行程・コース
天候
初日:晴れのち吹雪。2日め:晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
毎日あるぺん号で一ノ沢登山口へ
この登山記録の行程
【1日目】
一ノ沢登山口(05:00)・・・常念小屋(09:25)[休憩 120分]・・・常念岳(12:40-12:55)・・・常念小屋(13:50)
【2日目】
常念小屋(06:30)・・・大天荘(10:32-10:49)・・・大天井岳(11:02-11:20)・・・燕山荘(15:55)・・・合戦小屋(16:45)・・・中房・燕岳登山口(18:56)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休の登山。車でアクセスだと帰りの渋滞が大変そうなので、公共機関でアクセスすることにした。
行きは、初めての毎日あるぺん号(深夜バス)。帰りは、列車。
北アルプス常念岳、大天井岳のテント泊縦走を計画した。当初は5/1〜5/3で、初日は一ノ沢登山口から入山し、常念小屋でテント泊、2日めは燕山荘でテント泊、中房温泉ヘ下山の計画だった。
しかし5/1の予報がよくなさそうなので、5/2〜5/3の1泊に変更した。初日常念小屋でテント泊。2日めは天候等の状態で、3つのプランから選択することにした。
プラン1:一気に中房温泉までの長距離縦走。
プラン2:テントをそのままにして軽量荷物で大天井岳ピストンし、テント撤収し下山。
プラン3:そのまま下山。
今回は、良かったこと、反省点等多数あったので、このあと、長文となります。
初日:
バスは、美濃戸口、一ノ沢、中房温泉と行くバス。7〜8割埋まっていた。指定された自分の席乗って隣が空いていた事、席の前後差も広く、快適だった。竹橋23時発、一ノ沢登山口に4:30着。
登山口の係員の話だと前日雪だったらしい。登山届を提出してスタート。
沢沿いの道を進み、やがて何回か渡渉。常念小屋のfacebookにも上がっていたが、水量が多く、慎重に渡渉するポイント、石を探した。
やがて初日のメインイベントの雪渓歩き。小屋によると春の暖かさでこの時期にしては雪が少なく、また写真では木や落石で白くない雪渓だったが、前日の雪で白い雪渓歩きを楽しめた。急な雪渓歩きを終えて、常念乗越に到着し、槍穂とご対面。山頂付近は雲がかかって、風も強かった。
テント受付、設営し、小屋のカレーで昼食。
その後、常念岳に登った。途中からガス、風も強くなり、雪も降ってきて、山頂では全く展望なし。
夜には吹雪となって、何度かテントに溜まった雪を取り除いた。明日の予報は快晴なので、プラン1か2のどちらかと思って就寝。
2日め:
前夜の吹雪で余り寝れず、起きるのが遅くなってしまった。この快晴でプラン2の往復はもったいないと思いプラン1にした。長距離、帰りの電車の時間もあるので急いで出発準備したが、雪のテントの片付け等時間がかかってしまい(テントの横は15cm程の積雪)、結局6:30になってしまった。
そこで燕岳は時間によって登るか決めることにした。常念乗越から横通岳分岐への登りがきつく、ハイマツの上に積もった雪を踏んで進むが歩き難い。さらにテント泊の重い荷物でペースが上がらない。
それでも左手に槍穂を間近に見ての歩きは気持ち良かった。遅いペースで大天井岳に登頂した。槍穂、北アルプス奥地の鷲羽岳、水晶岳、さらに立山、剱岳も見えて大満足だった。時間が許すならいつまでも居たい気持ちになった。
その後、冬道限定の岩と雪の道を下山。ここはピッケルを使用した。燕方面から登ってくる人が多く、すれ違いに時間がかかってしまった。この後の燕山荘までの稜線歩きも、重い荷物での長距離縦走と上り下りの繰り返しで体力消耗、さらにリュックの左側のしめつけか左肩が痛くなりペースが落ちてきた。
燕岳は諦め、中房温泉最終バス乗車も厳しくなり、燕山荘でタクシーを予約した。最終電車の時間を見るとペースアップしないといけないのに、ペースは上がらなかった。
結局予約したタクシーに乗っても最終電車には間に合わず(約30分遅れた)、宿を探す事になったが、流石に連休。どこも空き室がなく、途方にくれた中、松本駅近くのネットカフェに、1室個室が空いていた。ここはカラオケ部屋として使用されているので1人で使用するにも2名分の料金が取られるがしょうがない。この店はシャワールームも併設されていたので2日分の汗を流し就寝。翌日帰宅した。翌日は娘のリクエストでドライブ予定だったがキャンセルで申し訳ないことをした。
今回の反省点は、出発時刻の遅れ(30分早ければ)と、テント泊装備を考慮した時間計画が十分でなかった。特に長距離を歩くなら時間計画は慎重に。
ちなみに初日は朝早かったので、時間的には大天井岳まで行ってテント泊すれば、2日めは余裕出来たとも思える。しかし、大天荘テント場の営業が6月からであること、もし大天井テント場で張ったとしても、初日の吹雪は大変だっただろう。
とはいえ、プラン1にしたことで北アルプスの絶景を満喫できたので良かった。
今回のようなことを想定するなら、渋滞があっても、車でアクセスするほうが、公共機関利用より、自由度が高いね。









































