行程・コース
天候
晴れときどきくもり
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
行き:山形駅から山交バスにて刈田岳山頂へ(2050円かつ一日に一本)
帰り:蔵王ロープウェイ山麓駅から徒歩でホテルへ
この登山記録の行程
刈田岳(11:20)・・・熊野岳分岐(11:50)[休憩 20分]・・・熊野岳(12:25)[休憩 30分]・・・ワサ小屋跡(13:25)[休憩 5分]・・・蔵王山頂駅(14:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
せっかく山形に来ているのだから、と向かったのは蔵王。ただ、月山でガッツリ登ったので少し軽めにすることにし、刈田岳山頂までバスを利用した。
バス停近くのレストハウスから刈田岳山頂までは歩いて数分の距離。車でも来られるとあって、多くの観光客が訪れていた。
しかし、なんと御釜は雲の中。あたりは真っ青な空が広がっているのに、御釜の部分だけ東側からもくもくと雲がわいていた。そんなまさか・・・と思ったが、時折チラリと見えることもあるようだったので、それを期待しつつまずは刈田岳山頂へ向かう。
刈田岳山頂から南側の展望は抜群なのに、御釜方面に目を移すと雲。神社で御朱印を頂いてから御釜に向かうがなかなか雲は取れそうにない。
仕方ないなぁ、と思いながら歩き始めると、なぜか雲が切れ始めた! もしや!と思い、御釜に近い遊歩道へ急ぐと、なんと御釜周辺から雲がなくなっているではないか!!
エメラルドグリーンの御釜はまさに絶景。その色とは対照的な周りの荒々しさも見応え十分。日によって青にも見えるという御釜。今日はエメラルドグリーンの日だったんだね、と思いながら、何度もシャッターを切ってしまった。
熊野岳へ向かう道は、風や雲の通り道になっているようで、とにかく雲の流れが速い。真っ白になるときもあるし、周りがしっかり見えるときもある。ころころ変わる風景の中、熊野岳目指して進んでいく。熊野岳直下まで平坦な道なので、風が強かったものの、気持ちよく歩ける。
熊野岳も風が強く吹いていた。それでも、北、西側の眺望は素晴らしく、ずいぶんと長居していたように思う。
面白かったのは、蔵王を境にして東と西で空の様子がまったく異なること。東側には真っ白な雲がもくもくと湧いているのに、西側は青空が広がっていて遠くまで見渡せる。まさに雲が山にぶつかっている状況だった。時折、雲が山を越えて来るのだが、山を越えて流れ落ちるとふわぁ〜っと消えてしまう。それをずっと見ているだけでも面白かった。
この後はせっかくなので、地蔵岳にも寄ることにした。山頂は誰もおらず独り占め。ここでも雲と山のせめぎ合いを見ることができたし、なんとかうっすらと鳥海山も見ることができた(たぶん・・・)
花々は、コマクサがなんとか一、二株見つけることができた。オオヤマリンドウを見つけたり、ヤマハハコやアキノキリンソウはたくさん咲いていた。
痛々しかったのは、ロープウェイ乗り場近くの立ち枯れていたアオモリトドマツの木々。こんなに立ち枯れているとは驚きだった。樹氷の木でもあるアオモリトドマツ。復活させるための取り組みはされているが、なかなか難しいらしい。
帰りは、ロープウェイを乗り継いで蔵王温泉へ。大好きな泉質の蔵王温泉。汗を流してまったり。次は樹氷を観にこようかな。
3時間ほどの登山(ハイキング?)だったが、こちらもまたとても充実し、天気にも恵まれた山行になった。
フォトギャラリー:53枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー |
| 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |

























































