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初めての佐渡トレッキング ② 金北山に登る

金北山( 上信越)

パーティ: 2人 (ジュンパク さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇りのち雨

登山口へのアクセス

バス
その他: 往き
宿泊地のドンデン高原ロッジより出発
帰り
白雲台から予約したバス「金北山ライナー」で両津港へ

この登山記録の行程

ドンデン山荘 7:12--(21分)--7:33 金北山縦走路入口 7:34--(22分)--7:56 アオネバ十字路 7:57--(53分)--8:50 マトネ 9:03--(17分)--9:20 石花越分岐点 9:20--(18分)--9:38 小股沢のコル 9:38--(24分)--10:02 ツンブリ平 10:02--(8分)--10:10 ブイガ沢のコル 10:10--(16分)--10:26 真砂の峰 10:48--(13分)--11:01 イモリ平 11:01--(43分)--11:44 天狗の休場 11:44--(35分)--12:19 鏡池分岐 12:32--(37分)--13:09 あやめ池 13:10--(29分)--13:39 神子岩分岐 13:39--(7分)--13:46 金北山 13:58--(防衛省管理道路 1時間32分)--15:30 白雲台16:30--(金北山ライナー)--17:10 両津港

コース

総距離
約13.3km
累積標高差
上り約854m
下り約898m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

初めての佐渡トレッキング二日目。一泊したドンデン高原ロッジから金北山を目指す。天気予報では、午後から晴れとなっていたのに、金北山手前から何と雨降りに。海を眺めながらの縦走を期待していただけに残念な結果に終わる。それでも、多くの花に励まされ、無事、歩き通すことができたのは何より。

ロッジの方からは、皆さん早く出たいと言われるが、ゆっくり歩いても白雲台で時間を持て余しますよと注意喚起されたものの、何とかお願いして6時の回(次は7時の回。)の朝食にしてもらう。お陰で、ゆっくりと準備ができ、7時10分過ぎの出発とする。
先ずは、昨日歩いた車道を下り、仮設トイレのある金北山縦走路入口へ。続いて、ニリンソウが沢山咲いている道を通り、アオネバ十字路に向かう。最初は林道っぽかった道が、いつしか登山道になり、アップダウンも出てくる。相方によれば、途中にヤマトグサがあったらしい。なお、アオネバ十字路へは、ショートカット道もある。
アオネバ十字路からは、スミレ、イワカガミ、シラネアオイなどの花を愛でながら進み、8時50分には次の目標地点、マトネに到着する。ここまでは樹林帯だったが、稜線に出た関係から視界が広がる。とはいえ、最初の車道歩きでは金北山も見えていたのに、今はガスが掛かっている。麓も、わずかに見えるだけだ。ここは、少し芝生が広がっているので、しばしの休憩とする。
レンゲツツジをなどの花を楽しみながら稜線を進み、燭台禿、石花越分岐、小股沢のコルへ。その先からしばらくは樹林帯歩きとなるが、ショウジョウバカマ、カタクリ、キクザキイチゲ、シラネアオイ、イワカガミなどのを花々を楽しむことができる。雪の重みで曲がったのか、大きな杉の枝がタコの足のよう。
ツンブリ平辺りからまた開けてくるが、相変わらずガスが巻いている。ブイガ沢のコルでは、開けた稜線をそのまま行きそうになるが、赤テープに従い、木々の間を左に抜けて行く。下りはガレているので、気をつけて歩きたい。
その後、真砂の芝生を経て、10時25分頃には真砂の峰へ。右手から風が吹き上げてくるが、それほど強くはないので、灌木の近くに寄れば20分ほどの休憩に支障はない。
真砂の峰から大きく下り、イモリ平へ。左斜面の先には残雪が残り、桜が咲いているのが見える。真砂の峰を振り返りつつピークに登り、また、樹林帯に入れば、その足下にはイワカガミやチゴユリ、ユキザサ、シラネアオイなどの花々が。
天狗の休場を過ぎ、桜やタムシバ、イワカガミなどを見ながら進むと、12時20分頃には鏡池との分岐に至る。左の鏡池方面を見ると直ぐに残雪を渡るようだ。ショウジョウバカマがきれいに咲いている。
分岐で少し休憩していると、雨がポツリと降り出す。天気予報では晴れるはずだったのに!。たいしたことはないので、そのまま鏡池は断念して直接あやめ池に向かうことにする。これがなかなかの急登。上がりきって少し行くと、鏡池辺りから蛙の声が聞こえてくる。その先で、結局、残雪を踏んでいくことになる。カタクリも咲いている。
再びルートが合流し、あやめ池へ。足下がぬかるんだりしている。ここからは、シラネアオイが次々と見られる。サンカヨウもきれいに花を咲かせている。
その先を急登していくと、残雪の急斜面が。あれを登るのかと思ったら、残雪期のルートのようで、その直下を夏道が巻いている。とはいえ、藪漕ぎっぽい部分もあって、なかなか大変。迂回した先にも小さな残雪があったりする。
神子岩分岐手前辺りに来る頃、いよいよ雨となり、急ぎカッパを羽織る。出るのは恨み節。足下には、蛙の卵が入ったゼラチン状の塊があったりする。
1時45分頃、あっさりと雨の金北山に登頂。残念ながらガスってます。神社の軒下で、しばし雨宿り。
神社を後にして柱だけ残る鳥居を潜る(?)と、その先からは防衛省管理道路を白雲台まで歩くことになる。砂利道や舗装路で、結構幅広の道だ。雨はさほど強くないからとカッパのズボンを履かなかったのだが、ここにきて、本降りとなる。慌ててズボンも履くことに。
後は、ひたすら車道歩き。それでも、途中に桜やシラネアオイが咲いていたりするので、気分は紛れる。長い下りの後は、登りとなり、また下っていく。所々に自衛隊の小規模な建物が建っていたりする。
妙見山分岐を経て、最後のゲート脇を通り、3時半には白雲台へ。バスは4時半発なので、雨宿りができるか心配していたが、「交流センター白雲台」は大きな建物で、ホールに大きなテーブルや丸太椅子もあり、雨宿りには十分な施設。カッパを脱いだり濡れたものを片付けたりすると、あっという間に時間が過ぎる。
やがて雨も上がり、厚い雲の下に一部虹が出たりする。お陰で、バスには雨の心配なく乗ることができた。

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フォトギャラリー:62枚

宿泊したドンデン高原ロッジを出発

縦走路の先に金北山が見えている

金北山縦走路入口

ニリンソウ咲く道を行く

ニリンソウ

サンカヨウ

ヤマトグサ

アオネバ十字路

オドリコソウ

イワカガミ咲く道を行く

白いイワカガミ

シラネアオイ

登ります

マトネ。ここから稜線

燭台禿

縦走路はガスってます

レンゲツツジを見ながら進む

石花越分岐

鮮やかなイワカガミ

ヒトリシズカの仲間たち

登ります

ウラジロヨウラク

小股沢のコル

また登ります

ショウジョウバカマ

キクザキイチゲ

杉の形が面白い

シラネアオイも新鮮

かなり赤いイワカガミ

ツンブリ平

ヒロハヘビノボラズ

ブイガ沢のコル

真砂の芝生

真砂の峰

まだまだ続きます

イモリ平近くの残雪脇に桜が見える

イモリ平

来た道を振り返る

更に先へ

またまたシラネアオイ

イワカガミも元気

天狗の休場

目の前に桜

タムシバも残っていました

青いキクザキイチゲ

こちらは白い桜

鏡池分岐

ショウジョウバカマ

直接あやめ池に行くコースの最初は急登

残雪もありました

アラゲヒョウタンボク

カタクリ

タムシバ

あやめ池

サンカヨウ

まだ開いてないシラネアオイ

残雪期コースを正面に見る

雨の金北山神社

防衛省管理道を往く。桜も残っていました

白いシラネアオイ

交流センター白雲台に着く頃には雨も小降りに

雨も止んで虹が出ました

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器

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登った山

金北山

金北山

1,172m

よく似たコース

金北山 新潟県

快適な縦走と花が楽しめる佐渡の尾根

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
7時間5分
難易度
★★
コース定数
27
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