行程・コース
この登山記録の行程
乾徳山登山口(05:00)・・・大平高原分岐(06:10)[休憩 5分]・・・月見岩(06:45)[休憩 5分]・・・乾徳山(07:30)[休憩 10分]・・・笠盛山(08:15)・・・黒金山(08:45)[休憩 10分]・・・笠盛山(09:20)・・・国師ヶ原(10:35)[休憩 15分]・・・登山道入口(11:30)・・・乾徳山登山口(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夜のうちに雨が上がるという予報を受けて乾徳山に出かけてきました。駐車場のキャパが20台ぐらいとのことで早着を心掛けましたが、バス停とは反対側の乾徳公園に新たに30台分ほどの駐車場が整備されてましたのでマイカー登山には便利になったと思います。
スタートすると道満尾根を登ります。道満山山頂のようにフラットな箇所もありますが、全体的にはなかなか歯応えのある登りですので、ふうふう言いながら月見岩に到着。この岩の周辺は樹林帯を抜けて草地になっていて眺望OK・・・のはずなんですが雨上がりのため眼下は雲だらけ。残念。
さて、この先の扇平からは岩場に突入。鎖場も登場しますが、それほど難度は高くないです。カミナリ岩を過ぎ、いよいよメインイベントの山頂直下にある鳳岩に到着。高さ20mほどの鎖場ですが、登り始めの部分にはホールドがあまりなくて、鎖と腕力に頼らざるを得ないかもしれません。腕力に自信がない人は迂回路があります。
鳳岩を登り切ると狭い岩場の山頂。誰もいないので独占できたのはいいんですが、完全に雲の中のため眺望はゼロ。しかたないので、黒金山を目指して早々に出発。乾徳山直下の鎖・ハシゴのゾーンを過ぎ、水のタル分岐からは苔むした良い感じの樹林帯に突入します。ただし、ピンクテープや標識はあるものの、倒木や落ち葉で道が判別しづらい箇所もあるので要注意。コンパスで方向を確かめて尾根筋から外れないよう気を付けましょう。なお、途中の笠盛山は眺望ゼロですし、黒金山は西側は眺望が開けているものの(今日は曇りで眺望ゼロ)、行程中はずっと樹林帯ですので、乾徳山から黒金山に足を延ばそうという人は「忍耐」が必要です。
黒金山から元来た道を逆走して水のタル分岐に戻り、ここから国師ヶ原・高原ヒュッテ方面に下りますが、標識には「※ガレ場の急下降あり」との注意書き。実際に行ってみると確かにその通り。岩のゴロゴロとか傾斜のキツさではなく、足を置ける平らな部分が少ないし、ほぼ直下降なので非常に下りにくいです。今日は雨上がりということもあり、岩も地面も濡れてズルズル滑りやすかったので難渋しました。もうこのルートは通りたくないですねー。
半泣き気分でようやく高原ヒュッテに到着したら、ここから錦晶水・徳和集落方面に下山。この下山道は歩きやすく、ほど良くジグザグになっていて脚への負担も少ないです。途中、湧き水ポイント(錦晶水・銀晶水)もあって喉も潤せます。「ガレ場の急下降」とはえらい違いでした。
天気予報がイマイチだったのと5時スタートだったということもあり、人気の山であるにもかかわらず、国師ヶ原からの下山道以外はほぼ誰にも出会わずに静かな山行を楽しめました。雲が晴れてくれていれば最高だったんですが致し方なしです。また、北アルプスなどに備えて鎖場に慣れるのにも丁度いい山ではないかと思います。
フォトギャラリー:22枚
装備・携行品
| シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ | 地図 |
| コンパス | 修理用具 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |


























