行程・コース
天候
曇り時々晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
富士急行 寿駅下車
この登山記録の行程
寿駅(10:16)・・・堂尾山公園(11:30)[休憩 15分]・・・相定ヶ峰(12:48)[休憩 9分]・・・倉見山(13:08)[休憩 42分]・・・さすの平(14:25)[休憩 15分]・・・厄神社(15:21)・・・三つ峠駅(15:31)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
早々と梅雨入り宣言が出た関東地方。最初は三頭山へ行く予定だったが、どうやら山梨の方が早く雨がやみそうな予報だったので、B案で、倉見山へ。午後から晴れが広がる予報だったので遅く出発したが、息の電車で急病人が出て、さらに30分ほど遅れて、10時過ぎに寿駅を出発した。同じ駅で降りた登山客は0だった。
登り口がわかりにくい。前もってgoogle street viewで調べておいてもちょっと悩む入り口である。登山口の案内がなく、斜路を少し上ったら階段があり、上がると少し先に道が見えるのでそこから尾根道を登っていく。
山に入ると木陰の中を進むので涼しい。下生えにはフタリシズカがこれからというところ。大きな岩の上に神社の石碑がある。少し上ると富士山川が開けるが富士山はほとんど雲の中で、裾が少し見えるだけだった。でも空は明るい感じで日差しもあり、期待して登っていく。堂尾山公園(地図では公園より少し手前の富士見台へ向かう道)は少し下っていくと富士山の良く見えるところがあるようだが、今の雲の厚さでは絶景は無理と考えて山道へ戻った。少し上ると富士山を振り返ったが、本日もっとも雲が少ないときでも雪の裾が少し見える程度だった。残念。
地図上で堂尾山公園となっている開けたところにでた。山は新緑の季節で、コナラやブナの森は明るく、とてもすがすがしい。タツマミソウ、ヤマボウシ、バラ科の白い花や少しピンクの花がきれいだった。ヒトクチタケが群生していて、大小さまざまで可愛い。最後のヤマツツジが時折咲いている。
汗をかいて、尾根に出ると北からの風が冷たく、心地よい。途中で休憩しながら、ブナの林を抜けていく。急斜面と緩斜面を交互に繰り返しながら、主に尾根を登っていく、尾根を外れるときは多くが南斜面で、富士山側になっている。時に大きな岩の間を抜けることがある。
相定ヶ峰(そうじょうがみね)1250mに到着。あと少しで倉見へと思ったが、一度下ってからだった。小高い見晴台をへて、また一度下ってから一登りして倉見山へ。山頂は小さいが、1256mで富士八景の一つとして大きな看板がある。看板を読む位置に立つと目の前は富士山であるが、雲ですっかり覆われていた。ここで少し食をとって、足を伸ばして休憩。
後は下りと勇んで出発したが、前日の雨でぬかった土と、コジャリでかなりすべりやすい。落ち葉は濡れていて沈み込むが、木の根が下にあるとまた滑る。急な下りも多く、道幅も狭めで、ゆっくり下っていく。
北側斜面のためか、雨後のためかキノコがいっぱい生えていた。カワラタケの類、ホウキタケ(薄茶色)、茎の細いつややかな小さいエノキダケ様、傘がつるつるなシイタケ似、茎の太い、大きなキノコがたくさん。苔むした木や岩もあり、雨後のためか地衣類も花をつけていた。
下りは途中から川沿いになる。しばらく下ると大きな門(ダムの後か?)があり、不思議な鉄管のアートになっていた。
さらに下ると林道になっている。整備された道だったが、ススキが伸びて道をふさいでいる。入り口に不法投棄予防のため通行止めになったとされていた。街中では、桂川公園の中を抜けて、三つ峠駅へ。
梅雨時期で雨天も予想される予報だったが雨はなく、比較的晴れてくれたので楽しい山行だった。キノコいっぱい。








































