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日本千山 1036/1357

生野高原段ヶ峰( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

生野登山口(6:55)達磨ヶ峰(7:35)フトウガ峰(9:10)段ヶ峰(9:45~10:00)下降点(10:25)林道(10:55)登山口(11:45)

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約815m
下り約818m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 日暮れてから生野高原ゴルフ場の登山口に着き、雪が融けて濡れた落葉の上にシートを広げてテントを張り、奥に在るゴルフ場管理事務所へ出入りする車に見咎められるのではないかと気にしながら炊事をする。
 
 冷え込みが厳しく、ヤッケを着込んで歩き始める。積雪で濡れるのを防ぐためにズボンも着用したいところだが、「歩くと、暑過ぎるだろう」とこちらは止める。登山道はよく整備され、足元に迫る枯草や小木も無く、濡れる心配は杞憂のようだ。尾根を200m急登すると傾斜が落ち、徐々に雪が霜柱にとって代わる。冷え冷えとした道を行き、ほぼ全面が雪に覆われる頃、達磨ヶ峰三角点に着く。フドウガ峰は雲の中で見えず、これから段ヶ峰への長い尾根歩きをするには意気が上がらない天気だ。
 熱いコーヒーを飲んで一息入れ、「今日は土曜日だから、他にも登る人が居るだろう」等と思いを巡らせながら、「あの雲の中に突っ込むのか」とあまり気乗りしない足取りで、兎や鹿の足跡が賑やかな新雪を踏んで疎林の中のなだらかな尾根道を行く。
 P915を越えて右へ曲がり、P930を越えて『最低鞍部』へ下り(885m、8:20)、檜と雑木の境界のやや荒れた道をフドウガ峰の登りに掛かる。積雪は10㎝を超え、隠された石や段差に時々よろめく。左へ急折して水平に行くとフドウガ峰は近く、犬柘植や馬酔木、ドウダンツツジなどの低木に覆われた高原の道を進んで山頂を踏む。視界は100mほどで、期待の段ヶ峰は影も形も見えない。
 山頂から西へ100m行くと南山腹を走る林道への分岐がある。北へ向かい、40m下って水の流れる小沢を横断する。P1,030へ登って西へ転じ、笹原の縁を小さくアップダウンして行くと20㎝の積雪となり、吹き溜りでは膝を没する深さの所も現れる。
 段ヶ峰の二等三角点の奥には小高い丘が在り、こちらの方に山名板が立っている。その手前の土台だけが残った小屋の跡で風を避けて大休止する。フトウガ峰の下降点へ引返して南へ下る。緩い尾根の切開けを行くと、標高1,000m地点で沢と尾根のルートが分かれている。
 沢ルートの道ははっきりせず、「雪があるからいっそう判り難く、厄介だ」と尾根道を採ってしばらく行くと檜林に入る。ジグザグに急降下し、沢ルートと合流して進むと100mでマウンテンバイク2台がデポしてある林道に下り着く。コンクリート舗装の林道を歩き、生野高原への分岐(595m、11:20)を左へ進んで別荘地の中を行く。ゴルフ場の芝が見下ろせるようになると出発点は近く、登山者の車が4台停まっている。

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