西吾妻山・西大巓(白布峠より往復)2022

日帰り

西吾妻山・西大巓（東北）

2022.06.26（日）

パーティ： 1人 (ブナ太郎さん )

ブナ太郎さん

行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他：白布峠の駐車場には数十台駐車できます。

この登山記録の行程

白布峠（06:55）・・・白布峠登山口（06:58）・・・矢筈山（07:48）・・・西大巓（09:32）【休憩２０分】・・・西大巓（ビューポイント）・・・西吾妻小屋（10:36）・・・西吾妻山（10:48）・・・凡天岩（11:17）・・・吾妻神社（ビューポイント）・・・吾妻神社（11:33）【休憩３０分】・・・西吾妻小屋（12:08）・・・西大巓（12:40）・・・矢筈山（13:57）・・・白布峠（14:42）

コース

総距離: 約14.2km

累積標高差: 上り約1,267m; 下り約1,267m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■１３年ぶりの西吾妻山である。今回は、ゴンドラとリフトを使わずに登るルートを選択した。ゴンドラ・リフトの料金がかからない、財布に優しいルートである。
　ただ、白布温泉から西吾妻スカイバレーを走り、白布峠の駐車場に車を止めて、矢筈山・西大巓（にしだいてん）・西吾妻山へ至るこのルートは、歩く人が少なく、それは矢筈山から西大巓への登りがなかなか大変だということに起因するようである。実際、岩場の急登は苔むした岩が連続する道で、ロープを頼りに大岩を乗り越える箇所もあって、登りはかなり消耗を強いられた。

■このコースの前半はずっと樹林帯を歩くので、展望が望める休憩地がない。この日は湿度も高く、虫もまとわりつく条件下、休む場所を探しながら辛抱して歩くうちに、休憩を取るタイミングを逸して、やっと着いたところは西大巓山頂だった。山頂から展望は素晴らしい・・はずなのだが、この日はガスがかかっていて、展望はあまり良くなかった。それでも山頂で小休止を取る間に、ガスは次第に流れ、展望が良くなってきた。

■ここから先は、もう辛い上り下りはない。天上の池塘巡りと、そこに咲く初夏の花々を楽しんでのんびり歩き回るだけである。今回は、西吾妻山山頂を踏んでから梵天岩に至り、引き返して吾妻神社裏手の天狗岩で昼食とした。岩場には、ツマトリソウ、コケモモ、コメバツガザクラなどが咲いていた。

■山上の高層湿原は、実に見事❗️今回は、ミツバオウレン、コイワカガミ、チングルマなどが見頃を迎えていた。アオモリトドマツの林、池塘、遠くの山並みなど、まさに東北の高山という雰囲気を存分に味わうことができる。ガスが流れる天気も次第に回復し、青空も見えるようになってきた。木道を周回し、西大巓に戻る途中で、赤い屋根の吾妻山荘に立ち寄った。

■復路は思ったよりも滑らず、順調に歩いて午後３時前に白布峠駐車場に戻りった。空は晴れ、西吾妻山から西大巓への稜線がはっきりと見えている。車に乗って吾妻スカイバレーを下り、白布温泉西屋前で写真を撮る。ここは一度は泊まってみたい宿である。