行程・コース
この登山記録の行程
大弛峠(09:12)・・・朝日峠(09:34)・・・朝日岳(10:00)・・・金峰山(10:46)[休憩 19分]・・・朝日岳(11:46)・・・朝日峠(12:08)・・・大弛峠(12:26)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8時50分大弛峠に到着した。平日ではあるがそれほど広くない駐車場は既に満車。停める場所を探していると、峠から先の舗装されていない林道にたくさんの車が縦列駐車で停めてある。凹凸の林道をゆっくり進み、峠から数十メートル先に駐車スペースを確保して停めた。
登山の準備をして峠まで歩き、9時12分登山口を出発する。樹林帯の中の道をたくさんの登山者が金峰山を目指して登っている。しばらくやや急な登山道を登ると起伏の少ない平坦な道に変わる。やがて斜面を少し下り、朝日峠に着いた。石を積んだケルンがあった。そこから少し登り返すと再びアップダウンの少ない歩きやすい登山道になる。進んでいくと展望の開けた緩やかな岩場の登りになり、10時に朝日岳山頂に到着した。東南方向には昨日登った木賊山と甲武信ケ岳が並んで見える。南方には富士山が見えるが、もやがかかり霞んでいる。朝日岳を出発し、西方に見える金峰山を目指す。急なガレ場の斜面を下りきると登山道は平坦な道になり鉄山のふもとを巻いていく。金峰山への最後の登り、樹林帯からシャクナゲとハイマツの道に変わり、ハイマツ帯を抜けると展望が広がり、山頂へ続く稜線に出る。左前方に山頂の岩峰が見える。10時46分金峰山山頂の標柱のある場所に到着した。そこから少し先に「五丈岩」と呼ばれる巨岩がある。近くまで行ってその岩を見上げる。かなり遠いところからでも稜線上に立つこの岩を確認できる。金峰山からは360度の展望が開け、特に「八が岳」が大きく間近に見え、手前の眼下には「瑞牆山」の岩峰群が確認できる。北西方向、遠くに「乗鞍岳」「御岳山」その左に「中央アルプス」手前に「甲斐駒ヶ岳」や「南アルプス」の山々が連なっている。山頂付近に20分ほど滞在したあと、大弛峠に向けて往路と同じ道を引き返す。山頂を11時05分に出発し、峠の登山口には12時26分に到着した。


















