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白馬三山(猿倉) 杓子岳山頂がステキ

杓子岳、白馬鑓ヶ岳、白馬岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (つちのこくん さん )

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行程・コース

天候

晴れ→ガス、くもり

利用した登山口

猿倉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 4時前で8割方埋まってた。トイレ、水場は歩いて2分の猿倉荘にある。

この登山記録の行程

猿倉(04:04)・・・白馬尻(04:38)[休憩 12分]・・・葱平(06:21)[休憩 5分]・・・村営頂上宿舎(07:29)[休憩 17分]・・・杓子岳分岐(08:29)[休憩 4分]・・・鑓ヶ岳(09:40)[休憩 23分]・・・杓子岳分岐(10:32)[休憩 4分]・・・村営頂上宿舎(11:15)[休憩 6分]・・・白馬山荘・・・白馬岳(11:41)[休憩 27分]・・・白馬山荘・・・村営頂上宿舎(12:22)・・・葱平(13:19)[休憩 14分]・・・白馬尻(14:17)[休憩 4分]・・・猿倉(14:57)

コース

総距離
約19.4km
累積標高差
上り約2,635m
下り約2,635m
コースタイム
標準14時間20
自己8時間57
倍率0.62

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ウルップソウがめちゃ咲き乱れててステキやった。咲き始めやつぼみの方が多かったので、まだしばらく楽しめそう。
そして今日の目的、久しぶりに杓子岳の三角錐の山頂を歩いて楽しかった。行ったことない人はぜひ一度行ってみてください。
大雪渓は、ヤマケイオンラインの白馬山荘の現地最新情報では「アイゼンは6爪以上で」と書いてあるけど、慣れてない人は6爪だとなかなかきついかと思いました。陽が出て雪がやわらかくなると急な箇所は、登りは6爪だと足の角度や体重移動をうまくやらないとズルズルとすべるので。逆に下りは雪がやわらかい時は6爪の方がコントロールしてすべらせやすいので速くて楽かなと。
小雪渓のトラバースは、朝は本当にこわかった。山荘の現地最新情報で「雪切りしてあります。雨が続くとだんだん無くなってきますので油断は禁物です。」と書いてあるとおりで、整備から時間がたってれば慎重に。本当に滑落して死ぬこともあるなと思った。午前中に整備したみたいで帰りは歩きやすくなってた。整備ありがとうございます。
水は念のため3Lで出発。途中で補給して4Lくらい飲んだ。白馬尻小屋はやってないけど水場は出てた。避難小屋~村営頂上山荘間は水場になる沢がいくつもある。水場の看板なんかはないので、味見して良さげな沢で補給。

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フォトギャラリー:69枚

猿倉荘は暗くても良い雰囲気

林道をてくてく歩くと白馬岳が見える

東側を振り返ると、フォーカスの加減で夜明けの良い雰囲気

白馬尻に到着。小屋は営業せず、解体されたままやった。水場の水はちゃんと出てた。

白馬尻の先にキヌガサさんが咲き乱れとった

サンカヨウさんもいっぱい

子供はなんかかわいい

今は白馬尻からすぐに大雪渓に。雪渓は朝は体感で10℃を下回るくらいで手袋を装着。

現地最新情報には「6本以上で」と書いてあったので6本で。だけども、けっこう斜度もあるし前後爪があった方が楽っぽい。雪に慣れてるので6本でもいけるけど。

太陽がステキな瞬間

青と白と緑のコントラストがステキ。なんだけど、けっこう急で6爪は爪を喰わせるのにコツがいる。

振り返ると火打山、妙高山、高妻山、戸隠山が雲に浮かびステキ。そして言うまでもなく落石注意です。

葱平付近は、いったんアイゼンを外して登る

杓子菱がかっこいい

小雪渓のトラバース、一応雪は切ってある。けど、朝は前回の整備から時間がたってたみたいでけっこう危なかった。

朝は足場は斜面に傾斜してたので、一歩一歩踏みならして足場を作って進む。けっこう時間かかった。

ピッケルなしで滑落したら死ぬね。数百メートル加速して岩に衝突する感じ。

小雪渓の上から丸山方面を見上げる。落石もないし、このへんはスノボーでも楽しそう。

稜線に村営頂上宿舎が小さく見えてきた。こっちのお花畑はまだちょっと早かった。

ウルップさんと杓子岳ステキ

オダマキさんかわいい。園児がドンキで売ってるプリキュアのドレス着てはしゃいでるみたいでステキ。

ウルップさんも微妙に早いみたい。満開はあんまりなくて、これからってのが多かった。

村営頂上宿舎を越えて丸山へ。丸山からの立山、剱岳、毛勝三山ステキ。

奥には加賀の白山も

毛勝三山ズーム。毛勝山はむっちりかわいいマムシだらけで楽しかった。

立山、剱岳ズーム

杓子岳、白馬鑓ヶ岳。この角度の杓子岳はかっこいい。

穂高岳、槍ヶ岳も見える。その右の白いのは野口五郎岳か?。手前に蓮華岳、針ノ木岳。

そして白馬岳

キンバイさん大っきくてステキ

黒百合さんは3株だけ見つけた

最低鞍部付近から白馬岳、小蓮華山

杓子岳への登りはひたすらきつい。ザレザレの急登で足がズブズブ沈む。

杓子岳到着。奥は旭岳と白馬岳。

山頂から白馬鑓ヶ岳方面。三角錐の狭い頂上を歩く不思議な感じ。

信州側は安定の崖っぷちでうける。そのうち崩れて歩けなくなりそう。そして遠景に志賀高原、四阿山、浅間山。

少し歩いて山頂を振り返る。毎日見てる白馬村民も、こんな山頂ってのを知らない人も多いんじゃないかな。

杓子岳の下りから白馬鑓ヶ岳。ステキなんだけども、また下って登る...。

白馬鑓ヶ岳登りのお花畑。丸山~白馬鑓ヶ岳の陽当たりの良い所はずーっとお花畑になってた。富山湾や能登半島も見える。

杓子岳を振り返る。帰りは山腹をトラバース。

ヨツバさんもかわいい

白馬鑓ヶ岳に到着。三角点は固定されてなくてグラグラ揺れてうける。

天狗山荘方面もステキ。唐松岳、五龍岳なんかは雲の中。

今日も黒部ダム湖が見えた。奥には水晶岳、赤牛岳も。

かわいいかわいい

杓子岳分岐から丸山へ、また下って登る。

イワカガミさんもピンクでかわいい

杓子岳と丸山間から小雪渓を歩いてる人が見える。雪がつながってて、ショートカットしたくなる。

10時頃から白馬岳はガスに包まれてるからパスしようか?何度も行ってるからいいやーと思ってたら、晴れやがった。

丸山への登り付近のウルップさんの群生ステキ

白馬岳に登り始めたらまたガスが出てきた...

一瞬だけガスが薄くなった。鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳がステキ。

イチゲさんもあちこちで咲き乱れてた

小っちゃな黄色いのや紫のもいっぱい咲いてる

村営頂上宿舎から下ると、あちこちに水場になりそうな沢がある。冷たくておいしい。

雪渓ではグリップ手袋と、現地調達のピッケルを使用。この石、形も握りやすさもステキ。

小雪渓ちょい上から見上げる。丸山と杓子岳の間の稜線から小雪渓の下まで雪がつながってる。すべって降りればめちゃ楽やね。

小雪渓のトラバースは午前中に整備が入ったみたいで、朝より安全になってた。整備ありがとうございます。渡って振り返ると、スキーを担いで直登の人がいた。

小雪渓を越えて、大雪渓最上部までまたアイゼンを外す。雪解けの時期だし、ほぼほぼ沢を歩く感じ。

大雪渓最下部は踏み抜き危険。ちゃんとルーファイできる人以外は早目に夏道に復帰した方がいいです。

アオイさんもステキ

線香花火みたいでステキ

ピンクのウツギさんがいっぱい咲いてて幸せ

蘭のお仲間っぽい

このヒト、いつも虫が蜜を吸ってておいしそう

遠くから呼んでる声が聴こえて、カエルかな?ヘビかな?と楽しみに探したら、このヒトやった。宝石みたいできれい。

きのこさんおいしそう

猿倉荘に到着。正面の建物がトイレと水場。

八方第5駐車場から。さっきまであの上を歩いてたのかーとしみじみと眺める。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ 軽アイゼン

登った山

白馬岳

白馬岳

2,932m

杓子岳

杓子岳

2,812m

鑓ヶ岳

鑓ヶ岳

2,903m

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