行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
この登山記録の行程
新疋田駅(08:48)・・・市橋登山口駐車場(09:15)・・・夕暮山分岐(10:44)・・・夕暮山(10:50)・・・夕暮山分岐(10:54)・・・岩篭山(11:10)・・・インディアン平原(11:20/11:37)・・・駄口登山口(12:49)・・・新疋田駅(13:11)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
いわかご…と、つい読みたくなる「いわごもり」やま。北陸本線の滋賀福井県境にある深坂トンネルを抜けるとすぐの新疋田駅で下車。しばらく国道を歩き、疋田集落を通り抜けて市原登山口を目指す。林道から登山道へ、やがて沢沿いにルートが付けられ、清流と滝を眺めつつ標高を上げて行く。橋などなく沢の渡渉を何度も何度も繰り返すので、水量が多い時期はどうなのだろう。最近降雨がないためか大した水量ではなく、岩も乾きすべるようなこともなかった。ただし、谷間では太陽が山かげに隠れると急に暗くなり、目印のピンクテープが見つけにくくなる。暗闇では威力を発揮するヘッドランプもあまり役に立たず、道迷いの危険性がある。またこれからの季節は落ち葉で踏み跡が分かりにくくもなる。午後に市橋ルートで下山する場合はこの点を留意のこと。
ようやく明るい稜線が見えてきて最後の急登をこなし、平坦な尾根に出ると岩籠山と夕暮山の分岐である。軽く登れば山頂に反射板がある夕暮山に到着し、敦賀方面の展望が広がる。分岐に戻り岩籠山へと向かう。いったん鞍部に下り登り返して行くと、左手に踏み跡が現れる。とくに表示はなかったが、山頂へと続く。こちらも眺めはよく、ここで休憩しておけばよかった。すぐ下に見えているインディアン平原と呼ばれる場所へ近づいて行くにつれ、大勢のハイカーが休憩している。写真も遠景でしか取れず、少し離れた所で軽食を摂る。下山は駄口ルートで。こちらも急な箇所はあるが迷うような所もなく、多くはこちらを往復するようだ。初級一般向けの駄口ルート、中級経験者向けの市橋ルートと言えるかもしれない。あとは新疋田駅へ戻るのだが、国道161号線はけっこう通行量が多く、日曜なのに大型車も頻繁に通る。せまい側道に草が伸びて車道ぎりぎりを歩くのは、登山道よりよほど怖かった。