行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
【往路】JR中央線・笹子駅
【復路】富士急・三つ峠駅
この登山記録の行程
笹子駅(07:10)・・・車道終点(07:25)・・・林道横断地点(08:10)[休憩 5分]・・・宝越え(08:35)・・・新道分岐(09:00)[休憩 5分]・・・本社ヶ丸(09:40)[休憩 10分]・・・清八峠(10:05)・・・御巣鷹山(11:25)・・・三ッ峠山(開運山)(11:35)[休憩 15分]・・・木無山(12:00)・・・達磨石(13:05)・・・山祇神社・・・三つ峠駅(13:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
三ツ峠山とは開運山、御巣鷹山、木無山の3つの山の総称ですが、一般的には開運山が三ツ峠山と呼ばれています。急傾斜の山と聞いていたので、シーズン前のトレーニングにとストックを持たずに出かけてみました。
スタートは笹子駅。三ツ峠山へ登るルートはいくつかあるものの、ヤマケイ地図に掲載されている「宝越え」を経由するルートを選択。笹子駅では10名ほど下車しましたが、そのルートに向かうのは私1人。何だか嫌~な予感。ともかくスタートして舗装路をダラダラ登り、林道終点から山道に入ってみると踏み跡が薄い・・・。あまり利用されていないルートであることがわかります。要所に標識は立っているものの、ピンクテープはないし、ちょっとしたルートファインディングが必要な箇所もあります。深い山中に一人ぼっちで、熊が出そうな雰囲気もあるので鈴を鳴らしながら進みました。
沢道を詰めていくと、ようやく本格的な斜面登りに突入する標識。しかし、その斜面はえげつないほどの急登。ジグザグ道らしきものはあるものの、流土で埋もれてしまい、踏み跡はほんの微かにわかる程度。てなわけで、あまりの傾斜を避けようと方向が流れてしまったらしく踏み跡を見失ってしまいました。が、本来の道は尾根筋にあるはずなので左方向に進んでいくと道を発見してひと安心。ここは登りも下りも大変です。まだまだ急登は続くものの道は明瞭になり、鉄塔や林道横断地点を過ぎて、ようやく宝越えに到着。ここまでの登りで相当に太腿を酷使しました。
宝越えから御巣鷹山直下までは細かなアップダウンが連続します。なだらかな部分と岩場が交互に続くイメージです。特に本社ヶ丸の西側の岩場はなかなか歯応えがあるので慣れていない人は要注意でしょう。
清八山と大幡山を過ぎて御巣鷹山に近づくとロープのかかった岩場が登場。この岩場はロープなしでも登れるレベルですが、ここからの急登がえげつなく、しかもほぼ直登。序盤で酷使した太腿の悲鳴が聞こえてきました。ちなみに、この周辺の土質は泥濘になりやすいと思います。今日はたまたま支障なしでしたが、ところどころ生乾きの箇所があったので、雨の後はスパッツがあるといいと思います。
ヒイヒイ言いながら、ようやく御巣鷹山の電波塔に到着。が、休憩スペースがないので、三ツ峠山山頂まで行って休憩。疲労困憊のため、座った状態でやや長めの休憩を取りました。が、この山頂からの眺めは格別。雪を被った富士山、八ヶ岳、南アルプスの遠望が素晴らしく、休憩には持ってこいでした。
さて下山。平たい山頂の木無山に寄った後、三ツ石山荘脇の分岐から「達磨石」方面へ。木段を下りて屏風岩に着き、巨大な岩壁の下をトラバースするように進み、その先から馬返しあたりまでは一気の急下り。また、達磨石から三ツ石駅までは舗装路歩きなので、底が硬い靴だと足に来ます。ちょっと距離が伸びるものの、木無山から霜山経由で河口湖駅に下りる方が足腰には優しいでしょう。
という感じで、当初予想していた以上にキツイ山行になりました。これもひとえに急傾斜が原因です。登攀力に自信のない人は時間的に余裕を持ち、適度に休憩を挟みながら登った方がいいかもしれない山でした。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
| シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
| 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 修理用具 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |



















