行程・コース
天候
快晴!
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
桜公園駐車場に6:24着
駐車場はがんばって10台ぐらい停められそうな感じで4台目でした。もっと林道を入ったところに停めている車もありました。
この登山記録の行程
桜公園(06:38)・・・[休憩2分]・・・林道出合(07:09)・・・[休憩 4分]・・・滝子山(09:22)[休憩 13分]・・・大谷ヶ丸分岐(09:47)・・・大谷ヶ丸(10:47)[休憩 47分]・・・曲沢峠(12:29)[休憩 5分]・・・道証地蔵(13:38)・・・桜公園(14:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
滝子山南陵は寂しょう尾根と呼ぶようですね。
桜公園から歩いて大鹿川の橋を渡ってしばらく行くと、右側に「寂しょう尾根危険!注意!」の看板(写真)があるところを入ります。このルートほとんど道標はなく、この後林道に出ますが、林道から尾根に入るところに道標があり、次は滝子山と浜立山の間の尾根に出たところにあります。
昭文社の地図では、このルートは破線になっていて上級者向きと書かれてますが、それほどではないような気がします。ただし、ルートに入ってすぐ、小屋のあるあたりは道が分かりづらいところがあります。岩場には鎖はほとんどなく、一か所だけでした。赤ペンキはたまにあります。登るルートは明示されてないので、ルートを見極めていく必要はありますが、足掛かりは豊富なので、それほど難しい箇所はありませんでした。
ある程度登って振り向くと、真っ白な富士山が木々の間から頭を出してました。「やっと気づいたか」と言われているようでした。
さらに登っていくと、やはり雪を被った南アルプスの山々も木々の間から見えてます。天気が良いので東京のどこかまでは断定できませんでしたが、ビル群も見えました。木が邪魔しなくて富士山が見えるところで写真を撮って休憩しましたが、その直後から岩場が始まり、やせ尾根が続きました。しかし、脅かされた割には、あれ?という感じで花立山との分岐点に着きました。
滝子山山頂からは正面に富士山が見える他、八ヶ岳や金峰山、大菩薩、奥多摩、丹沢等々、ぐるっと一周展望が開けてます。南アルプスだけは木が邪魔して見づらかったです。
滝子山から大谷ヶ丸へのルートはとても静かで、だれにも会いませんでした。ただし、落ち葉がすごくて、尾根が広くなっているところはルートが非常にわかりづらい、というか全然わからない状態で、いつの間にか赤リボンがなくなっていました。GPS地図で確認すると少しルートを外れていたようで、修正して正規ルートに戻っても、やはり落ち葉がすごくて踏み跡がまったく見えず、頼りは赤リボンでした。
大谷ヶ丸の山頂に着いた直後、タイミングが合ったのか複数の人が来ましたが、すぐに皆行ってしまい、私の他はもう一人だけ。山頂の端、南アルプスの白峰三山を望む特等席で昼食としましたが、とても静かでした。風はほとんどありませんでしたが、気温が低いようで、手袋してないと手が痺れてきました。
大谷ヶ丸から曲沢峠へのルートもまたとても静かで、すれ違った登山者は一人だけ。樹林帯ですが、葉が落ちているので柔らかな日差しを浴びながら歩いていると、木々の間から南アルプスの南部から白峰三山、鳳凰、甲斐駒が代わる代わる姿を見せてくれます。少し方向が変わると八ヶ岳や金峰山。ルートの右側が木々がいっぱいになって見えづらくなったと思ったら、今度は左側の木々の間から富士山。魂が洗われるようなルートでした。
曲沢峠からすみ沢に向かうトラバース道では途中倒木により道が塞がれてました。強行突破しようとしたら、木の下を這いつくばらないといけないような状況だったので、辺りを見まわしてみたら下の方が迂回できそうだったので少し戻ったところ、上の方がもっと歩きやすそうと思い、さらに少し戻ったら、ちゃんと上を迂回する踏み跡がありました。あまりに気持ちいいのでボケーっと歩いていて気づかなかったようです。
沢に下る区間は斜度もけっこうあり、滑りやすい箇所もあるので要注意です。
滝子山山頂からは、登り口ぐらいの低いところ紅葉がきれいそうに見えていて、そんなきれいなところあったっけ?と思いましたが、下ってきてもやはり、いくつかきれいに色づいている個体はありましたが、あとは茶色っぽかったです。でも少し遠目で山を見ると紅葉がきれいに見えました。きっと近くで見ると赤はあまりなく、茶色なんでしょうね。
山中で出会ったのは15人ぐらいでした。この日は家の近くまで戻ってきても空は晴れわたっていて、とても気持ちの良い一日でした。
フォトギャラリー:24枚
寂しょう尾根ルート入口。写真撮ったのは帰りです。
寂しょう尾根。葉がきれい。
登っている途中で富士山が顔を出していた。
岩場が始まる
南アルプスも見えてくる。南ア南部。
真ん中あたりにビル群が見えるのですが、写真だとわからない。
浜立山分岐
滝子山手前のピークから
滝子山山頂
滝子山山頂から大菩薩方面
滝子山山頂から八ヶ岳方面
滝子山山頂から奥多摩方面
大谷ヶ丸への道の途中踏み跡不明。しかし、ルートから外れていた。
正規ルートに戻っても踏み跡不明
大谷ヶ丸山頂
大谷ヶ丸から白峰三山
防火帯に入らないように。ルートはもっと右です。
こちらがルート
コンドウ丸
曲り沢峠
道をふさぐ倒木
もう少し手前、左側に踏み跡。
残っていた紅葉
近くの山の紅葉。茶色っぽい。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
【その他】 スマホ、モバイルバッテリー、折りたたみ椅子 |
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