行程・コース
天候
曇りのち晴れ(13時ごろから)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
駐車場がないため、下山口となる吊橋から少し戻った空地に駐車。トイレなし。
この登山記録の行程
駐車地点(07:20)・・・玉置山登山口バス停(07:40)・・・蜘蛛ノ口、南奥駈道出合(08:15)・・・如意珠岳P736m(08:27)・・・古屋ノ辻(08:35)・・・塔ノ谷峠(09:15)・・・P1023m(09:30)・・・香精山(09:57)・・・四阿之宿P1230m(10:31)・・・地蔵岳(11:00)・・・巡視路(11:26)・・・葛川辻(11:37)・・・笠捨山(着12:02発12:34)・・・P1257m(12:55)・・・熊谷ノ頭(13:09)・・・蛇崩山(着13:30発13:37)・・・熊谷ノ頭(13:58)・・・廃小屋の鞍部(14:09)・・・駐車地点(15:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
上葛川を起点に黄葉に染まる蛇崩山を目指した。まずは玉置山登山口バス停から蜘蛛ノ口で南奥駈道に出合い、香精山、地蔵岳、笠捨山へ。そこから南奥駈道をはずれて、蛇崩山を周って、上葛川の集落をぐるりと周るようなルートで歩いた。
南奥駈道はもちろんルート明瞭で、地蔵岳の前後が鎖場となっている。
対照的に、笠捨山から蛇崩山、上葛川までは、落ち葉のためか踏み跡が薄く、ルートを示すテープもほとんどない。なかでも熊谷ノ頭から上葛川登山口までは踏み跡だけが頼りだったので、下りに使うときは要注意。昼間でもうす暗い植林帯の中をずっと下るが、日が落ちかけてからの下山になると、ルートの判別が困難になり、進めないのではと感じた。
ふだんはあまりしないルートロスは3回あった。まず1回目めは玉置山登山口バス停から登ってすぐの植林帯、2回目は熊谷ノ頭から下ったP948m付近の植林帯、3回目は下山口手前の棚田付近。
2回目のルートロスが大きく、ルートを示すテープ等がないなか、踏み跡に頼りすぎたのが原因。廃小屋の鞍部からP1040mまでは尾根のアップダウンを避けて、東斜面をトラバースして下る。そこから稜線乗越で南斜面から北斜面に乗り換えるべきところを、誤った踏み跡に乗り、P948m直下の南斜面まで直進し、道がなくなりルートロスに気付いた。P948mへ直登して反対斜面まで乗り越えてルート復帰したが、暗かったらルートに復帰するのが難しい部分だった。山彦ぐるーぷの標識が示す難路の意味が分かったが、テープがほとんどなく、初見で下りに使うのは難しかった(このルートを登りに使うなら間違えることはないと思う)。
フォトギャラリー:55枚
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[玉置山登山口バス停]集落から歩いて20分。正面右奥の谷が登山口。標識はないが、ピンクテープとわずかな踏み跡が登山口であることを示す。
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ISO: 400 Speed:1/250 f値:1.8
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道路から少し登ると斜面をトラバースする踏み跡が出てくる。しかし、この先の杉の植林帯で作業道に進み、1回目のルートロス。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:4
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GPSで確認すると正規ルートより下にいたので、尾根で登り上げてルートに復帰。
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[蜘蛛ノ口]南奥駈道出合いに着く。ここからはしっかりと整備された稜線を進む。
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ISO: 160 Speed:1/30 f値:1.8
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[第11靡 如意珠岳]露岩した尾根を少し登ると到着。P736m。
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[第12靡 古屋ノ宿]如意珠岳から下ってすぐのところ。
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[古屋ノ辻]西は21世紀の森への道が、東は上葛川からの道が交差する。
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ISO: 125 Speed:1/80 f値:1.8
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暗い樹林帯が多いが、ときどき明るい広葉樹の中を歩く。
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[塔ノ谷峠]登りがしばらく続いた後に峠に着く。貝吹金剛と書かれた看板もあり、さらに斜度がきつい登りが待っている。
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ISO: 200 Speed:1/30 f値:1.8
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[塔ノ谷峠]上葛川からの道が出合うが、「倒木多、道不明、要注意」とある。見るからに踏み跡が不明瞭で、使わないほうがよい道。
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ISO: 250 Speed:1/30 f値:1.8
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[貝吹ノ野]塔ノ谷峠から直登すると、行場となる大岩の真下に出る。
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ISO: 400 Speed:1/80 f値:1.8
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何もないP1023mを越え、香精山が近くなるときれいな広葉樹に囲まれる。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5.6
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[第13靡 香精山]最後にぐぃと登ると、山頂に出る。展望はあまりない。
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香精山からすぐ、切り開かれて、この先のルートが見渡せる唯一の地点に出る。右奥に初めて笠捨山がその姿を現す。高圧線の左にあるピークは地蔵岳。
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[関電巡視路分岐]右にトラバースしていくのが巡視路。奥駈道はまっすぐ尾根を行く。
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[第14靡 拝返し]急な登りを上がると第14靡に着く。ここから本宮方向を拝み返したらしい。
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[第15靡 菊ヶ池]拝返しから直線で約20~30mほどしか離れていない。稜線上なので池はない。
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[第16靡 四阿ノ宿]さらに登るとP1230m。ここで奥駈道は90°曲がって地蔵岳へ向かう。
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[地蔵岳参道分岐]地蔵岳直下までくると、地蔵岳参道と出合う。目の前にあるのが地蔵岳で、この先は険しい鎖場が待っている。
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岩稜にぶつかってから左に回り込むと、真上に登る地蔵岳の鎖場が始まる。
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4、5ヵ所ほど鎖場が連続して、一気に高度を上げていく。
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[地蔵岳山頂]山頂直下数メートルのところに地蔵岳本尊が祀られている。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:1.8
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[地蔵岳山頂]本尊から上に回ると、三角点のある山頂に着く。こちらは陶製の小さなお地蔵さんが置かれている。
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地蔵岳の下り。松の根でできた橋を渡る。
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巨木の根元の鎖場を真下に下る。鎖を寄進した方を記した看板がある。
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ISO: 125 Speed:1/40 f値:1.8
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[第17靡 槍ヶ岳]地蔵岳からの鎖場を下りたすぐのところにある。もちろん山頂も踏破できる。「2minで槍ヶ岳」へ。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:2
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鉄塔直下で、関電巡視路が分岐している。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5.6
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[葛川辻]上葛川からの登山道と出合う。
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ISO: 320 Speed:1/30 f値:1.8
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葛川辻から少し進むと、行仙ノ宿への巻道の分岐がある。ただし上級者向きとあり、踏み跡も薄く荒れている感じがする。
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ISO: 160 Speed:1/30 f値:1.8
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倒木が苔むして、キノコがたくさん生えている。
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笠捨山への最後登り。200mくらい一気に登る。
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[第18靡 笠捨山]あいにく山頂だけ笠がかぶったように曇っていた。
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ISO: 125 Speed:1/250 f値:5.6
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[笠捨山東峰]反射板が2枚設置されている。その手前に「新宮山彦ぐるーぷ」により「茶臼山、蛇崩山方面 難路につき通行禁止」とある。難路?と思いつつ進み、その理由を後で知る。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5.6
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笠捨山東峰から下ってすぐ、茶臼山方面との分岐を示す標識がある。ここから蛇崩山へ向かい南斜面を下る。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:4.5
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たまに出てくるテープが、ここがルートであることを示す。落葉に埋もれて踏み跡はない。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:3.5
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支尾根につっこみやすいところに標識がある。下りでは間違った尾根に入りやすいので、要注意。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:3.2
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[熊谷ノ頭]尾根を下って、蛇崩山への分岐に到着。ここから蛇崩山まではピストンとなる。
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尾根を進むと、頂部が黄色に輝く蛇崩山が林間から見えてくる。
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ISO: 125 Speed:1/200 f値:5.6
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蛇崩山手前の分岐で右に折れる。踏み跡は左にも続いているので、現在地をしっかり確認して進む。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5.6
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[蛇崩山山頂]ブナやカラマツの自然林が残る山頂部はとても静かで穏やか。
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ISO: 125 Speed:1/200 f値:5.6
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熊谷ノ頭からの下り。少し開けたところで、尾根からはずれて、西に進路を取る。しっかり地図を見ていないと、そのまま尾根を下ってしまいそう。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5
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[廃小屋の鞍部]尾根の分岐から少し下ると生活用品が散乱した鞍部に着く。
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ISO: 125 Speed:1/30 f値:1.8
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廃小屋の鞍部からP1040m直下までは、尾根ではなく、その直下の南斜面をトラバースしていく。アップダウンがなく一定の勾配なので楽に進めるが、踏み跡だけが頼り。テープや標識はない。
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ISO: 250 Speed:1/30 f値:1.8
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植林帯が開け、さきほどまでいた蛇崩山が向かいに眺められる。
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ISO: 125 Speed:1/320 f値:5.6
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踏み跡をたどってどんどん下っていたら、P948m直下で道がなくなる。地図を見返すと、東斜面ではなく、西斜面を本来は進んでいる地点。手前の稜線鞍部から西斜面に進むべきだが、踏み跡に頼りすぎてルートロス。
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ISO: 125 Speed:1/30 f値:1.8
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P948mに無理やり登り、うろうろ迷った後に西斜面を進む正規ルートに復帰。
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ISO: 400 Speed:1/30 f値:1.8
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さらに下ると、通せんぼするようなテープの道標がある。踏み跡はまっすぐにも続くが、左に曲がるのが正解だった。
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ISO: 200 Speed:1/30 f値:1.8
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防鹿柵に突き当たる。柵に沿って左に下るのか右に下るのか。踏み跡はどちらも薄い。左に下るのが正解だった。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:5
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防鹿柵沿いに左に下ると、出入口が現れる。ロープをほどいて中へ進む。
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ISO: 400 Speed:1/30 f値:1.8
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防鹿柵の中を下ると再び出入口に着く。
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ISO: 320 Speed:1/30 f値:1.8
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上葛川の集落がもう目の前。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:3.5
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最後に、下ってきた尾根から谷筋を渡って、隣の尾根に乗り換える。
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ISO: 2500 Speed:1/125 f値:3.5
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棚田の上に上がってしまい道を間違える。本来は棚田に沿って下り、下に見える吊橋に右から出る。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:3.5
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上葛川の吊橋を渡って振り返る。吊橋を渡って左に続く道が正規ルート。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:2.8
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上葛川集落の車道へ合流。この地点から右に下りたところに登山口となる吊橋がある。
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ISO: 125 Speed:1/100 f値:3.5
装備・携行品
登った山
笠捨山
1,353m
蛇崩山
1,172m
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