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塩見岳(鳥倉ピストン・テント泊)【2023年1月】

塩見岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (ただのハイカー さん )

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行程・コース

天候

1日目:晴れ時々曇り(弱風) 2日目:快晴(弱風) 3日目:晴れ後曇り(強風)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松川ICから大鹿村中心部まではドライ路面。
林道鳥倉線の冬季ゲートまでの間は積雪・凍結箇所あり、運転要注意。
冬季ゲート300mほど手前右側の駐車スペースに駐車。

この登山記録の行程

【1日目】
林道冬季ゲート(08:00)・・・鳥倉登山口(10:30)[休憩5分]・・・コル部(12:00)[休憩5分]・・・三伏峠(13:30)[休憩10分]・・・本谷山(15:00)

【2日目】
本谷山(6:10)・・・塩見小屋(8:00)[休憩15分]・・・西峰山頂(9:20)・・・東峰山頂(9:25)[休憩5分]・・・塩見小屋(10:20)[休憩10分]・・・本谷山(12:20)

【3日目】
本谷山(7:30)・・・三伏峠(8:40)[休憩5分]・・・コル部(9:40)[休憩5分]・・・鳥倉登山口(10:45)[休憩10分]・・・林道冬季ゲート(13:30)

コース

総距離
約35.5km
累積標高差
上り約2,933m
下り約2,930m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

塩見岳の同コースは、2022年12月24日に一度入山しました。しかしながら、寒波襲来による大量降雪後とあって、ワカンを付けて膝から腰までのフルラッセルを強いられ、三伏峠まで標準タイム3時間のところ9時間を要する大苦戦。翌日午後には風雪が強まる予報も出て、計画どおり山頂に向かうのは厳しいと判断、三伏峠までで撤退となりました。
今回は計画に余裕を持たせてリベンジを期したのですが、前回よりも雪の量が減ってトレースもついており、ほぼ標準タイムに近いペースで山頂まで往復することができました。雪山でのトレースのありがたみを改めて身をもって感じました。三伏峠から山頂までトレースを付けてくれた方に感謝したいと思います。
3連休ということもあり、10組ほどが入山していました。以下、各区間の概要と感想です。

【林道冬季ゲート-鳥倉登山口】
・単調な圧雪路が続くが、ところどころ轍が凍っていて転倒に注意が必要。また落石にも注意。
・夕立神パノラマ公園駐車場のトイレが利用可能。
・夏季ゲート手前の水場は水が出ていて補給可能だった。

【鳥倉登山口-三伏峠】
・明瞭なトレースがついており、今回はつぼ足+ストックで通過できた。
・踏み抜きは少ないが、斜面をトラバースする区間では谷側にバランスを崩さないよう要注意。
・木製の足場と隙間が雪に隠れてわかりにくいので、足下に注意が必要。
・三伏峠には冬季開放小屋はなし。

【三伏峠-本谷山-塩見小屋】
・樹林帯の狭い間を縫うように進む。伸びた枝木がザックなどに引っかかるので、ギアの外付けはなるべく避けたほうがよい。
・本谷山と塩見小屋の手前は傾斜がきつい。登りはつぼ足+ストックで通過できたが、下りはアイゼンを装着したまま通過した。
・塩見小屋の冬季開放スペースは狭く、入口が雪で埋まる可能性もあるので、宿泊地としてアテにはできない。

【塩見小屋-塩見岳山頂】
・この区間が核心部。塩見小屋でアイゼン・ピッケルに換装。ロープ使用に備えてハーネスも装着。
・天狗岩手前あたりから積雪が少なくなり、夏道が露出している区間が多かった。岩や砂利にアイゼンを引っかけないように注意が必要。
・鎖場の鎖も雪に埋まらず出ており、ロープを使用する場面はなかった。

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装備・携行品

シャツ ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 バックパック スタッフバック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
テント シュラフ シュラフカバー テントマット スリーピングマット ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー アウターウェア
オーバーパンツ バラクラバ オーバーグローブ 雪山用登山靴 アイゼン ピッケル
ワカン ショベル プローブ ビーコン ゴーグル ロープ
カラビナ 安全環付きカラビナ ビレイデバイス スリング ハーネス ヘルメット
【その他】 スノーバー 携帯トイレ ランタン兼モバイルバッテリー

登った山

塩見岳

塩見岳

3,052m

本谷山

本谷山

2,658m

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