行程・コース
天候
1日目:晴れ時々曇り(弱風) 2日目:快晴(弱風) 3日目:晴れ後曇り(強風)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
松川ICから大鹿村中心部まではドライ路面。
林道鳥倉線の冬季ゲートまでの間は積雪・凍結箇所あり、運転要注意。
冬季ゲート300mほど手前右側の駐車スペースに駐車。
この登山記録の行程
【1日目】
林道冬季ゲート(08:00)・・・鳥倉登山口(10:30)[休憩5分]・・・コル部(12:00)[休憩5分]・・・三伏峠(13:30)[休憩10分]・・・本谷山(15:00)
【2日目】
本谷山(6:10)・・・塩見小屋(8:00)[休憩15分]・・・西峰山頂(9:20)・・・東峰山頂(9:25)[休憩5分]・・・塩見小屋(10:20)[休憩10分]・・・本谷山(12:20)
【3日目】
本谷山(7:30)・・・三伏峠(8:40)[休憩5分]・・・コル部(9:40)[休憩5分]・・・鳥倉登山口(10:45)[休憩10分]・・・林道冬季ゲート(13:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
塩見岳の同コースは、2022年12月24日に一度入山しました。しかしながら、寒波襲来による大量降雪後とあって、ワカンを付けて膝から腰までのフルラッセルを強いられ、三伏峠まで標準タイム3時間のところ9時間を要する大苦戦。翌日午後には風雪が強まる予報も出て、計画どおり山頂に向かうのは厳しいと判断、三伏峠までで撤退となりました。
今回は計画に余裕を持たせてリベンジを期したのですが、前回よりも雪の量が減ってトレースもついており、ほぼ標準タイムに近いペースで山頂まで往復することができました。雪山でのトレースのありがたみを改めて身をもって感じました。三伏峠から山頂までトレースを付けてくれた方に感謝したいと思います。
3連休ということもあり、10組ほどが入山していました。以下、各区間の概要と感想です。
【林道冬季ゲート-鳥倉登山口】
・単調な圧雪路が続くが、ところどころ轍が凍っていて転倒に注意が必要。また落石にも注意。
・夕立神パノラマ公園駐車場のトイレが利用可能。
・夏季ゲート手前の水場は水が出ていて補給可能だった。
【鳥倉登山口-三伏峠】
・明瞭なトレースがついており、今回はつぼ足+ストックで通過できた。
・踏み抜きは少ないが、斜面をトラバースする区間では谷側にバランスを崩さないよう要注意。
・木製の足場と隙間が雪に隠れてわかりにくいので、足下に注意が必要。
・三伏峠には冬季開放小屋はなし。
【三伏峠-本谷山-塩見小屋】
・樹林帯の狭い間を縫うように進む。伸びた枝木がザックなどに引っかかるので、ギアの外付けはなるべく避けたほうがよい。
・本谷山と塩見小屋の手前は傾斜がきつい。登りはつぼ足+ストックで通過できたが、下りはアイゼンを装着したまま通過した。
・塩見小屋の冬季開放スペースは狭く、入口が雪で埋まる可能性もあるので、宿泊地としてアテにはできない。
【塩見小屋-塩見岳山頂】
・この区間が核心部。塩見小屋でアイゼン・ピッケルに換装。ロープ使用に備えてハーネスも装着。
・天狗岩手前あたりから積雪が少なくなり、夏道が露出している区間が多かった。岩や砂利にアイゼンを引っかけないように注意が必要。
・鎖場の鎖も雪に埋まらず出ており、ロープを使用する場面はなかった。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック | スタッフバック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | グローブ | サングラス |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
テント | シュラフ | シュラフカバー | テントマット | スリーピングマット | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー | アウターウェア |
オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル |
ワカン | ショベル | プローブ | ビーコン | ゴーグル | ロープ |
カラビナ | 安全環付きカラビナ | ビレイデバイス | スリング | ハーネス | ヘルメット |
【その他】 スノーバー 携帯トイレ ランタン兼モバイルバッテリー |