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本社ヶ丸 宝鉱山から二つのルートを巡る

本社ヶ丸( 関東)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

薄曇り

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 富士急行線都留市駅~宝鉱山バス停
(往き2,990円 帰り3,710円)
※バスで行く場合は、都留市駅前9:45発 宝鉱山バス停発16:20 17:20(平日の場合)

この登山記録の行程

都留市駅(この時間は迎車)8:34--(タクシー)--8:45 宝鉱山バス停 8:50--(6分)--8:56 林道黒野田線分岐 8:56--(9分)--9:05 コテージ向かい林道分岐 9:05--(21分)--9:26 林道分岐 9:26--(8分)--9:34 林道終端登山口 9:34--(26分)--10:00 二つ目の沢 10:08--(19分)--10:27 鉄塔脇 10:27--(23分)--10:50 巻き道 10:50--(10分)--11:00 鉄塔展望台 11:17--(43分)--12:00 からかさ岩分岐 12:00--(10分)--12:10 本社ヶ丸 12:30--(13分)--12:43 からかさ岩分岐 12:43--(26分)--13:09 からかさ岩 13:10--(44分)--13:54 鉄塔 14:00--(14分)--14:14 鉄塔 14:14--(8分)--14:22 けいごや橋登山口 14:23--(5分)--14:28 宝鉱山バス停(迎車)14:37--(タクシー)--14:47 都留市駅

コース

総距離
約8.1km
累積標高差
上り約1,021m
下り約1,020m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

本社ヶ丸に登るのに、都留市宝鉱山から二つのマイナーコースを歩いてみる。往きは沢沿いの道、帰りは尾根筋の道。どちらも赤テープが誘導してくれるが、沢沿いの道は、踏み跡が薄かったり切れ落ちて歩きにくいところがある。途中まで林道が通じているのは良かった。尾根筋の道は、鉄塔のところ以外は踏み跡もしっかりしているが、急下降が続き、なかなか疲れる。

都留市駅は、富士急行線のかつての拠点駅の面影を残していて、日中はタクシーも停まっているようだが、朝早いとタクシーを呼ぶことになる。登山口の宝鉱山へはバスも出ているが、本数が少なく、出発時間も遅い。バスを使っての計画も作ってはみたが、日の短い季節でもあり、初めてのコースということから、今回はタクシーを利用することにする。
終点の宝鉱山バス停は、「宝の山ふれあいの里」用であろうか、広い駐車場の所にある。そこから車道を5分ほど歩いて行くと、右折して林道黒野田線に入っていく。右折せずに真っ直ぐ行けば、三つ峠山北口登山道に至る。
林道黒野田線を暫く行くと、「ふれあいの里」のロッジのところから新たな林道が分岐していて、そちらに左折していく。標高を上げていくと、森のサテライトやムササビタワーの施設を経て、また新たな林道の方へ左折していく。その先でゲートのある林道が続いているが、そちらには行かず、右手に急カーブして道なり行くと、林道終端となる。
ここが登山口。直ぐに堰堤の右側へと登って行くが、踏み跡が薄いので、赤テープを良く探しながら登って行く必要がある。二つ目の堰堤を越え、壊れかけた小さな橋を渡ると、沢側に切れ落ちたところを直登していく。ロープは張られているが、それすら傾いた場所もあるので、慎重に足を運ぶ。
やがて、沢上流部の水がチョロチョロと流れる所を渡り、その奥の方に行くと、もう少し水量のある沢に出る。幅は大したことがないので、気をつけて渡れば問題ない。
渡った先は、また片斜面の切れ落ちたところ。ここも慎重に足を運ぶ。その後は、ようやく、それらしき登山道となるが、落葉が厚く、踏み跡が分かりにくいところもある。今日は、山の中腹に雲がかかっていたようで、この辺を通過する頃は、ガスの中を歩いている状況にあった。
霞んで見える鉄塔の少し下脇を通過し、赤テープや崩れていることの多いステップを頼りに九十九折りに登って行く。少しずつガスも切れてきたようだ。雲海の向こうに山が望めるようになる。
遠くに鉄塔が見えてくると、巻き道となる。その鉄塔に到着し、稜線に出ると、雪を戴いた八ヶ岳、北アルプス、白根三山が展望出来る。振り返れば、三つ峠山も。上空は、青空は見えてはいるものの、薄雲がかかっているのは残念だ。展望を楽しみながら休憩を取る。無風で、寒くはない。
腰を上げると、稜線を歩き、ピークを幾つか越えていく。やがて、雪があちこちに見られるようになる。チェーンスパイクなどは必要ない程度の雪。からかさ岩分岐には、赤い看板が置かれている。
本社ヶ丸には、一旦下って登り返す。山頂自体は岩山なので、登山道も岩場が増えてくる。分岐から10分で到着。雪も残り、少し風もあるが、重ね着すれば問題ない。岩場に座り込んで大休止。先ほどの鉄塔からは一部しか見えなかった南アルプスも、ワイドに見えるようになる。三つ峠山の右手には富士山。ますます上空に雲が広がってきてはいるものの、富士山自体には雲が掛かることなく良く見えている。
この後は、もう一つのルートを宝鉱山に向かって下ることにしているので、先ほどのからかさ岩分岐まで戻ると、右に下っていく。と、いきないりの急下降が始まる。右側は、唐松林、左側は檜林となっている。落ち葉は少ないので、ルートはしっかりしている。20分ほど急下降した後、檜林の方に左折しながら下っていく。間もなく少し開けたところに出るが、その左手に巨大な二等辺三角形みたいな岩が屹立している。これがからかさ岩のようだ。
ここからは、狭い尾根筋を急下降していく。やがて、少し緩やかな傾斜になってくると、今度はアップダウンを繰り返すようになる。
そして、鉄塔のある開けたところに出る。この開けたところから次の道が意外と分かりにくい。少しウロウロしてしまった。要は、鉄塔の手前右脚部から右折すれば良いと分かる。所々にステップが設けられている落葉の道を下っていくと、次の鉄塔となる。ここは、鉄塔下を潜り、奥の脚部を巻いていく。ここまで来れば、登山口は近い。
最後は、グリーンロッジの脇から林道に出る。登山道とは書いてないので、登りの場合は分かりにくいかもしれない。林道の右手がけいごや橋。その先は、三つ峠山に至る。バス停へは、左に下っていくのだが、ここでタクシーを呼ぶ。15分ぐらいで来るとのこと。バス停に戻ると、荷物を整理したりしながらタクシーを待つ。

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フォトギャラリー:31枚

宝鉱山バス停を振り返る。右手の駐車場内

右折して林道黒野田線へ

ロッジの反対側を左折

サテライト施設などを見ながら林道を登って行く

再び左折

奥には進まず、右手に折り返していく

林道終端、登山口

赤テープを頼りに沢沿いを登って行く

古びた橋を渡る

沢に切れ落ちたところは慎重に

小さな流れを渡る

水量のある沢を渡る。その先も慎重に!

ようやく登山道らしくなる

鉄塔が霞んでいる

落葉が厚い。赤テープや埋もれたステップを頼りに登って行く

雲海

稜線の鉄塔に到着。展望良し

八ヶ岳の左に北アルプス

白根三山

いくつかのピークを登っていく

雪が出てきた

からかさ岩分岐

本社ヶ丸を望む

本社ヶ丸から南アルプス

富士山

からかさ岩分岐に戻り、右に急下降していく

檜林を抜けたところにあるからかさ岩

狭い尾根筋を急下降していく

鉄塔を振り返る

次の鉄塔を見上げる

グリーンロッジを見下ろす。登山口へはその脇を下る

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 熊鈴・ベアスプレー 行動食 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器

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登った山

本社ヶ丸

本社ヶ丸

1,631m

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本社ヶ丸 山梨県

笹子川右岸の静かな稜線を歩く

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
7時間10分
難易度
★★
コース定数
31
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