行程・コース
天候
曇りのち雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
5月5日21:00友人迎車…京葉道武石IC…外環道経由東北道菅生SAで仮眠…仙台宮城IC…泉岳少年自然の家P★WC休憩…※大平桑沼林道線…桑沼P6:15
※舗装路からダート路。4WDで車高高い車でなくても最徐行し、岩に腹を擦らないように走れば辿り着くが緊張の走る区間。
この登山記録の行程
桑沼駐車場(6:20)…大倉山東屋(7:14)…伏流地帯(8:05~9:16)…桑沼(10:14~10:56)★休憩…桑沼駐車場(11:53)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2014年、船形山の山頂小屋で聞いた「春の氾濫源」の花畑。『いつか訪問』と念願叶っての山行。全国的な雨模様でむしろ大倉山散策にしてよかった。名物、ダートの林道はヒヤヒヤ。桑沼近くの駐車場まで注意して走行したが、終盤の急坂で窪みを乗り越えてからの石が車体と接触、やっちゃった。轍が酷いので均してくれればいいのに~。
駐車場は天気のせいか余裕があったが、すごい数の羽虫が車両にたかる。車内で朝食、支度を済ませ一気にドアを開けて出発。曇天の空から雨粒はまだ落ちて来ないが、時間の問題か…?熊よけ鈴を鳴らして桑沼の前を通過。林道には幾種かの菫達。大倉山登山口はすぐわかったがいきなりの急登が始まる。きついな~。ふうふう汗をかきながら上がっていくとエンレイソウの群落。シロヤシオが綺麗。風に割かれてタムシバの花は地面に落下。木陰から船形山が見えた。平坦な場所に出てしばらく歩くと東屋発見。階段がギシギシして老朽化は否めない。ここが大倉山か?と周囲を探すが山頂を示す印は無かった。
山を下降していくと沢の音が聞こえる。雨が本降りとなり、レインウェア着用。縄文の森と名付けられた自然林は美しい。大倉沢を渡り、山と高原地図に記載されている『伏流地帯』へと向かう。苔、ニリン草、菫の群落に感嘆していたが、これは幕開け。その先ではシラネアオイとサンカヨウの花々が迎えてくれた。「雨が逆に引き立てて花や森が綺麗に見える」と喜ぶ友人。氾濫源スポット探しが始まる。小川を超えて友人がYAMAPを頼りに探すがなかなか見つからない。滝の落ち口でもなく、テープは旗坂キャンプ場へ向かうのでいったん元の場所に戻り、地面を這う白い太ロープを辿り、やっと軌道に乗るが正直、わかりづらい。
ロープの先には古くなった散策道の木の杭。ここからがニリン草のプロムナード。わぁっと歓声を上げ進んでいくと釣り師が竿を差し伸べている。邪魔しないように静かに歩いて行きついた先は氾濫原と思しき荒れた一角。水量少なく川床だった場所には流木などが散乱。「なんだ~水が消えていくところ見たかったのに」と残念がる友人とその場を離れる。またきつい山登りの先にはシロヤシオの花々。本当に綺麗だ~。美しい自然の景色を堪能した後は崩壊地の山肌を遠目にする。大倉山を離れていくと崩壊した沢が目に入る。醜い崩れ方だ。やれやれ疲れた~と言いながら林道を戻っていくと桑沼を過ぎてしまい、桑沼を見に戻った。沼は強風のせいで波紋が広がっている。東屋で長い休憩。桑沼の先と大倉山は繋がっていたが道が崩れ今のルートになった。
駐車場に戻ると、山行を終えた人々が次々に車を動かし、出発しようとしていた。今日は1組の登山者とすれ違うだけだが、こんなに入山していたんだ。往路の箇所でフリードが同じ轍を踏んだ。ここが危険個所だ。四駆のジープが思い切りダート走行を走ってくるので、最徐行している者には恐怖です。復路での対向車とのすれ違いは冷やっとした。林道経験がないわけではないが、緊張のハンドル操作と友人の助言で危機を脱した。
この車両通行区間の難易度が下がればもっと大勢の人が押し寄せるだろう、秘密の花園。いつか美しい氾濫源の復活を祈るばかりです。
フォトギャラリー:35枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | カップ | クッカー | カトラリー |
【その他】 長靴 |
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