行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
青木鉱泉駐車場(約100台)を利用。1日800円。
この登山記録の行程
青木鉱泉(04:35)・・・南精進ノ滝(05:45)[休憩 10分]・・・五色ノ滝(07:10)[休憩 5分]・・・鳳凰小屋(07:50)[休憩 15分]・・・アカヌケ沢ノ頭(08:50)[休憩 10分]・・・観音岳(09:50)[休憩 20分]・・・御座石(10:55)[休憩 5分]・・・中道登山道入口(12:15)・・・青木鉱泉(12:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨の晴れ間は大変貴重なので、ふくらはぎに少し不安を抱えつつも鳳凰三山へ。以前、夜叉神峠から広河原まで縦走したことがありますが、今回は登りがドンドコ沢ルート、下りは中道ルートを歩きます。
青木鉱泉到着は朝4時。前日から停めている車もあって駐車場はかなりの埋まり具合。どうにかスペースを見つけ、駐車料金(1日800円)を旅館建物に向かって右奥の勝手口にあるポストに投函して出発。歩き始めてほどなくすると、堰堤を越えて山道に入りますが、南精進ケ滝までは道がやや分かりにくいところがありました。事前情報でそのことは知っていたので、ピンクテープと赤ペンキを慎重に確認しながら進みます。
1時間ほど登ると「南精進ケ滝」の標識。これに従って進むとロープのかかった箇所が出現。ロープは2段になっていて、滝見ポイントは1段目を登った所と2段目を登りきった所の2ヵ所ですが、どちらからも滝の全貌がよく見えました。南精進ケ滝から先は直登に近い急登。これが五色滝を過ぎて更に鳳凰小屋の手前まで続きますから、南精進ケ滝までの区間は歩くペースを抑え目にしておくことが大事かと思います。白糸ノ滝も五色ノ滝も圧巻でしたが、やはり何と言っても五色ノ滝。落差80mの滝壺まで登山道から5分程で行けるので是非オススメ。なお、鳳凰ノ滝は登山道から少し遠いので今回はパス。
鳳凰小屋の美味しい天然水(無料)で休憩したら、いよいよ地蔵岳にアタック。噂には聞いていましたが、オベリスク直下のザレザレ斜面は大変。予想以上に傾斜がきつく、気を緩めるとズルズル下がってしまいます。歩幅を小さくしたり、砂の少ないところに足を置いたり、いろいろ工夫しながら、お地蔵さんの居並ぶエリアにようやく着くとヘトヘトでした。軽アイゼンがあるとかなり楽だったかもしれません。そして、地蔵岳から薬師岳まで白亜の稜線歩き。甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳という南アルプスの名峰を眺めは最高でした。特に観音岳山頂の岩の上からの眺めは絶品です。
さて、下山。薬師岳から中道ルートを下ります。当然、急下降かつ樹林帯・・・萎えます。最初は岩とコケ、その後、なだらかなエリアでは笹原やシダ原。それなりに変化はありましたが、やっぱり全般的にはド単調。しかも、湿った木の根が多数むき出し状態なのでズルっとやってしまいそう。てなわけで、林道に出るまでの約2時間は苦行でした。
あとは道幅の広い林道を歩いて青木鉱泉へ。林道はぐるんと遠回りして橋を渡るわけですが、途中で林道を逸れて川を渡渉することも可能。林道脇の木の幹に赤ペンキが塗られているのが渡渉点の目印(※)です。近道をしたい人はこちらへ。なお、水に濡れないように川を渡るには、ストックでバランスを取って、水面に顔を出している岩を伝えば大丈夫です。
(※)ヤマケイ地図の渡渉点の位置は間違ってます。山方面から別の林道が合流してT字路になっているあたりが正しいです。渡渉して向かいの岸に上がると青木鉱泉の建物がすぐ目の前にある位置ですからお間違えのないよう。
南アルプスらしい急傾斜で疲れ果てました。特に下りは「忍」に尽きますが、滝や名峰の景色を楽しめるルートだと思います。
フォトギャラリー:18枚
装備・携行品
| シャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | 帽子 |
| グローブ | 地図 | コンパス | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| トレッキングポール |
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登った山
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- 最適日数
- 1泊2日
- コースタイプ
- 縦走
- 歩行時間
- 13時間20分
- 難易度
- ★★★
- コース定数
- 51






















