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焼石岳・南本内岳(頂稜付近の紅葉始まる)2022

焼石岳・南本内岳・東焼石岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 東成瀬コースの林道終点に十数台駐車できます。

この登山記録の行程

東成瀬コース登山口(06:52)・・・水場・休憩15分・・・南本内岳(10:05)休憩30分・・・東焼石岳(11:27)休憩10分・・・焼石岳(12:12)昼食35分・・・水場・休憩10分・・・東成瀬コース登山口(15:07)

コース

総距離
約18.5km
累積標高差
上り約1,246m
下り約1,243m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■この時期に、これまで歩いたことのない山々の秋を楽しむ。そんな観点から選んだ第一弾が、焼石岳である。ここの紅葉は10月上旬が良いようだが、三ツ石山との位置関係を考えると、南本内岳周辺の紅葉は意外に早く始まるのではないかと読んで、今日は秋田県側のルートから入って、南本内岳、東焼石岳、焼石岳を周回することにした。
■予想通り、焼石岳山頂部、南本内岳の斜面では紅葉が始まっていた。この日はてんくらAで、岩手県側はおおむね晴れだったが、山頂付近には午前中、雲が残っていて、紅葉に紅葉に陽が差すことが少なく、11時過ぎになってようやく青空が広がった。
■ 青空が広がった広い頂稜の漫歩は素晴らしく、南本内岳山頂で紅葉を楽しんだ後、草紅葉の湿原を歩き、東焼石岳付近から焼石岳を見ると、北側の斜面から裾野にかけて、ミネカエデのオレンジと赤が鮮やかに広がっていた。池塘に映る青空も深い色合いで、もう何も言うことはない。登山道には秋の花も咲き残っていて、紅葉と花が楽しめる良いタイミングでの山行だった。
■この日は秋田県の東成瀬村から入り、なだらかで長い登山道をしばらく歩いて、かつて牧場だった焼石池に出るマイナールートを選んだ。展望はないのだが、高低差の少ない歩きやすい道で、焼石池手前には水場もある。豊富で冷たい水を、行きと帰りに補給した。
■焼石池からは川のような登山道を少し進んで、その先はジグザグの急登になるが、それも長くは続かない。神社手前の稜線に飛び出ると、その先には広大な台地状の景色が広がっていて、開放感に包まれた。
■ここから南本内岳、東焼石岳、焼石岳と三座を周囲しても、それほど標高差があるわけではないので、足に来ることもなく、初秋の風景を十分に味わうことができた。
■最後に獣の話を。この日は2度、獣とニアミスをしている。熊ではなく、イノシシかタヌキのようだが、子熊の可能性も捨てきれない。一度目は、10mほど先まで突進してきて、笹藪の中に姿を確認している。突進に気付いてから大声で威嚇したため、獣は途中で進路を変更して藪に消えた。
■2度目は帰路、駐車場まであと4、50分のブナの森で、30mほど先の藪でガサガサと獣が動く気配がした。この時も大きな声を出して、獣が去るのを確認してから、その場所を通過した。
■今年は例年になく、熊の出没が多いため、大きな声を出したり、ホイッスルを吹いたりするなどの対策が、より必要になっていると感じた。

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装備・携行品

登った山

焼石岳

焼石岳

1,547m

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1,486m

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