行程・コース
この登山記録の行程
焼岳登山口(07:27)・・・中の湯新道分岐(09:00)[休憩 10分]・・・焼岳北峰(10:43)[休憩 60分]・・・中尾峠(12:43)・・・焼岳小屋(13:00)・・・峠沢(14:45)・・・焼岳登山口(15:00)・・・西穂登山口(15:15)・・・田代橋・・・上高地バスターミナル・・・河童橋(15:38)・・・上高地バスターミナル(15:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は昨年登山口まで行ったにもかかわらず、大雨と大風で美ヶ原に変更した焼岳(2455m)をリベンジで計画。
下山後の平湯温泉(平湯館)も予約して万全な体制。
しかし、事前予報ではず〜っと雨。
宿泊先のキャンセル料も発生するので、最悪温泉だけでもと直前までウエイティング。
すると金曜になってようやくてんくらAが出た!!。
出発時も予報は変わらず、22時半に自宅を出た。
するとひるがの高原あたりから雨・・・。
中ノ湯登山口Pに着いても降り止まず。
駐車場もほぼ満車でラスイチで何とか停められた。
晴れ予報を信じた登山者が多かったんだろう。
仮眠をしつつも雨上がりを待つ。
6時半頃ようやく止んだようで、朝食をとって準備をして7時過ぎにスタート。
スタート時は緩やかな登りの樹林帯を進み、しばらくするとやや傾斜がきつくなる。
焼岳というと活火山であり、お花とは縁がないと思っていたが結構お花が咲いている。
雨は止んだが周囲はうっすらと白い。
いつものことなので気にせず進む。
雨上がりなので所々で泥んこ遊びが楽しめる・・・。
1時間半ほど進むと傾斜が緩むと同時に視界が開けて目標の焼岳が見える(ハズ)。
北峰も南峰も時々見えそうになるが、残念ながらかくれんぼ中。
ここからは樹林帯を抜けいよいよ岩場が増えてくる。
お花畑もあり、景色の無さを補ってくれている。
しばし進むと多くの登山者が南峰側の斜面を向いて撮影している。
目を凝らすと黒い物体が動いている・・・更によく見ると なんと「クマ」。
距離にして数百メーターか?? こちら側を気にすることもなく冬眠前の餌を収集中のようだ。
現時点で危険はないようだが今後の登山者は要注意!!
北峰・南峰は見えたり隠れたり。
ようやく鞍部の噴気口が見えた。
もちろん硫黄臭と蒸気を噴き上げる音も遠くから確認できる。
約3時間で北峰と南峰の鞍部に着いた。
南峰には三角点があるものの入山禁止なので北峰を目指す。
危険性は無さそうだが、せっかく持ってきたのでここでメットを被る。
山頂へは右側から回り込んで登っていくが、岩場の登りなのでマーキングを確認しながら登らないと詰むことがありそうだ。
もうすぐで山頂という所でマダム軍団が下りてきたが、山頂は賑わってそうなのでしっかり譲ってから登頂。
比較的広い山頂だが多くの登山者で賑わっている。
晴れ予報だったので、みなさんおそらく絶景待ちなのだろう。
山頂標識で記念撮影をして頂き、おにぎりを食べながら我々も絶景待ち。
時々北西側に青空が見えて、槍穂側の雲がどいてくれそうになるがすっきりはせず・・・。
上高地側の雲は時々どいてくれて、梓川や赤い屋根の帝国ホテルが見えた。
1時間ほど粘ったが成果なく下山(後でヤマップを確認すると午後は快晴となり絶景が堪能できたそうである)。
今回は新中ノ湯ルートをピストンする計画だったが、泥濘を下りるのも嫌だったし、クマも気になったので上高地側に下りることにした。
上高地側のルートは新中ノ湯ルートより厳しい岩場が多いが、晴れていれば上高地を見ながら下山できる(のだろう!!)。
注意は必要だがこういったルートの方が好きだ。
中尾峠まで下って若干登り返してしばらく進むと焼岳小屋に着く。
ここでコーラと山バッジを購入。
気持ちの良い登山道はここまでで、ここからしばらく藪漕ぎとまではいかないが、結構な笹道を進む。
足元が見づらく注意が必要だが、この辺りからすこぶる晴れ始めたので少し気分が上がる。
笹道を過ぎるとおそらくこのルートの核心部となる。
鎖場あり、ハシゴありでかなり厳しいルートである。
こっちは登山者が少なかったが納得だ。
更にダラダラ下り上湯沢の登山口に着いた。
ここからは梓川右岸を観光客と一緒に河童橋までのんびり散歩する。
上高地は快晴だが穂高の頭は雲に隠れている。
河童橋から振り返ると焼岳の雄姿が望めたが、今山頂にいる人達は絶景を堪能していると思うとちょっぴり悔しい・・・。
上高地からはタクシーに乗って16時半に中ノ湯登山口Pに戻った。
ここからジャン・奥穂・つり尾根・前穂が見えたのが最後のご褒美だった。
ここ予約している平湯温泉の平湯館に行き、ほっこり宿泊した。
今回は1年前のリベンジが果たせたが、残念ながら絶景は見れず・・・。
まぁ元々の雨予報が一転、無事登頂できたのでヨシとしたい。
また、ピストンでなくプチ周回も面白いルート構成で結果オーライであった。
登山中に初めてクマさんを見たが、あれとの鉢合わせはゴメンしたいな!!























