行程・コース
天候
1日目:晴れのち曇り夜中小雨、微風2日目:晴時々曇、微風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
天女山駐車場は大型バス駐車スペースが配置されている立派なところです。トイレは天女山に向かって少し下ります。古いけど汚くはありません。飲めないと表示されていますが蛇口が有り綺麗な流水で手が洗えます。到着時貸し切り状態でしたが、帰着時路肩まで車で溢れていました。
この登山記録の行程
【1日目】天女山(05:00)・・・羽衣池(07:00)・・・リフト山頂駅(07:58)・・・牛首山(09:16)・・・赤岳(12:07)・・・キレット小屋(13:43)
【2日目】
キレット小屋(05:00)・・・権現岳(06:58)・・・三ツ頭(07:48)・・・前三ツ頭(08:20)・・・天女山(10:25)
30分から1時間に1回休憩、時刻のポイントで休憩しているとは限らない。
通過時刻はカメラの時刻表示による。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
佐久側からの八ヶ岳はあまり経験がないので良いかなと。そこそこの標高と人が少なそうなコースを選んだ。
実際はキレット以外は決して人は少なく無い。落石注意。トレラン風の軽装日帰り登山者が目立ち、他人事ながらいざという時ほんとに大丈夫なのって気懸り。
赤岳、権現岳を縦走するには、所要時間付きの登山地図だけではつながらない。じーっと見ていたら獣道かと思われる小径が記されているので調べると立派な八ヶ岳横断歩道だそうな。これで行こう。なので、ヤマケイタイムとは異なる事をご承知おき頂きたく。
八ヶ岳は遠望からも最初緩やかで頂上に近付くと急峻になる。天女山から八ヶ岳農場を横断し、羽衣池、スキー場トップまではのどかな山麓。森林限界に近づくと急になり、さらに登ると鎖場になる。早朝に登頂された方が下山で、こちらは、登り。自然渋滞が発生する鎖場。落石の危険は高く、ヘルメットの効果は言うまでも無い。
赤岳頂上は、人だかり・・登頂記念撮影で順番待ちだ。自撮りしてタッチ&ゴー。人が多いだけで危険は増す感じ。
降りに入り、大天狗からアプザイレンするパーティを見てあそこに行くのっ?て、ビビる私。違う方向に道は続いており、なーんだ。でもザレた岩場の下りは気を抜けない。二パーティと立ち話をして疲れをごまかす。
樹林帯に入り、キレット小屋到着。小屋は営業していないが、キャンプ指定地の標識に導かれて幕場探し。時間も時間だが、誰もいない。何処でも良いと返って迷う。結局一番下に決定。心配していた水場は一人分を汲むには十分の水量。苔が付いた岩に水筒を押しつけて忍の一字で2リットル満タン。
最初ウェルカムドリンク、次にウェルカム春雨スープ、続いてウェルカムポタージュスープ(のはずが買ったまま忘れた悔しい)を鳥のさえずりを聞きながらテント前で、更にまったりウィスキー。一人は寂しい、時間が経つのが遅い、パートナーが居れば、とついスマホに手が行く。
夜中は満天の星空、明け方小雨パラパラ。昨夜準備したα化米をパク付き幕場発。
昨日も出会えたが、権現岳へ途中のザレでは、こま草が群落を作って咲いている。北アルプスで見かけるこま草より小ぶりな花がゴシャッと固まって付いている。昨夜の雨で濡れた草にズボンの裾を濡らし、雲が晴れそうで晴れない赤岳をチラチラと見ながら権現へ。途中上手くしたらブロッケン見られるかなって期待しつつ、「なんとなくブロッケン現象」が見えて少し満足。権現頂上直下の長い鉄梯子は一気に登ると大変。良く造ってくれたなーって感謝!
権現岳は狭いのに頂上ラッシュ。見知らぬ方にお願いし、パチリと撮って頂きそそくさと立ち去る。笹と岩と木の根にうんざりとし、なかなか標高を下げないだらだら下にうんざりしつつ、天女山駐車場帰着。溢れんばかりの車にびっくり。素晴らしい山行に感謝し、さぁ家に帰ろう。
愚痴を少し・・・
素晴らしい鈴の音を響かせ気持ち良く歩く方、こんな人通りが多いところ、鈴が無くても熊は近寄らないと思うし、鳥のさえずりや風の音、静けさを楽しみにしている者も居るのだと、少し配慮願いたい。
スピード登山を好む方が居られるが、どけどけどけと言わんばかりの鈴の音は必要?
フォトギャラリー:22枚
車中泊した天女山、すぐ脇が駐車場。左に50mがトイレ
八ヶ岳牧場いつも牛乳ありがとう
羽衣池、ここからヤマケイタイム
牧場越しの富士山
岩場が出てきて花も綺麗
赤岳頂上。人いっぱい
突然こまくさ
登ってきた真教寺尾根
大天狗をアプザイレンで降りるパーティ
天狗尾根 ミニ北鎌?
お休みのキレット小屋
ツルネ辺りはこまくさの群落も
ハイマツは滴を携えて、ズボンはビッショリ
少し晴れて赤岳が見えた
阿弥陀と赤岳
なんとなくブロッケン現象?
権現直下の長い梯子、良く造ったねー
権現岳頂上 少し逆光
振り返りの権現岳
苔がふわふわで気持ち良さそう
三ツ頭
天女山駐車場に帰着
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー |
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