行程・コース
この登山記録の行程
畳平(07:50)・・・富士見岳分岐・・・肩ノ小屋・・・乗鞍岳(09:20)[休憩 10分]・・・肩ノ小屋・・・富士見岳分岐・・・富士見岳(10:37)・・・県境ゲートバス停・・・畳平(11:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
乗鞍岳を訪れるのは彼此30年ぶりだなあと満員の大型バスに揺られ窓の外をぼんやり眺めていた。
あの頃はまだマイカー規制もなく乗鞍高原から奥飛騨温泉郷まで乗鞍スカイラインをドライブできた。
その日はお天気も良く剣ヶ峰まで見えたと思うが今日は畳平に着くと雲に飲み込まれ周辺の景色は真っ白。
それでもたくさんの人がバスから降り、山頂目指して歩いていく。
友人Y君と風も強く霧雨のようなので観光案内所に入りトイレを済ませた後、雨具を着て8時前に出発。
まずは観光案内所の裏から。
周辺はハクサンイチゲやミヤマキンポウゲ、クロユリなどのお花畑です。
さらに肩の小屋までは車も通れるほどの林道歩き。
久しぶりの高山なのでゆっくりゆっくり歩きます。
肩の小屋からは安山岩がゴロゴロの滑りやすい登山道になり、気持ち酸素薄いかなと距離は短いですが中々大変。
さらに稜線は15m~20mの強風で時折体を持っていかれそうになりました。
3026mの山頂は乗鞍神社の売店があり、そんなに広くはありません。
晴れていれば360度の大展望だったのになあ~と記念写真を撮ってすぐに下山。
頂上小屋で小休憩し元来た道を戻ります。
それにしても三連休の中日のせいか生憎の天気にもかかわらず富士山並みに登山道は混んでいました。
帰りは富士見岳に寄りコマクサ鑑賞。
そして鶴ヶ池の端を通ってバスターミナルへ。
バスの時間までレストランで昼食休憩し、12時5分のバスで乗鞍高原へ。
行きは真っ白だった乗鞍エコーラインも少し降ると雲が切れ、雪渓のスキーヤーも見えました。
下山後は湯けむり館 へ。
https://norikura.co.jp/yukemuri/
湯上りのコケモモソフトクリームが美味いしかったあ~。
(まとめ)
行きも帰りも埼玉から下道で。片道6時間ぐらいかな。
松本市手前の三才山トンネルはいつの間にか無料になっており、深夜も昼間も工事で片側通行の為渋滞していました。
深夜11時に到着した乗鞍観光センターの駐車場は半分ぐらい埋っていました。
休日だからかもしれませんが早朝はほぼ満車。帰りは路駐車多数。
バスのチケット(往復3400円)は5時過ぎから並び、バスの停留所は5時30分で長蛇の列。
6時10分の始発に乗りましたが自分達は4号車。
7号車ぐらいまで増発していました。
誘導のお姉さんに聞くとお客が多ければその分増車するそうなので、6時10分までにチケットを購入して並んでいればそんなに早くから並ばなくとも乗車できないことはないそうです。
バスは時刻表を見ると行きも帰りも1時間ごとに出発しています。
トイレは畳平バスターミナルに3か所。有料100円。
この日の天気は霧雨だったので気温はバスターミナルで14度、山頂は10度。
地元埼玉が40度近かったのが噓のようです。
真夏ですが標高が高いので天候が悪い日は防寒対策が必要です。
観光案内所でいただいたパンフレットを見ながら花の写真を撮りましたが、コマクサ、コイワカガミ、ミヤマクロユリ、ヨシバシオガマ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ウサギギク、ミヤマキンポウゲ、チングルマ、イワツメグサ、ツガザクラ、イワギキョウ、オンタデ、ショウジョウバカマ、コケモモなど高山植物がたくさん咲いていました。
乗鞍岳の情報は下記がおすすめ。
https://norikura.gr.jp/
気軽に3000m峰。
今度は天気の良い日に訪れてみたいです。
尚今年度も岐阜県側の乗鞍スカイラインは通行止めだそうです。
それでは出発します。
フォトギャラリー:40枚
霧雨に濡れるコマクサ。
まずはチケット売り場で並びます。
右側の券売機はクレジットカードも使用できます。
左側は現金のみの窓口販売。
バス停留所も長蛇の列。
雲の中をバスに揺られて50分。
畳平も雲の中。
薄暗いのでバスターミナルの外灯も灯る。
この中で準備をして出発。
出発してすぐにハクサンイチゲや
ミヤマキンポウゲ
クロユリのお花畑です。
ショウジョウバカマ
ツガザクラ
アオノツガザクラ
コイワカガミ
暫くは林道歩き。
オンタデ
コケモモ
シシウド?ミヤマゼンコ?
ウサギギク
肩の小屋を過ぎると安山岩がゴロゴロした登山道。
頂上小屋を過ぎるとひと登りして山頂。
乗鞍神社には売店もあります。
順番に並んで記念写真。
360度真っ白でした。残念。
イワツメグサ
ハクサンイチゲ
バスターミナルに戻る途中にお花畑があるそうですが霧雨の中なので行かず、コマクサを見に富士見岳に登ります。
そうそう、この天気でライチョウが見られるかなと思いましたが鳴き声だけで姿なし。
ミヤマダイコンソウ
コマクサ
コケモモ
富士見岳。
名前の通り晴れていれば富士山も見れるのかな。
下りはコマクサの大群落です。
大きな株もたくさんあり見頃でした。
ヨツバシオガマとイワツメグサ
チングルマはすでに綿毛が多かったです。
イワギキョウも咲きはじめ
畳平に戻ってきました。
レストランで昼食をとりながら天気の回復を待ちましたが一向に晴れず。
天気予報だと午前中は晴れの予報だったのになあ。
帰りのバスに乗車し暫く進むと雲の下になり麓が一望。
クネクネ道
山頂付近の雪渓ではスキーヤーの姿もチラホラ。
少し青空が覗きましたが、降車した駐車場から見上げた乗鞍岳は山頂だけ相変わらず雲の中でした。




