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大麦尾根下山再チャレンジ@奥多摩▲

大麦尾根▲( 関東)

パーティ: 1人 (Noob Scouter さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅からバスに乗り、倉戸口バス停下車

この登山記録の行程

倉戸口(09:00)・・・大麦尾根分岐(09:55)・・・見晴らしの丘(10:50)

コース

総距離
約3.5km
累積標高差
上り約416m
下り約420m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は、かねてより読図で歩きたかった所に行ってきました。奥多摩湖の北に位置する倉戸山、その登山道である榧ノ木尾根の途中に派生している大麦尾根です。

山頂には寄らず、倉戸口から登って取りつき点に来たらそのまま下りにかかりました。
先月に他の方と一緒に歩いた雨乞山での下りで読図の精度がよろしくなくて、それが悔しくてどこか練習でいい場所はないかと思案していたところ、去年の秋に様子見に出向いた大麦尾根が距離的にも手ごろだろうと思い、決定した次第です。

登って降りてのトータルでもさして時間がかからないだろうことは地図で見ても明白だったので、若干遅い到着でのんびり移動しました。奥多摩駅には8:15ごろに着きました。
バスは立ち乗りが出ない位の乗車率でした。大半は予想通り奥多摩湖バス停で下車でした。御前山、六つ石山、鷹ノ巣山、各方面に行ける便利な起点ですね。
余談ですが、バスが滝のり沢BSを過ぎた後、水根の案内を出さずに通過しそうになってましたw運転手さんも気づいてササッと操作してましたw

その先、倉戸口バス停で下車です。ここ下りるのは3度目です。何人くらい降りるかなと思ってたら私の他には男性1人だけでした。サクッと登れていい山なんですが、足を運ぶ人あんまりいない印象です。
(^o^;)
天気よくて眺めも良好でした。

9:00、スタートです。湖を眺めながら高度を上げていくこのスポットが個人的に好みです。
9:55、大麦尾根取り付き点まできました。バス停標識があり、登山道が植林帯と自然樹帯の境界になっている平坦地です。
ここからが今日の本番です。
因みにですが、守屋地図を見てもこの尾根には「道型なし」となっているので、どこをどう歩くかは自分で組み上げていきます。

今朝電車とバスで移動している間に、持参した地形図を改めて読み込み、自身をどう誘導するのがいいかをシミュしていました。まず取りつき点から一番見えやすいの尾根筋のふくらみがあるので、まずはこの筋を頼りに尾根に入っていきます。

が、それも途中までで終了です。地形図を見ると、途中で屈曲点をむかえてその後壁となって急激に落ち込んでいきます。なのでスタート時はコンパスのカプセルを東南東の筋に向けてセットし、その筋がセット方向から大きく右にズレ始めたら第2段階に移行です。

そのポイントを迎えるところで、行く手を遮るフェンスが登場します。去年来た時に引き返す理由となったモノです。
紐をほどくと開けられる仕組みになっているので、通過した後は再度閉めて紐も結び直します...結構手間喰いですw
その通過した先で尾根が向きを変えるので、ここでコンパスのカプセルを東(やや北へ傾け)にセットしなおして進みます。因みにここで右手後ろ(西方向)を見ると地図と同じくお椀のように抉れた谷の斜面が見えるので、現在地見立ては確かです。

あとは尾根筋を外さずに歩くだけなんですが...この先確か3回もネットが行く手を遮っていました。
(^_^;
そのたびに紐を解いて通過してまた結び直す、の繰り返しですが、実際の作業以外にもめんどくさいことが...
自分の歩きたいライン上をネットが横切っている場合はほどいて通るんですが、どこでも通れるわけではなく、通れるようになっている場所を探すのがまた一苦労
(^^;
尾根筋に従うように東西ラインで何本もネットの壁が走っていますが、要所要所で南北にも何本かクロスしていて、結果いくつものマスを形成している格好でした。

なので、ネットの目の前に来てから「通れるところはどこかなー?」と探していると、少し登り返したところにあったりするので、時間も労力も地味に消耗させられるいやらしい設計でしたw

それにもめげずにガンガン下っていき、途中で上を振り返って見てみるとでっかい尾根だなと改めて思います。
そのあたりから、奥多摩湖が眼下に見えてきましたゴールが目視できると勇気百倍ですw

尾根筋をキープしつつ、急傾斜は脇から避けて歩いて行きます。途中、熊と思しき糞が一か所にたくさんたまっているポイントがありました。近くの樹上には熊棚と思しきものもありました。
(以前フィールドワークで、タヌキが溜め糞をつくると教えてもらったのでその可能性も...)

その先、ようやく見晴らし台へと出る扉が右手(南方面)に見えてきました。尾根をもう少し先へ行ったらどうなるかと思いましたが、この地点のすぐ先でフェンスによる袋小路になっていたのでここで終了です。
10:50、ゴールです。

あとは遊歩道を伝ってダム傍まで下り、奥多摩湖のバス停から駅へ戻りました。
バス降りたら昼食を食べるために食堂へ。その後は温泉でひと風呂。それから駅へ戻って電車で帰宅しました。
(帰りはやっぱりうたた寝zzz)

今回は山頂に寄らない行程で、多分個人的にははじめてではないかと。やりたかった練習が出来たこと、とりわけ1月の山行の復習的な中身の他、歩くラインを自分でデザインするという作業もある程度満足に出来た実感があって、とても充実した1日でした。

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