行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
夜叉神峠発~御座石鉱泉着
この登山記録の行程
【1日目】
夜叉神峠登山口(10:00)・・・夜叉神峠(11:20)[休憩 10分]・・・杖立峠(12:55)[休憩 10分]・・・苺平(14:45)[休憩 10分]・・・南御室小屋(15:28)
【2日目】
南御室小屋(05:30)・・・薬師岳小屋(07:00)[休憩 10分]・・・観音岳(08:00)[休憩 15分]・・・アカヌケ沢ノ頭(09:05)[休憩 10分]・・・鳳凰小屋(10:55)[休憩 25分]・・・燕頭山(12:55)[休憩 10分]・・・西ノ平[休憩 5分]・・・御座石温泉(16:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
念願の鳳凰三山に行ってきた。オベリスクを見たいという夫と一泊のツアーに参加。ものすごい時間を歩いて足が棒のようになったというのが率直な感想だが、その裏には多くの感動もたくさん潜んでいる。
夜叉神峠登山口から出発。実はこの両日の天気予報は大方雨というものだったが、登山開始時に雨は降っていない。ラッキー。結構ゆるゆるのだんだらを登って行く。これが結構くじけさせる。一時間半弱夜叉神峠に着く。雲が結構あったにもかっ変わらず、南アルプスの山々が見えるではないか。
北岳もちょっと頂を覗かせている。ワクワクしてきたぞ!!
霧がかかる、幻想的な森を登って行く。二時間弱で杖立峠。今日泊まる予定の南御室小屋まではここから苺平を経て二時間弱更に登って行くのだそうだ。ルートにある森は今まで見た森とは大きく違う感じがする。何故だろう?樹木の生えている地面はほとんどが苔で覆われている。苔の色もグラデーションになっており素敵に見える。
出発から5時間半、南御室小屋に到着。咲き乱れているヤナギランが出迎えてくれる。よく見るといろいろな花が咲いていて、色彩的に目に眩しく映り、元気が出る。この小屋は今食事を提供していないので、お湯を沸かし、それぞれ持ってきた乾燥食をふやかし、屋外で総勢15名のちょっとした夕食となった。ビールが何と800円もしたが、なんと美味しくのどを潤してくれたことか。
翌27日は、4時からスタッフの方がお湯を沸かしてくれ、又前日と同じような朝食をとる。5時半出発。9時間の歩きが予定だがどうなることか。
未だ寒かったが、小屋裏から急登とのこと、ダウンでは暑いだろう、薄いヤッケでしのぐ。その通りものすごい急登にふうふう言いながら、登ると、もう暑い。出発から45分、北岳、間ノ岳が木々の間から見え始める。
太陽も出始めている。今日もお天気よさそうだ。ヤッホー!!
もっと高く登って行くと、そうそうたる山々が、富士山も含めて見えるスポットに到着。それから薬師小屋で一休みして、薬師岳山頂へ到着。広々としたその山頂からは、見えるべき山々が雲海の上にはっきりと見え、幻想的。こんな風景初めてだ。遮るものがない。八ヶ岳も見える。
次の目的地の観音岳からは、甲斐駒が岳がくっきりと。この山の頂上は狭く、各々交代して、山頂で記念写真。アカヌケ沢の頭に来ると、白い花崗岩(?)の土が目立つようになり、疲れた足に登りにくさを大いに感じさせてくれる。へたばりそうになる。
そして、鳳凰三山の代表的な写真として取り上げらているオベリスクを擁する地蔵岳、賽の河原に到着。彼岸の地を思わせる荒涼としたところを想像していたが、真っ白な砂の上に、そこかしこに鎮座ましますお地蔵様のなんと優しい姿。そして、見上げるオベリスクは諸外国で見上げたものとは違う面持ち。私には口を少し開けたイルカの笑っている姿に見えた。ここに来たかった夫の目にはどう映ったのだろう。
朝食が早かったので、これから続くであろう御座石鉱泉までの長時間の激下りに備えてエネルギ補給をそれぞれ取る。予想をはるかに超える、急な下りは足が棒になるほどだった。途中鳳凰小屋、燕頭山で休憩をし、16時半過ぎに御座石鉱泉に着いた。実に11時間歩いたことになる。お疲れさんでした。
フォトギャラリー:33枚
装備・携行品
みんなのコメント
登った山
関連する登山記録
関連する山岳最新情報
よく似たコース
夜叉神峠から鳳凰三山(薬師岳・観音岳・地蔵岳)を歩き、青木鉱泉へ 前夜泊1泊2日
- 最適日数
- 1泊2日
- コースタイプ
- 縦走
- 歩行時間
- 13時間20分
- 難易度
- ★★★
- コース定数
- 51





































