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三百名山 諏訪山

諏訪山 三笠山 西上州の山( 上信越)

パーティ: 1人 (バンブルビー さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

浜平登山口(07:10)・・・湯ノ沢の頭(08:48)・・・三笠山(10:12)・・・諏訪山(10:48)休憩21分・・・三笠山(11:34)・・・湯ノ沢の頭(12:38)・・・浜平登山口(13:50)

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約865m
下り約865m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 三百名山の諏訪山は西上州の上野村の深山に位置し、秩父方面からのアクセスは国道299号線を西に向かい神流町を経て上野村に入ると道の駅を左にみて、その先の川の駅を右にみてすぐ先の楢原郵便局の角を左折して県道124号線に入り10分程走ると県道脇に広い駐車場のある浜平登山口に着きます。

 当初はもう一つの楢原登山口から登る計画でしたが、上野村産業情報センターに照会したところ、アクセス道路の状態が悪くタイヤがパンクするリスクがあるので、浜平登山口を推奨されたためにルート変更をしました。

 登山口から駐車場の端にある簡易トイレ(冬季閉鎖中)の左の木橋を渡り赤い鳥居の階段を沢に向かって降りました。沢に降りると、左には神流川を渡って集落に向かう長い橋と右には支沢にかかる仮設の橋があり、どちらを進めば良いか案内板もなく困ってしまいました。しかし注意深く見ると右側の橋の対岸の奥の方に諏訪山の案内板が目に飛び込んできました。右の橋を渡り進むと諏訪山山頂5467mの木彫りの案内板がありました。そういえばグレートトラバース3であの田中陽希さんがここで道間違えをして対岸の集落の方向へ進んでしまったシーンを思いだしました。

 登山道は神流川の右岸の巻道を暫く進み、直ぐに右側の湯ノ沢の左岸の巻道にに変わります。廃屋を左にみて登山道を進むとすぐに湯ノ沢に降りました。ここからは湯ノ沢の左岸、右岸と何回も渡渉を繰り返し、さらには河床を歩き上流部へと進みました。途中から右岸の傾斜のきつい幅30cm程の狭い巻道に変わり滑落しないように慎重に歩を進めました。湯ノ沢の登山道はトレースも明瞭な上、随所に目印のテープがあって道迷いの心配はありませんでした。

 1時間ほどで湯ノ沢上流部の涸れ沢を過ぎると登山道はカラマツ造林地の中のつづら折りの急登になりました。30分程登ると支尾根に出ましたが、そこから10分程で湯ノ沢の頭に着きました。湯ノ沢の頭は浜平登山口と楢原登山口それぞれ別の場所に案内板が設置されていました。

 湯ノ沢の頭から先は1304m峰の東側の巻道を、その先は1365m峰の西側の巻道を進みました。途中落葉でトレースが不明瞭な個所もありましたが、目印のテープがカバーしてくれました。落葉した樹間から三笠山とその西の1362m峰の山容が垣間見え励みになりました。

 1365m峰から先は本コースの核心部ともいえる三笠山への急登が待っていました。数か所のロープ場
とアルミ製の二連梯子が2か所ありましたがしっかりと固定されていました。3つ目の梯子は年季の入った四脚パイプの脚立を開いた不安定な梯子で一部が腐蝕していましたが、無事登り終えることができました。岩峰の巻道を辿って刀利天皇の祠が建つ三笠山(下ヤツウチグラ)の山頂に10時12分に立つことができました。360度の大パノラマでした。

 三笠山から諏訪山までは700mほどの距離ですが、ロープで足場のない危険な岩場を降り、その後は山頂への急登を喘ぎながら登り返しました。山頂直下で女性のソロと山頂で小学生の息子さんと同行した父子のペアとすれ違い挨拶を交しました。

 諏訪山山頂は樹林に覆われていて眺望はありませんでしたが、貸し切り状態の静寂の中でゆっくりと昼食を取りながら寛ぎました。

 三百名山の登竜門として諏訪山を選択しましたが、百名山の両神山と遜色無いか、あるいはそれ以上にハードな山行となりました。また日曜日でしたが登山者の数は少なく4名の方とすれ違っただけで、久々に静かな山旅を堪能することができました。下山後は登山口から直ぐ近くにある浜平温泉しおじの湯で汗を流して山行を終えました。

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装備・携行品

登った山

諏訪山

諏訪山

1,549m

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諏訪山 群馬県

西上州最奥の訪れる人も少ない静かな山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
6時間30分
難易度
★★
コース定数
28

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