行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
富士山駅(09:10)・・・浅間神社前(09:38)・・・馬返し(12:06)[休憩 15分]・・・一合目(12:41)・・・二合目(13:11)・・・三合目(13:35)・・・四合目(14:01)・・・佐藤小屋(14:58)
【2日目】
六合目(05:08)・・・七合目(06:07)[休憩 5分]・・・八合目(07:10)[休憩 5分]・・・本八合目(08:32)[休憩 5分]・・・九合目(09:20)[休憩 5分]・・・須走口・吉田口頂上(10:01)[休憩 3分]・・・剣ヶ峰(10:47)[休憩 15分]・・・富士宮口頂上(11:09)[休憩 5分]・・・御殿場口頂上・・・須走口・吉田口頂上(11:45)[休憩 20分]・・・八合目(下山道分岐)(12:53)・・・本七合目・・・七合目・・・砂払五合目(14:17)・・・須走口五合目(14:54)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
山仲間に誘われて二回目の富士山に行きました。せっかくなので富士山駅から山頂を目指し、下山は須走口を目指します。駅を出発するとすぐに金鳥井があります。ここからの富士山を見たかったのですが、この日は真っ白の景色です。さらに歩くと浅間神社です。ここで、登山の安全祈願を行い、先に進みます。このルートを楽しむ人は少ないようですが、7月下旬に開催される富士登山競争なるイベントのための練習者が数多く行き来していました。標高差約3000mを4時間半以内の制限時間で登りきるとのことです。私の場合、二日間6時間行程を繰り返して山頂を目指しているので、大きな体力差を感じました。馬返しで昼食を取り、緩やかな登りを続けると佐藤小屋に到着です。ここではとても美味しいカレーをいただきました。翌日は3時半に起床して、小屋の中で軽食を食べて出発です。心配していた雨は4時過ぎを最後にやんだようです。仲間の二人は高地登山でも負担を感じないようで、普通に歩いていますが、私の場合、2400mを超えるころから酸素不足を感じ始め、すぐに心拍が上がってしまいます。そこで、私がペースメーカーになり、カメのような速度で登り続けました。しかしながら私だけが遅いのではなく、見回せば少し進んでは小休止を取っている人が多いこと。私と同等の方も多いようで、八合目から山頂までの間で、何度も同じ方と抜きつ抜かれつを繰り返していました。スタート時には山頂方面は雲の中でしたが、我々が登るにつれて、雲は少なくなり八合目を超えたころからはほとんど晴れていました。ただ、下を見ると雲に覆われているところばかりで、展望は開けているのですが、見えるものは雲がほとんどでした。何とか山頂に到着すると、次はお鉢巡りです。今回は反時計回りで歩きました。大きな火口と残雪を眺めながら少しずつ下っていきます。剣が峰が近付くにつれ登り返すため、またまた速度ダウン。やっとのことで剣が峰に到着し、日本一高い場所からの景色を堪能し、記念写真を撮って、残り半分のお鉢巡りを続けます。お鉢巡りが終わり、のんびり昼食を楽しみました。下山は砂走を歩きます。朝のうちはガスっていたせいか砂には適度の湿り気があり、心配していた土煙はほとんどなく、靴やスパッツの汚れもあまりありませんでした。とは言え、山頂から2時間半ほど砂っぽい下り坂はなかなか疲れます。砂の状況によっては腐った雪の斜面を下っている感じで、リズムが合うと一歩踏み込むと30㎝ほどずずずーと気持ちよく滑ります。ただ、時々スベリの抵抗が異なる場所は急ブレーキになったり、滑りすぎると転んでしまいます。やっとのことで砂払いに到着し小休止しました。残り30分を歩くと須走口に到着です。ここで富士山の保全協力金1000円を支払い、富士登山は無事に終了しました。
フォトギャラリー:12枚
晴れていれば鳥居の向こうには富士山が見えるらしい
浅間神社にお参りして登山開始です
ここまではバスも走っています
今夜のお宿
6合目から先は検温チェックが必要です
この日のご来光です
七合目付近からの山頂
山頂は晴れていました
目指す剣が峰はもうすぐです




