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早池峰山・早池峰剣ヶ峰(百花繚乱の頂稜)2023

早池峰山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

曇り・強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 河原坊登山口手前の駐車場には40台ほど止められます。(平日)休日は岳集落に駐車して、そこからシャトルバスで河原坊や小田越に行くことになります。

この登山記録の行程

Start(06:36)・・・河原坊(06:43)・・・小田越(07:11)・・・五合目・御金蔵(08:49)・・・早池峰山(11:30)・・・五合目・御金蔵(12:35)・・・小田越(13:24)・・・河原坊(13:46)・・・河原坊(13:49)

コース

総距離
約11.6km
累積標高差
上り約1,057m
下り約1,057m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

◾️今回、2度目の早池峰山山行は、岳集落からバスで小田越まで行って、そこから早池峰山、中岳、鶏頭山と縦走して岳集落に戻る予定を立てていた。ところが、岳集落の駐車場に着いてみると、車が一台も止まっていない。バス停の表示を見ると、何と、バスが運行されるのは、土日と祝日だけだそうである。止むなくルートを変更することになった。
◾️駐車場のある河原坊まで進み、ここに車を止める。3、40台は止められそうなスペースの8割はすでに埋まっていた。ここからは、予定を変更して、小田越まで車道を歩き、そこから早池峰山剣ヶ峰に登り、稜線を引き返して早池峰山山頂を踏むことにした。ついでに薬師岳にも登って、オサバグサとヒカリゴケも見ようかと思ったが、今日は午後5時までに帰宅する予定なので、薬師岳は無理かもしれれない。
◾️初めは針葉樹林帯の中を行く。木道が整備され、傾斜もそれほどきつくはない。樹林帯を抜けると視界が一気に開け、目の前にゴツゴツした岩の山肌が迫ってきた。これが早池峰山❗️登山道は岩の多い道に変わり、傾斜もキツくなってきた。道の両側には、ミヤマオダマキ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメなど、花が多くなる。ハヤチネウスユキソウ、ミヤマシオガマ、アズマギクなどが見えるようになり、5合目を過ぎて、大きな岩頭を回り込むと、目の前に鉄の梯子が見えてきた。ここを登れば、後少しで稜線に出る。
◾️稜線を左に進むと、早池峰山山頂、右に進むと早池峰山剣ヶ峰に至る。今日は剣ヶ峰山頂を踏んでから、早池峰山山頂に向かう。稜線は、とにかく花が豊富で、さすがに花の百名山だけある。どこもかしこも花だらけなのだが、特に素晴らしいと私が思った箇所は次の三箇所である。
1 早池峰山山頂から鶏頭山へ進む登山道周辺(ミヤマオダマキ、ミヤマキンバイ、ハヤチネウスユキソウ、ミヤマシオガマ、キバナノコマノツメなどが群生している)
2 早池峰山山頂手前の木道(チングルマ、コイワカガミ、ミヤマシオガマ、ハクサンチドリ、コバイケイソウ、ミヤマカラマツなど、たくさんの花がみられる)
3 稜線分岐点から剣ヶ峰に向かう途中の岩綾地帯(ここは穴場。岩に張り付くように咲いているイワウメのほか、チングルマ、ハヤチネウスユキソウ、ミヤマシオガマ、などが入り乱れて咲いている。ムシトリスミレも咲いていた)
 この他、剣ヶ峰山頂手前のヤセ尾根には、コケモモが群生していて、これは見事だった。この辺りにはアズマシャクナゲも多く、こちらもあと1、2週間ほど見頃を迎えるだろう。
◾️この日は、梅雨の合間の曇り空だった。雨には会わなかったものの、見晴らしは今ひとつで風も強く、花の撮影にはあまり適してはいなかったのだが、時折薄陽が差したり、山頂付近では風が若干弱まったりして、たくさんの花を楽しむことができた。下山後に数えてみたら、30を超える花と出会ったようである。

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装備・携行品

登った山

早池峰山

早池峰山

1,917m

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