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浅間嶺へ払沢の滝から直登する▲

浅間嶺▲( 関東)

パーティ: 2人 (Noob Scouter さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: JR武蔵五日市駅より、「数馬行き(払沢の滝入口経由)」に7:10搭乗、払沢の滝入口BSに7:40頃到着。

この登山記録の行程

払沢の滝(08:00)・・・仕事小屋跡(09:30)・・・峰への主稜線合流(10:10)[休憩10分]・・・払沢の峰(10:55)[休憩10分]・・・松生山(11:35)・・・入沢山(11:55)・・・浅間嶺展望台(12:15)[休憩60分]・・・払沢の滝駐車場(14:55)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約862m
下り約893m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日の山行は、過去に何度か一緒にお山を歩いている知り合いとのタッグチームで行ってきました。最高に楽しい1日になりました(^^)

場所は、誰もがご存知の檜原村は浅間嶺です。浅間嶺と言えば、時坂峠からや、上川乗からのコース、少し渋い選択としては笹平からの破線コースが知られていますね。
が...しかし、、、
今回のルートはそのどれでもなく、というよりそもそも道のないところを上り詰めてアプローチしてきました。

具体的なライン取りは添付図の通りとなります(※1)。まず払沢の滝のすぐ横から尾根に乗り上げてひたすらツメて行き、到達点である払沢の峰からは登山道に合流して松生山経由で浅間嶺ゴールです(赤線が道のない区間、緑線が登山道区間です)。
これは私のオリジナルではなく、ふとしたきっかけで見た記録にこのラインがあり、それで興味をひかれていました。また去年笹平から歩いた際、払沢の峰の向こう側がどうなっているかに興味があったので、その意味でも願ったりかなったりなモデルでした。

8時に、払沢の滝をスタートです。気温が高くなるとのことでその点は注意します。
その滝に向かって左手に石碑があります。その石碑の裏に構えている尾根に乗るのが最初の試練です。石碑の更に左の方に、丸太の乱雑に置かれたところがあるのでそこを乗り越えて尾根に入っていきます。
尾根には道がないので、歩きやすそうなところを探して手も使いながら這うように登っていきます。場所によっては顔の高さで枝が邪魔しているので、時々トカゲのように姿勢を低くして通過します。
(;^o^)

まさかの序盤にこれはヤバイwと思いながら高度を上げると、眼下にチラッと滝の姿が。
滝の側の斜面が切り立っていて地面も滑りやすいときていました。そっち側に滑落したら一発アウトな感じがしましたし、ここは下りでは使いたくないなと思いました(ロープがあればなんとか、というレベル)。
滝を見下ろすところからちょっと登った場所には使い古されたロープが。この辺まで来ると、序盤の上りにくさはなくなりました。

さらにその先、小屋の?トタンが散らばっていました(※2)。今回参考にした資料には山仕事の小屋跡と書かれてありました。

そしてその先が第2関門。と言っても序盤に比べれば何という事もありませんがw細くはっきりした尾根筋が幅広く壁のように上へと消えていく区間、歩きずらいものの苦労するというほどではないんですが、広いゆえにどこを歩くか迷います(※3)。
所々に作業道らしきものがありますが、どこへ連れていかれるか分からないのであてにはせず、目指す方向にあれば適宜歩かせてもらう程度にしました。
そして最後は斜め横へラインを切り、払沢の峰へと続く尾根へと乗り上げました。
ここまでくればもう苦労するところはありませんw

スタートからのんびり休憩をはさみつつ、10:55、尾根伝いに払沢の峰に到着です♪
本日のヤマ場をクリアです(^^)v
この時間になっても木陰はそれほど暑さを感じませんでした。サクサク進んで、松生山に到着です。素晴らしい快晴で富士山もくっきりです。その先入沢山でも最高の眺め。松生山前後のゆるい勾配含め、キツイ登りを完遂した後のボーナスステージ感があります(笑)

その先ちょろっと下って時坂からのルートに合流したら、間もなく浅間嶺展望台到着でーす
天気のいい日曜日、沢山のひとでにぎわっていました☆

ここでもゆっくりお菓子など食べつつ、休憩後にのんびりと時坂経由で払沢の滝駐車場へと降りていき、15時ちょっと前に下山が完了しました。

今回は、最初にとある記録を目にしてから、いつかは行ってみたいと思っていたラインでした。今日は念願かなって、いい天気に恵まれたのと、同じような登山志向の知り合いと一緒に難路を楽しむことが出来て、ここ最近の中でも最高の1日でした☆

今回の足取りは、最後の払沢の峰までずっと木々に覆われた地味な景観の中を黙々と歩くのみという文字通りのマニアックな歩きになりましたw
(;^o^)
ですが道のないところで、色々なものに目を配り気を配り、耳を澄ませ、注意深く進んでいく行為自体に、何とも言えないドキドキした感覚があってある意味で病みつきになりますw

今後も、何かの折に面白いラインを見つけたり思いついたら、充分に用意を整えて歩いてみたいと思います。
今回はこんな感じです。
(^o^)

追記)ページ上部のコースタイムですが、休憩時間は記載しているもの以外にも何度か取っています。

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フォトギャラリー:22枚

払沢の滝。この左手の石碑傍から尾根に取りつきます。

少し上がったところから。写真右側にチラッと滝を見下ろす。

役目を終えたロープ?が置かれてありました。

小屋のトタン。

払沢の峰に続く稜線に乗り上げました。

払沢の峰に到着です。
\(^o^)/
ここで笹平からのコースに合流です。

あとはのんびりハイキング...

松生山からの景色。開かれているので太陽にじりじり焼かれますw

松生山

三角点

入沢山。

入沢山も景色ナイスです。

親切な解説w

浅間嶺展望台到着(実質ココが山頂でw)

御前山の雄姿。

鋸山。

帰り道。時坂に向けて降りていきます。

その先伐採されて見晴らしがよくなってました。眼下の林道も丸見えですw

無事滝の駐車場まで戻ってきました。

※1

※2

※3

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
スパッツ・ゲイター タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え) ツエルト 健康保険証
医療品 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ
【その他】 ヘルメット
補助ロープ30m
カラビナ
スリング
アクセサリーコード

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