行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大川戸登山口には約50台の駐車場があり車で出かけるのが便利。簡易式のトイレや靴洗い場もあり。カーナビには隣接する「大川戸つり堀」もしくは「大川戸ドライブイン」で検索するとよい。
この登山記録の行程
大川戸駐車場(08:38)・・・三登谷山(09:17)・・・雨巻山(10:09)・・・展望台(10:22)・・・雨巻山(10:30)(・昼食~10:58)・・・猪転げ坂・・・御嶽山(12:17)・・・足尾山(12:46)・・・茶屋雨巻(13:20)(休憩~14:23)・・・大川戸駐車場(14:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
土曜日の登山が中止になるほどの大寒波がやってきたが、改めて太平洋側は凄いと思った。翌日の日曜日は、大荒れの日本海側に対し申し訳ないくらいの快晴。ということで、予定していた忘年会登山のために、久しぶりに雨巻山へと向かう。
雨巻山は、気軽に周遊できるとても良い山でお気に入りの一つだ。
ただ、今回、忘年会登山にこの山を選んだ理由は他にもある。最大のポイントは、下山後の喫茶店(イタリアン)。登山口のすぐ脇に、石焼窯ピザで有名なお店があるのだ。自然に囲まれた素敵なお店で、美味しいピザが食べられると登る前から楽しみで仕方がない。
大川戸駐車場に8時に到着。吐く息が白くなるほどの極寒にも関わらず、50台ほどの駐車スペースがほぼいっぱい状態。それでも次から次へと車が入ってくる。超人気ぶりだ。
空は雲一つない快晴。
雨巻山は、駐車場を起点に時計回りが一般的と聞いているが、今回は反時計回りに登っていく。林道を100mほど進み分岐を右へと折れて斜面に取り付く。斜面から尾根に登り、最初の「三登谷山」を目指す。
尾根に入ると、歩きやすい登山道が出迎えてくれる。とてもよく整備されているので、トレイルランナーにも愛好されているようだ。
三登谷山へ到着。
最初に白くなった男体山や女体山が目に飛び込んできた。昨日、日光では大雪警報が発報されていたので、一気に積もったのかも知れない。
写真を撮っていた方から「富士山も見えますよ」と教えてもらった。
空気が澄んでいたので密かに期待していたが、樹々の間から整った三角形の富士山が見えた時には、正直、素で感動した。茨城近辺から富士山を眺めることができたのは実に久しぶりだった(雨巻山は栃木)。
三登谷山から先は縦走モードで緩やかなアップダウンが心地よい。全体コースの中でも三登谷山から雨巻山の区間が特に初心者向きで歩きやすい。
最後の急坂を登っていくと樹々の間にベンチが見えてくる。そこが雨巻山の山頂。
反対側の斜面が開けていて遠くまで見渡すことができる。山頂にはベンチとテーブルが4つほど整備されていて、いつも沢山の人で賑わっている。今日も大きなテーブルを囲んで鍋を作っているグループがいた。「シーズンだなぁ」と羨ましく思う。
時間的に少し早かったので、展望台までピストンして戻ってきてから軽く食事をとる。
スタート時点は身震いするほど寒かったが、太陽が照るとぽかぽかと温かかった。
雨巻山から御嶽山を抜けて足尾山へ向かう。これまでの緩やかだったコースに対して、猪転げ坂や御嶽山直下の垂直鎖場など、この区間はなかなか変化にとんでいて楽しい。
最後の山、足尾山で小休止を入れて、下山モードに入る。
途中、清滝に立ち寄ろうと思っていたが勢い余って通り過ぎてしまった。
峠を越えて森を抜けていくと今日の最終目的地「茶屋雨巻」が見えてきた。
待ちにまったメインイベント「茶屋雨巻」石焼窯のピザ屋さんだ。
登山者は勿論のこと。わざわざここのピザを食べるために足を運んで来る人もいるとか。いつも大人気のピザ屋さんだ。
忘年会登山の〆として、茶屋雨巻でゆっくりお茶タイムとする。
ドアを開けると店内は既に満席だった。今日も大盛況。
庭のオープン席に座らせてもらい、ピザとコーヒーをオーダーして、ゆっくり出来がありを待つ。庭は自然そのままの中にあって解放感が心地よい。
20分ほどでピザが運ばれてきた。
テーブルに置いた瞬間、香ばしいチーズが幸せを運んでくる。登山とピザなんて、なんて贅沢なんだろう。
お洒落なだけではなく、もっともっと食べたくなるような絶品ピザ。「茶屋雨巻、やるな」。雨巻山周遊とピザ、絶対にお勧め。これは癖になりそうだ。
みんなのコメント