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谷川岳一ノ倉沢 澄み渡る秋空に紅葉が輝く岩壁 2022

谷川岳 一ノ倉沢 マチガ沢 幽ノ沢 芝倉沢( 上信越)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

谷川岳インフォメーションセンター駐車場7:00*****一の倉沢7:55*****一の倉沢行き止まり8:20*****一の倉沢9:05*****幽の沢9:25*****芝倉沢10:10(休憩40分)10:50*****一の倉沢11:40*****駐車場13:00

コース

総距離
約15.5km
累積標高差
上り約687m
下り約684m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

谷川岳の肩の小屋のTwitterを見ているとこの寒さで昨日、稜線は雪になった模様。
もしかしたら秋と冬の景色が同時に見られるかもと期待して澄み渡る秋空の下、谷川岳の一の倉沢へ。
本日は旧国道の一の倉沢トレッキングコースをのんびりマチガ沢から芝倉沢まで歩いてきました。
駐車場から一の倉沢までは舗装路、芝倉沢までは広い林道、その先は道幅狭くなり5分ほどで土砂崩れにより通行止めです。
ほとんど水平移動の山歩きです。
残念ながら積雪は遠望出来ませんでしたがブナやカエデの紅葉が見頃でした。
黄葉する前に枯れて葉を落とす木が多いようですがまとまれば山肌は煌めく紅葉で埋め尽くされていました。
ロープウェイ入口まで紅葉が降りてきていますので今週いっぱい見頃ではないでしょうか。
一の倉沢までは電気自動車も運転していますので足の悪い高齢の方まで平日にもかかわらずたくさんの人達が訪れていました。
まだ見ぬ紅葉の涸沢は歩いた者しか見られない絶景だけど谷川岳の一の倉沢はアルプスにも負けない絶景が気軽に見られるのでおすすめです。

現地情報は下記がおすすめです。

みなかみ町観光協会
https://www.enjoy-minakami.jp/
谷川岳肩の小屋
https://twitter.com/gunmanooyama?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor


谷川岳周辺の過去の山歩きです。
大源太山 上越のマッターホルンから谷川連峰の稜線へ 2019
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=178267
谷川岳 西黒尾根から残雪と高山植物 2019
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=164020
白毛門 笠ヶ岳 2018
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=144921


それでは出発します。

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フォトギャラリー:65枚

七時に谷川岳インフォメーションの駐車場から白毛門を見上げて出発。登山者用に奥に150台無料で開放されいます。トイレあり。

林道のゲート。登山指導センターが最後のトイレになります。

西黒尾根の登山口。
もう3年前になるのかあ。

紅葉の舗装路をのんびり行くと

まずはマチガ沢の絶景が現れます。
この景色を見ると心躍ります。

稜線までくっきり。

巌剛新道登山口。
またここから登る日が来るかなあ。

さらに林道を進むと、見えてきました~。

一の倉沢の大岩壁!

すでにカメラマンの方が何人もいました。

振り返れば白毛門と笠ヶ岳。

紅葉は見頃だね。

こちらも。

一の倉沢の駐車場。
トイレは閉鎖されています。
昔はここまで何回か車で来たんだけど、今は電気自動車だけです。

少し沢を登って

川幅の狭くなったここまでやってくると、ちょうど左の大岩を降って来る方がいました。
声をかけてみるとさらに上まで行って来たそう。
ここより景色が当然良いんでしょうね。
当然、当然。
の返事に思い切っていってみる事に。

赤テープが随所にあるので迷うことは無いですが道は滑りやすいです。

15分ほどで灌木を抜けると見えてきました~。

迫力の大岩壁。

水鏡の岩壁の紅葉。

さらに沢沿いを進みます。

浮石や滑りやすい岩を登り

どうやら今の自分の装備と体力と技術ではここまで。

左の岩の上に先の登山道が見えますが昔から大勢のクライマーの人達はこの先を越えて岩壁に挑戦してきたんだろうな。

魔の山と呼ばれますが、確かにロッククライミングをする人はこれを見上げると登りたくなるかも。

沢沿いのザイル。

向こうに渡るだけでも大変そう。

さて充分眺めて

滑る岩肌を慎重に降ります。

今日は沢の水が少なかったので沢沿いを歩いたけど増水の時は絶対に立ち入らない方が良さそうです。降るときに注意したにもかかわらずコケてしまい、片方のストックを曲げてしまいました。

最初の大岩まで戻ってきて

さらに紅葉の林道を進みます。

広葉樹が煌めいています。

幽の沢。
大概の人はここまでで帰るみたいですが今日はもう少し先まで行ってみたいと思います。

林道脇のブナの水。

白毛門や笠ヶ岳も段々近づいてきました。
途中で自転車の地元の男性と雑談。
林道では獣臭が結構したけど熊は多いですかって聞くとこの林道で熊に襲われたニュースは聞いたことが無いと言っていました。
むしろ熊穴沢避難小屋近くに熊の巣があり田尻尾根近辺は良く見かけるそうです。

そして武能岳が見えてくると

芝倉沢です。
この手前で一部崩落しているところがありますので注意してください。

エメラルドグリーンに輝く沢の水と紅葉と青空。
とても綺麗です。

砂防ダムを渡ってもう少し進みます。

先程の崩落個所。

芝倉沢までの林道と打って変わって狭い登山道になります。

こちらの紅葉も綺麗。

5分ほど歩いて崩落がありこの先は通行止めです。

戻って白毛門。

堅炭尾根。

砂防ダムの上でカップラーメンを啜りながら休憩。
そしてこの景色を目に焼き付けて同じ道を帰ります。

湯桧曾川沿いに新道が並行してありますがもう一度一の倉沢の絶景を見たいのでこのまま林道を進みます。
舗装路を歩きたくない方はこちらを歩くのもお勧めみたいですよ。

ブナの木の水も口に含んで美味しい~。

ここはこんな道ですが国道なんですよね。
昔の人は大変だったろうな。

一の倉沢に戻ってきました。

午後の柔らかな日差しを浴びて

一ノ倉尾根も輝いています。

平日ですが大勢の観光客が思い思いに写真を撮っていました。

見頃ですね。

さて今日は良く歩いたので帰ります。

帰りの林道の木立の隙間からは七つ小屋山や武能岳まで良く見えました。

樹齢200年のブナの森です。

帰りにトイレ休憩のついでに山岳資料館でやっていた特別展を見学させていただきました(無料)。

駐車場到着。
インフォメーションを見学して記念に熊鈴を購入しました。

山歩きの後は川古温泉近くの秘湯へ。
たまご水の匂い漂うぬるま湯です。
誰も居ない湯舟に浸かると何時間でも入っていられそうな良いお湯でした。おしまい。

おまけ、利根川の河川敷を散歩中に拾ったトンビの羽です。

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