行程・コース
天候
晴れ(曇り)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道19号~県道20号他
この登山記録の行程
六合目中の湯(05:38)・・・七合目(07:50)[休憩 75分]・・・八合目女人堂(09:10)[休憩 50分]
註 六合目から八合目までのコースタイムは時間調整のため参考になりません。
八合目女人堂(10:00)・・・九合目覚明堂(10:51)・・・黒沢十字路(10:59)・・・剣ヶ峰(11:15)[休憩 8分]・・・黒沢十字路(11:32)・・・九合目覚明堂(11:36)・・・八合目女人堂(12:16)・・・七合目(12:55)・・・六合目中の湯(13:39)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
御嶽山の最高峰=剣ヶ峰への登山が可能になると新聞、テレビ等のメディアで報道されましたが、具体的にいつからかがわからず地元の木曾町に照会したところ、八合目の女人堂で7月1日の午前10時から通行可能とのことでした。
これまで開山日に登頂した山は一座も無かったことから、御嶽山の開山日登山に挑戦することにしました。六合目、中の湯登山口駐車場に到着したのが午前4時50分と早かったため、七合目の行場小屋、八合目の女人堂までの間は登山道の木陰で休憩しながら超スローペースで時間調整をしながら上りました。しかしそれでも通行可能時刻より50分も早く到着してしました。女人堂には既に数人の登山者が待機していましたが、何れも登山道で私を追い越していった方ばかりでした。
10時20分ほど前になって十数名ほどの集団が登ってきましたが、木曽町の職員やメディア関係者の方々のようでした。御嶽山の開山式といえば神主さんや白装束の御嶽講の信者さんたちが集まってセレモニーを開催するのかと思っていましたが、実際は実にシンプルな行事で、町職員の方が通行禁止のトラロープを撤去するだけのことでした。
カウントダウンと共に10時正確にロープが撤去され、町職員の方々を先頭に30名ほどの登山者が続きました。女人堂から南に約100m程の残雪がありましたが先行者のトレースに足を重ねていけば全く滑ることはありませんでした。南に向かった登山道はすぐに右に90度方向を転じて西側の九合目付近の石室山荘、覚明堂方向へほぼ直線の登りとなりました。このルートは黒沢口コースと呼ばれています。ちなみに女人堂からはもう一つ三ノ池道という登山道がありますが、こちらは残雪のために通行禁止が続いています。
女人堂から500mほど登った辺りで30名ほどの登山者の集団がバラバラになりました。私は健脚な若い町職員の後をついていきましたが、九合目の石室山荘の辺りでは3~4番目くらいの順位になっていました。尾根の十字路分岐を過ぎると右側に二ノ池と山荘が見えてきました。それから暫くすると剣ヶ峰山頂手前に避難用のシェルターが並び、その先の階段を上ると剣ヶ峰の山頂でした。時計を見るとコースタイムを大幅に短縮する75分で八合目から到着しました。老人のすることではないと一人苦笑しました。
山頂の祠では噴火災害で犠牲になられた方々のご冥福を祈り合掌してから下山の途につきました。
なお御岳山の登山道では登山口から山頂に至るまでの間、吸血性昆虫のブユが大発生していて、終始まとわりついてきましたので、防虫対策を怠らないようよう注意が必要でした。