行程・コース
天候
快晴、軟風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
長野自動車道の「松本IC」を出て、国道158号線を「上高地・高山」方面へ向い、「釜トンネル」前を左に曲がり安房峠道路の「平湯IC」を出たら国道471号線を「神岡・新穂高」方面に直進します。高原川を渡った「栃尾」を右折して県道475号線を「新穂高」方面進み、「蒲田トンネル」を抜けて橋を渡った先を「中尾高原」方面へ右折して舗装道を登ると「合掌の森中尾キャンプ場」を過ぎた先の左手に、看板と15台程度駐車可能な未舗装の駐車場が有ります。「松本IC」から約63km・100分です。簡易トイレが有ります。
この登山記録の行程
「中尾温泉口」駐車場(05:45)・・・焼岳登山口(06:00)・・・「白水の滝」展望所(06:30)・・・鍋助横手(06:55)・・・秀綱神社(07:45)・・・焼岳小屋分岐(07:55)・・・旧中尾峠(08:20)・・・焼岳山頂(09:10)[休憩 15分]・・・旧中尾峠(10:10)・・・展望台(10:20)・・・焼岳小屋(10:30)・・・焼岳小屋分岐(10:45)・・・秀綱神社(10:55)[昼食 10分]・・・鍋助横手(11:30)・・・「白水の滝」展望所(11:50)・・・焼岳登山口(12:15)・・・「中尾温泉口」駐車場(12:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
飛騨山脈の槍・穂高連峰の外れ南端に位置する「焼岳」は、活火山で人気の百名山です。
一般的に多くの登山者は長野県側の「中ノ湯温泉」か「上高地」からの登山ルートですが
今回は岐阜県側の「中尾温泉」からアプローチしました。1台もいない静かな駐車場から
前の車道を登り、轟音と激しい噴煙の地熱発電所の工事現場を過ぎて15分ほど登ると
「焼岳登山口」に着いて入山します。登山道は主稜線までずっと狭く、急登が続きますが
人気の「焼岳」なので整備されてます。急勾配にジグザグにつけられた登山道の際には
多くの巨樹が育っていて、そのたびに立ち止まり、疲れる事なく楽しく登ることができます。
遠くに「白水の滝」を見て登り、足元がガレてくると「雨量観測所」「秀綱神社」に着きます。
さらに登り「焼岳小屋」への分岐を過ぎると、登山道も見えない笹の藪漕ぎが始まります。
こんな道が人気の百名山へのルートかと思うと、若干うれしいような気持ちにもなります。
スタートから約2時間30分で900m登り「西穂高岳」から伸びる稜線上の「旧中尾峠」に
飛び出します。目の前には「梓川」をはさんで「蝶ヶ岳」からの「長塀尾根」が広がります。
平日ですが、この稜線からいきなり登山者の姿を多く見始めて人気の山を再認識します。
右手の噴煙上がる活火山の「焼岳」を目の当たりにして、いよいよ「焼岳」に取り付きます。
ザレ場を登って行くとガレ場に変わり、噴煙の中を進むと、さらに岩が大きくなってきます。
振り返ると「奥穂高岳」の左には「槍ヶ岳」が見え始め、振り返る回数がどんどん増えます。
左にトラバースしながら登り続けると、完全な岩場となり、登る岩を見上げるようになって
その岩頭が「焼岳」の山頂です。「旧中尾峠」から岩場を約330m登り続けて、登頂です。
山頂からは「槍ヶ岳」から「乗鞍岳」まで、360度見渡せることができ、日本百名山をその
山の姿と展望に感じることができます。そこそこ広い山頂で、ぐるりと歩いて景色を楽しみ
名残惜しく往路を下山しますが、目の前の小高い展望台に登り、もう一度振り返りました。
そのまま稜線を直進(北進)して下って、「焼岳小屋」から「新中尾峠」経由で下山しました。
一旦稜線から外れると再び静かな登山道となり、誰も駐車していない駐車場に戻りました。
「中尾温泉」からのルートで登る方は少なく登山道も狭いですが、多くの自然と巨樹が近く
深くて美しい混交林を眺めながら、人気の山を独占して静かに登れる、秀逸なルートです。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
| 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ライター |





























































