行程・コース
この登山記録の行程
鳩待峠(05:32)・・・山ノ鼻(06:20)[休憩 5分]・・・至仏山(08:42)[休憩 60分]・・・小至仏山(10:17)・・・オヤマ沢田代(10:50)・・・鳩待峠(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
朝3時15分起床。昨日スーパーで購入した助六弁当とバナナを食べ、お湯を沸かしサーモスに入れ、コーヒーを飲む。トイレを済ませて4時5分に道の駅を出発、4時30分に戸倉第1駐車場着。登山支度を済ませ、バスチケットを購入して5時の始発バスに乗る。鳩待峠には5時25分に到着、5時30分に山の鼻に向け登山開始。尾瀬ヶ原への玄関口だけあり、ほとんど木道が整備されていてとても歩きやすい。朝靄の中55分かけて山の鼻まで歩く。朝靄は変わらず白く尾瀬ヶ原を覆っていて、草原と樹木を浮き上がらせる。至仏山方面に向かう為、鹿よけの柵を通り尾瀬ヶ原に入る。400mほど木道を歩くと至仏山の登り口が出てくる。登りはじめからすぐに急登が始まる。昨日は好天だったのに、登山道は沢のように水が流れていて滑りやすい。水で濡れた登山道と木道が交互に現れるが、急こう配の登りが続く事には変わらない。一度ガスが晴れて至仏山山頂が見えたが、登り始めて1時間はほとんどガスに覆われて足元と近くの樹林が見えるだけ。登り口から山頂までの標高差の半分の標識版を発見、このころからガスが動き始め、次第に燧の山容と尾瀬ヶ原が見え隠れする。8時を過ぎた頃、頭上が青空になり、ガスがどんどん消えて燧の山頂がはっきりと見えだし、その後尾瀬ヶ原がぱっと晴れ渡り尾瀬全体が眼前に広がる。右手には日光連山が朝日を背に受け、黒い屏風と化す。登りの後半は滑りやすい蛇紋岩との闘い、クサリのある一枚岩、傾斜はそれほどでもないが、体重をかけようとすると滑るので、思った以上に疲れる。高天ヶ原まで登ると傾斜も緩くなり木道も現れ、尾瀬全体を見渡せるようになる。ここからは山頂の左側を巻くように緩やかに登り、8時42分に山頂にたどり着いた。山頂からは360度の絶景。北には尾瀬ヶ原を従えた燧、東側は日光連山、特に白根山と男体山はそれぞれ特徴のある山容と高さで抜きんでている。その右手には錫ヶ岳、皇海山、南に目を向けると赤城山、真正面には武尊山、武尊山の左右はるか遠くには富士山と南アルプス、八ヶ岳、さらに西を向くと、浅間、谷川連峰、巻機、苗場など、遠くには北アルプス、頚城山塊まで見渡せ、正面左には平ヶ岳、本州中央部の百名山全てが見渡せるようだ。20分ほどこれらの景色を眺め、早めの昼食。無風快晴で温かい最高のランチタイム。1時間も山頂にとどまり、9時45分に小至仏山に向け下山開始。相変わらず蛇紋岩の滑りやすい足場を気にしながらのアップダウンで10時17分に小至仏山山頂に到着、武尊山が真正面でますます大障壁のように視界を扼する。オヤマ沢田代の笠ヶ岳分岐までは景色を眺めながらの楽しい稜線漫歩。トカゲ岩で尾瀬ヶ原は見えなくなり、樹林帯に入る。ここから鳩待峠までは普通の登山道で1kmごとに標識が出てくるばかり。鳩待峠には11時45分に到着。11時50分のバスに間に合いそうだったので、速攻でチケットを購入しダッシュで駐車場に向かう。着席と同時にバスは出発。12時15分には戸倉の駐車場に戻り、温泉キットを持って橋向いの尾瀬ぷらり館で温泉に入る。ここは露天風呂がちょうど良いぬるめの湯でゆっくりと浸かっていられる。入浴後、館内の尾瀬ネイチャーセンターを眺めて駐車場に戻る。
フォトギャラリー:54枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
| GPS機器 | カップ |


























































