行程・コース
天候
1日目 快晴(35度前後)、2日目 快晴(35度前後)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
仙流荘まで車でアクセス 仙流荘横の無料駐車場に駐車。2022年7月14日より駐車料金1000円です。
その後、北沢峠までバス。
この登山記録の行程
【1日目】
北沢峠(09:00)・・・長衛小屋(09:20)・・・仙水小屋(09:40)・・・仙水峠(10:20)[休憩 5分]・・・駒津峰(12:10)[休憩 5分]・・・甲斐駒ヶ岳(14:05)[休憩 30分]・・・駒津峰(15:45)[休憩 5分]・・・双児山(16:20)[休憩 5分]・・・北沢峠(17:40)[休憩 10分]・・・長衛小屋(17:50)
【2日目】
長衛小屋(04:20)・・・北沢峠(04:30)・・・巻き道分岐(05:00)・・・五合目(大滝ノ頭)(06:00)[休憩 5分]・・・小仙丈ヶ岳(07:10)[休憩 5分]・・・仙丈ヶ岳(08:35)[休憩 20分]・・・仙丈小屋(09:05)[休憩 10分]・・・馬の背ヒュッテ(09:50)[休憩 5分]・・・藪沢小屋(10:10)[休憩 5分]・・・五合目(大滝ノ頭)(10:30)[休憩 5分]・・・巻き道分岐(11:25)[休憩 5分]・・・北沢峠(12:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気が2日目に甲斐駒のみが午後から曇るとの予報になっていたので1日目に甲斐駒、2日目に仙丈にしました。仙丈で足をならしてから甲斐駒という人も結構いるようです。
〇1日目 甲斐駒ヶ岳 快晴 35℃前後
平日のアクセス可能なバスが一番早いのが8時5分発、9時に北沢峠着なのでそのバスに乗車。
駐車場はかなりいっぱい停車しておりましたが、バスに並んでいたのは50~60人ぐらいだと思います。チケットは出発30分ぐらい前から発売開始しますがかなりの行列だとしても焦らなくても大丈夫です。1台40人ぐらい乗れるバスが人数に合わせて2台も3台も出発しますので1台目に乗れないからと言って慌てなくて大丈夫です。
1時間前後で北沢峠に到着しますが私はこもれび山荘ではなく長衛小屋に宿泊予定でしたので一旦長衛小屋に行き、いらない荷物を預けてから登ることにしました。ちなみにいらない荷物とは電話予約時にスタッフより持参して下さい言われたインナーシーツや念の為持ってきたアイゼンです。
長衛小屋を選んだ理由はすいてそうだからです。現に1日前に予約して問題なく泊まれました。スタッフいわくこもれび山荘は結構いっぱいになることもあるようですが長衛小屋は団体客が入らない限りはテント泊の客がほとんどだそうです。今回は私を含めて4組のみの宿泊でした。
コースは反時計回りに1周で仙水峠に行ってから頂上、下山は双児山を通って北沢峠に降りました。
登りの仙水峠を通るコースは岩々に囲まれたところを歩いたりしますが景観が圧巻でとてもおもしろかったです。気を付けなければいけないルートは最後の直登ルートと分岐ルートです。
ヤマケイの時間付きマップは直登ルートを選択できないのでデータは巻道になっておりますが私は登りは直登、帰りは巻道を選びました。
直登ルートは他の書き込みでは普通に山を登っている人であれば問題ないとかほぼ初心者でも大丈夫でした等の書き込みがありますが、ボルダリングぐ5級~6級レベル(初心者と中級者の間ぐらい)の私でも高所恐怖症も相まってつかむところや足をひっかけるところがない場所や、身長が小さめのかたで手が届かなかったらどうやって登るんだろうか?というところもあり結構怖かったですし、落ちたら20~30mくらい滑落して死ぬでしょってところを何か所も登っていくのでなかなかハードだなとは思いました。
それと他のかたのYoutubeでも出ておりましたが赤丸が薄く、コースを間違え安いところが一か所あります。事前に動画を見ていたのですがそれでも間違ってしまいました。その印から10~20m進むと崖と、かなり傾斜がきつい壁みたいなところに出て、え?ここからさらにどうやって進むの?っていうところになるのですがあきらかに赤丸がどこにも見あたらないので、すぐにもどって薄い赤丸を見つけることができましたが、戻るのも足を滑らせたら終わりでしょってところを戻らなくてはいけないので注意が必要です。
頂上は360度眺望が良かったです。
帰りは巻道から下りましたが結構滑るので可能であればストックがあったほうがいいかと思います。すべるという理由から直登ルートの岩場から下りたほうが楽だというかたとも何人もすれ違いましたが私は直登ルートを下山には使いたくないです。
帰りは双児山を通るコースでしたが林道がずっと続き、修行のような感じでした。
登りも下りも仙水峠ルートのほうが眺望も景観も良いのでそちらのほうがおすすめです。
9時からの登り初めで頂上が14時ぐらいでしたが下界では40度前後の真夏日でしたのでいつもはほぼコースタイム通りで休憩もあまりとらないのですがさすがに頂上の時点で結構ばててしまい、休憩はこまめに取るようにしました。水は2リットルが下山までにすべて無くなりましたがものすごい量の汗をかき、尿はあまり出ませんでした。7時間のコースタイムも休憩と撮影を多めにしていたせいか、9時間もかかってしまい、長衛小屋の17時の夕食にも間に合わないと思い、念の為、頂上付近で小屋には電話しておきました。頂上付近や見晴らしの良いところでは電話がつながる場所もありますが小屋付近はつながりません。※ソフトバンク回線。
小屋の夕食はご飯、みそ汁おかわり自由。豚肉等ごはんが進むメニューです。おいしくて大盛2杯頂きました。朝は早めに出るので弁当にしてもらいました。
USBでの充電設備もあります。飲用水の補充も可能。お湯はポットに入っており無料で飲めます。シャワーあります。漫画本いっぱいあります。ビールもあります。
寝る時の室温は約20度前後だと思います。まったく寒くなかったです。
〇2日目 仙丈ヶ岳 快晴 35℃前後 ※藪沢ルートはまだ通行止めとのことでした。要確認。
朝4時前に起床でご飯を食べて4時半ぐらい出発。疲れて19時ぐらいには爆睡していたので星はまったく見ておりません。昨日の夜の時点での疲れがかなりひどかったので場合によっては登るのをあきらめようかと思っておりましたが7時間ぐらい寝たら回復しました。
登りは5号目から小仙丈ヶ岳までとそこから仙丈ヶ岳までの景観が絶景すぎて疲れがふきとびました。富士山、北岳、鳳凰三山、八ヶ岳、槍ヶ岳等一望できました。
頂上からは仙丈小屋を経由しましたがそこで飲んだ無料の冷たい湧き水が暑かったせいもあってか今まで飲んだものの中で一番おいしかったです。
そこから馬の背ヒュッテまでは小さい雪渓を2、3個通りましたが、すでに踏みあとがあったのでアイゼンをつけなくても気を付けて渡れば問題ないかと思います。
踏みあと以外のところはすべりますので気を付けて下さい。
雪と緑と空の青色のコラボレーションが絶景で最高でした。
仙丈ヶ岳は全体的に初心者でも問題ないレベルだと思います。
バスの時間が平日の場合、最終の発車時間はコースタイム通りだとかなりぎりぎりになる設定になっておりますのでコースタイムぐらいが通常の人は1泊するのを前提のほうが無難かと思います。
それではみなさんも楽しんで下さいませ。
フォトギャラリー:6枚
甲斐駒
長衛小屋~仙水峠までの道
甲斐駒
長衛小屋~仙水峠までの道
甲斐駒
直登ルート
仙丈ヶ岳
富士山、北岳、鳳凰三山、八ヶ岳、槍ヶ岳等一望できました。
仙丈小屋から馬の背ヒュッテまで
仙丈小屋から馬の背ヒュッテまで
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | カメラ | 登山計画書(控え) |
修理用具 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール |
ライター |
みんなのコメント