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雪山はじめはやっぱり定番の武奈ヶ岳

武奈ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 4人 (Yamakaeru さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: イン谷口バス停奥の突き当りにある無料駐車場。登山口に近くて2,30台は停められる。トイレなし。イン谷口バス停の三叉路を右に入って50m程のところにも無料駐車場あり。こちらは20台ほど。トイレ無し。駐車場の下を流れる沢を渡ると「大津ワンゲル道」の登山口にもなっている。

この登山記録の行程

駐車場(07:41)・・・大山口(07:52)・・・正面谷・・・青ガレ(08:28)・・・金糞峠(08:54)・・・中峠・・・コヤマノ岳(鈴ヶ岳)・・・武奈ヶ岳(10:22)・・・細川越(10:40)・・・広谷(11:59)・・・イブルギノコバ(12:06)・・・八雲ヶ原(12:24)(昼食~12:54)・・・北比良峠(13:15)・・・カモシカ台(13:55)・・・<ダケ道>・・・大山口(14:26)・・・駐車場(14:36)

コース

総距離
約11.4km
累積標高差
上り約1,221m
下り約1,222m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

山仲間との2022年度登り納めとして、やってきたのは滋賀県が誇る名峰「武奈ヶ岳」。四季折々とどのシーズンをとっても素晴らしく、登山雑誌にも時折紹介される実力派の山。雪山登山の登竜門としても知られており、関西からのショップが沢山のツアー客を引き連れてよくやってくる。
帰省してから毎日のように続く悪天候。それに負けじと「山へ着けば晴れる」と期待して、今日もワイパーを動かしながら車を走らせる。
登るコースはいつもの通り、最初に青ガレから金糞峠を目指す。不思議な名前だが、この青ガレの急登がまさに壁のようで痺れるほど登りがいがあって楽しい。
さらに金糞峠からは、いろんなコースが延びているため自分のスタイルに合わせて自由に散策ができる。これも武奈ヶ岳の魅力の一つと言える。
今回は、中峠からコヤマノ岳経由で武奈ヶ岳を目指す。
コヤマノ岳までやって来ると、少し高度を上げた分、樹氷ゾーンに突入した。奇跡的にもこの時だけ青空が広がり、まるで歓迎してくれているようだった。見上げると青と白のコントラストがあまりにも見事で言葉を失ってしまった。
キラキラ光る樹氷を縫うように歩く。山全体が丸ごと美術館になっているよう。
山頂直下の急斜面へ到着。冬道を使ってそのまま直登していく。
高度を上げたところで振り返ると、歩いてきた樹氷の森が眼下に広がっていた。
武奈ヶ岳の頂へ着くと、数人の登山者が休憩をしていた。
太陽は再び厚い雲に覆われてしまい、いつもであれば琵琶湖の反対側に見える伊吹山も全く見ることはできなかった。
グーっと鳴るほどにお腹が空いていたが、景色も見えないし寒いだけだったので、移動を開始する。食事は少し降って風のないところで食べることにした。
そのまま反対側へ降り、「細川越」経由で「八雲ヶ原」を目指す。
こちらのルートは人が少ない分、トレースが曖昧だった。いつもならさっさと降っていくところが、雪が柔らかくて歩くたびにはまり込んでしまい歩きにくいことこの上なかった。
細川越付近は、意外に積雪が多く、危うく分岐を見逃しそうになってしまった。
細川越から先は暫く水平移動となる。スノーシューがあれば無敵のエリアだ。
何度かの渡渉を繰り返しながら進む。小さい沢なので普段であればどおってことないが、雪がこんもりと覆いかぶさっているので、何度か岩が滑って落ちそうになった。
八雲ヶ原の林の下、いつもの場所で昼食をとる。
雪原の中にテントが一張りポツンと建っていた。八雲ヶ原は標高約900mに位置する関西では珍しい高層湿原で、池のほとりは絶好のキャップ・ポイントになっている。
食事を終えて下山モードに入る。「北比良峠」から「ダケ道」のコースを使って周遊しながら降りる、
途中、大きなザックを背負った方とすれ違った。声をかけると「年末は雪山で静かに過ごす」という。先ほどの八雲ヶ原を目指しているに違いない。
雪と星空。年末年始を雪中キャンプでゆっくり過ごす。。。
「久しぶりにそんな過ごし方もいいなあ」と羨ましく思った。
2022年もあと一日。雪山を降りながら今年の登山を振り返った。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 糞ってなんだか・・・。もっといい名前なかったのかなぁ。

  • 前に一度、説明した記憶があるけど、鉱山の名残ですね。
    滋賀県には他にも金糞岳という山があるけど。おそらく過去に鉱山があったと思われます。
    正確には、鉱山の鉱滓=金屎(かなくそ)に由来すると言われていますよ。

    ためになったなぁ、ためになったよぉ。

登った山

武奈ヶ岳

武奈ヶ岳

1,214m

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