状態です
鹿ネットが終わると、右側は広葉樹林に
ヌタ場です。この区間のレポでお馴染みのようです。使用感が凄かったので、緊張しました。
P836mにある下山時の道しるべ。「日野駅方面」を指しています。方向が正確とは言えませんが、尾根直進ではないよという意味かと
P1003の祠。皆様のレポで拝見したものを確認できると、大袈裟に言えば「自信が確信に変わります」
解読不能
右の樹間に熊倉山?
ちょっと岩が、そういえば大岩の巻きがこのルートの核心でした。心してかからねば
P1284。ここは景色が開けます。本コース中一番?
熊倉山とか
下りに利用した時のため反対側には下山時の道しるべが。不正確とのご指摘もあり、落ち着いて方角をよく確認しましょう
正面に見えるのは蝉笹山でしょうか?
大岩の途中で、クラックが見事です
大岩を巻き終えて稜線に復帰したとこで、大岩を振り返り
結界その1。これを出ると破線ルートに戻ります
トラロープ越しに宗屋敷尾根を。あまり歩きたいようには見えません(笑)
蝉笹山です
ほんの少し紅葉してました
結界その2。これを出たので、これからは一般道です
熊倉山の祠に澤乃井をお供え。
熊倉山で休憩




