南アルプス荒川中岳&大沢岳&中盛丸山&兎岳BCスキー2023
千枚岳、丸山、悪沢岳、荒川中岳、荒川前岳、小赤石岳、赤石岳、大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳、聖岳、小聖岳( 南アルプス)
パーティ: 1人 (100ski さん )
千枚岳、丸山、悪沢岳、荒川中岳、荒川前岳、小赤石岳、赤石岳、大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳、聖岳、小聖岳( 南アルプス)
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4/20晴れ 4/21晴れ 4/22曇り時々風雨 4/23晴れ
マイカー
その他:
畑薙沼平ゲート手前駐車場
[1日目]
5:53畑薙沼平ゲート-8:09千枚大吊橋-(10分休憩)-12:01清水平12:15-(10分休憩)-17:08千枚小屋(泊)
[2日目]
5:05千枚小屋-6:19千枚岳6:36-7:58丸山8:08-8:54悪沢岳9:15-11:14荒川中岳11:24-11:37荒川前岳11:44-11:51荒川岳南東面カール底12:23-13:46荒川小屋14:10-15:14大聖寺平-17:25小赤石岳17:36-18:32赤石岳(避難小屋泊)
[3日目]
5:11赤石岳-7:03百閒平-7:42百閒洞山の家8:04-9:51大沢岳10:03-11:07中盛丸山11:24-12:48小兎岳12:59-14:28兎岳14:28-(10分休憩)-16:38聖兎コル-(10分休憩)-18:35聖岳西面肩部(泊)
[4日目]
4:52聖岳西面肩部-5:12聖岳5:32-7:03小聖岳-8:25聖平小屋9:15-(10分休憩)-(10分休憩)-14:24聖沢吊橋-(10分休憩)-16:09聖沢登山口16:28-17:26畑薙沼平ゲート
今回は、日本百高山の南アルプス荒川中岳、大沢岳、中盛丸山、兎岳で山スキーしてきた。
この週の土日を含む木曜から日曜までの4日間で天気が良好な予報が出たので、これらの4つの日本百高山と、その周辺の日本百名山の悪沢岳、赤石岳、聖岳をまとめて登ることにした。
1日目、畑薙沼平ゲートからスタートし、長い林道を進んで、千枚大吊橋に行った。
林道は、リニアの工事の恩恵で、舗装された区間がとても多くなっていた。
千枚大吊橋から登山道に入り、登山道の鉄塔を進んだ。
登山道の鉄塔で休憩し、さらに登山道を進んで清水平に行った。
清水平の水場で、ボトルに水を詰めるついでに、休憩した。
登山道の標高2000mあたりから残雪が出てきて、標高2200mを超えると全面的に残雪が繋がった。
標高2500mあたりで作業道に合流した。
作業道は、前回きたときよりもさらに上に延び、千枚小屋近くまで延びていたので、雪が埋まってわかりにくい登山道を避けて、作業道を進んだ。
作業道終点から、樹林帯を少しトラバースして、千枚小屋に到着した。
千枚小屋で夕方になったので、きれいで快適な千枚小屋冬季小屋で泊まることにした。
2日目、千枚小屋からスタートし、全面的に雪があるので、アイゼンを装着して、登山道をショートカットするように千枚岳頂上に登った。
千枚岳頂上近くのハイマツにライチョウの夫婦がいた。
千枚岳頂上で周囲の山々の眺めを楽しみ、千枚岳頂上周辺でスキー滑走した。
その後、悪沢岳方面の登山道を進んだ。
悪沢岳方面の登山道は、前回来たときは岩場と雪で通り難い箇所があったが、梯子が付けられたりして通りやすくなっていた。
悪沢の手前の丸山頂上に登り、稜線部を滑走した。
その後、さらに稜線部を進んで、悪沢岳頂上に登った。
悪沢岳周辺には、カール状の素晴らしい斜面があるが、前回滑走したので、まだ滑走していない西側稜線部を滑走した。
稜線部の登山道をさらに進んで、荒川中岳頂上に登った。
荒川中岳頂上の近くにはきれいな避難小屋があり、避難小屋を基地にして荒川中岳周辺の沢部やカールで滑走を楽しみたいと思った。
荒川中岳頂上から荒川前岳方面に滑走し、その後、荒川前岳頂上に登った。
荒川前岳頂上から南東面カールを滑走した。
南東面カールの底で休憩してから、荒川前岳の南面をトラバースして、荒川小屋まで滑走した。
荒川小屋で休憩し、その後、大聖寺平を経て、小赤石岳頂上に登った。
小赤石岳頂上から赤石岳方面に滑走し、その後、赤石岳頂上に登った。
赤石岳頂上で夕方になり、日の入りを眺めて、近くの避難小屋まで滑走して、避難小屋に泊まることにした。
赤石岳避難小屋は前回の時よりも新しくなっており、冬季小屋はとても快適だった。
3日目、赤石岳頂上でご来光を眺めてから、南西面の登山道に沿ってコルまで滑走した。
コルから百閒平までの稜線の登山道はアップダウンが小さく、歩いていて気持ちが良かった。
広々とした百閒平を進んでから、百閒平西面を滑走して、百閒洞山の家に行った。
百閒洞山の家で休憩してから、登山道を使わず、大沢岳頂上近くまで伸びている沢部をジグザグに登った。
沢部は小さなデブリ跡で雪が固まっていて、アイゼンで登りやすくなっていた。
稜線に登り、露出した夏道を少し登って大沢岳頂上に行った。
大沢岳頂上は霧に覆われていたので、眺めを楽しむことなく、大沢岳南面をコルまで滑走した。
コルから中盛丸山頂上に登った。
中盛丸山頂上でも霧に覆われていたので、眺めを楽しむことなく、中盛森山南面をコルまで滑走した。
中盛丸山頂上付近には、とてもフレンドリーなライチョウがいて、写真のモデルになってくれた。
コルから小兎岳頂上に登り、小兎岳頂上でも霧に覆われていたので、眺めを楽しむことなく、小兎岳南面をコルまで滑走した。
コルから兎岳頂上に登ると、霧が薄れて、聖岳や赤石岳が見えるようになっていた。
兎岳南東面を滑走し、その後、聖兎コルエリアを進んだ。
聖兎コルエリアでは、ナイフリッジな瘦せ尾根が続き、南側が崖になっていて、北側に雪が付いていた。
瘦せ尾根の登山道はハイマツやエグイ雪庇で歩ける状態ではなかったので、北側の積雪部をトラバースするようにアイゼンを効かせて慎重に進んだ。
瘦せ尾根を進むと、今度は聖岳北西稜線下部の急斜面が出てきた。
聖岳北西稜線下部もナイフリッジで、雪付きのいい北側を斜めに進むようにアイゼンを効かせて慎重に進んだ。
聖岳北西稜線中間部になると下部よりも傾斜が緩くなり登りやすくなった。
聖岳北西面上部の肩部で夕方になり、泊まりやすそうな平坦な窪地があったので、そこで泊まることにし、次の日の早朝に聖岳頂上からご来光を眺めることにした。
4日目、夜明け前にライチョウの鳴き声とともに目を覚まし、空はスッキリ晴れていた
泊り装備を片付けてから聖岳頂上に登った。
聖岳頂上で、雲海から頭を出した富士山とご来光を眺めた。
聖岳頂上周辺を滑走してから、小聖岳頂上に登った(というよりは下った)。
小聖岳から少し下ったところの聖沢源頭部を滑走した。
聖沢源頭部を滑走していると、雪割れの沢に水が流れていた。
ボトルの水がなくなりかけていたので、きれいな沢水のおかげで、汚れた雪を融かさずにすんで、とてもありがたかった。
また、水場がない稜線部で水を飲む量をセーブしてきたので、沢水をたくさん飲んで、元気を取り戻し、気持ちの余裕ができた。
聖沢源頭部を進んで、聖平小屋に行った。
聖平小屋で休憩するとともに、兼用靴から登山靴に履き替え、登山道の積雪部の踏み抜きを想定してスパッツを装着した。
登山道は標高2100m前後で斜面をトラバースするようなところが続き、登山道が雪で埋まっていて、登山道が分からないところが多く、雪崩た沢部を何か所もトラバースした。
登山道の積雪部は、踏み抜いたり、慎重にトラバースすることが多かったので、時間がかかった。
標高2000mを割ると、一転して雪が全く出てこなくなり、とても歩きやすくなった。
聖沢吊橋に下り、標高1300m前後で斜面をトラバースするような登山道が続き、崩落しているところが多くあり、崩落個所を慎重にトラバースした。
登山道をさらに進んで、聖沢登山口に下り、その後、林道を進んで畑薙沼平ゲートに下山した。
その後、家に帰った。
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 非常食 |
行動食 | GPS機器 | シュラフ | シュラフカバー | テントマット | スリーピングマット |
アウターウェア | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ビーコン | ヘルメット |
【その他】 スキー、兼用靴、シール、ウィペット |
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