行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
徳島(1900)→淡路IC→舞鶴→敦賀→金沢→富山→上越IC→十日町→枝折峠(0700)
枝折峠(1830)→白銀の湯→魚沼→越後湯沢→高崎→蓮田SA→市川南IC→千葉(2500)
この登山記録の行程
枝折峠(08:01)→(08:27明神峠08:35)→(09:37道行山09:41)→(10:22小倉山10:30)→(11:18百草ノ池11:21)→(前駒12:10)→(12:41駒ノ小屋13:01)→(13:16越後駒ヶ岳13:30)→(13:40駒ノ小屋14:06)→前駒(14:22)→(14:47百草ノ池14:56)→(15:23小倉山15:29)→(16:03道行山16:08)→(17:08明神峠17:12)→枝折峠(17:46)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
お盆休みは何処に行こうかと悩みに悩み、2つの台風に翻弄されて天気予報と毎日にらめっこでした。やはり日本百名山と心に決め、8月11日から2-3日のみ天気が良さそうなので、残っている日本百名山の越後駒ヶ岳(日本百名山68座目)と周辺の山と決め、10日の業務終了後準備しすぐに出発しました。
四国を出発して淡路島内は一般道で、淡路ICより舞鶴、福井、金沢、富山を経由して上越ICまで高速、600km走り上越市内で給油し、一般道で十日町を抜け枝折峠に到着。途中30分ほどSAで仮眠しましたが、12時間かけ700km以上走り登山口到着でした。
山の日で既に20台以上の車で路肩まで駐車していましたが、1台のみ駐車場が空いていましたので駐車し出発です。
綺麗に整備された登山道で、積雪が多い為か高い木が無く、低木ばかりで、雲一つ無いギラギラな太陽の光を直接浴びます、台風の影響のフェーンで気温も高く体力をどんどん奪われます。
小倉山を越えて百草ノ池まで細かなアップダウンが延々と続き、移動距離ばかり伸びますが、標高差がそれほど稼げません、風も無く恐ろしいほどの暑さで汗が噴き出し何度も水分補給をし、予定の獲得標高の半分で、持っていった水(3L)がほとんど無くなり、暑くて撤退を何度も考えましたが、駒の小屋まで行けば水場があることを承知しており、とにかく小屋までは行こうとのろのろの亀状態ですすみます。百草ノ池を越えると傾斜が急になり、少し風が出て少しですが体力回復、小屋までの最後のガレ場の急登を這いつくばり登り何とか駒の小屋まで辿り着きました。
残っていた水全てと栄養補給し少し元気を取り戻し、荷物をデポして最後の急登を登り頂上でした。
頂上では、西に八海山の勇姿が、北には守門岳・浅草岳、南には中ノ岳、東には荒沢岳の奥に平ヶ岳・燧岳・会津駒ヶ岳が綺麗に見えました。
すぐに下山し、小屋の下にある水場に向かい水補給、雪渓の水でしょうか、手が痛いほどキンキンに冷えた水を1Lほどがぶ飲み、2L補給し駒の小屋まで戻り下山します。
一度体力を奪われると、なかなか戻りません、急傾斜のガレ場を過ぎると、往路と同じく風もやみ、暑さで思うように足が動きません。延々と続くアップダウンを牛歩で進みます。本当に長い長いと感じる距離を歩き通し何とかへろへろで下山できました。
移動距離14.6km、累積標高差1340m、登山開始時は20℃、下山時は30℃(登山中はもっと高いのでしょう!)の暑くて長い長い過酷な登山でした。
次の日は、あわよくば平ヶ岳と考えていましたが、絶対無理と確信、守門岳もしくは浅草岳も考えましたが、本日の疲労度と暑い中の車中泊後の登山の安全を考慮してそのまま千葉まで帰ることを選択いたしました。
銀山平方面に下り、白銀の湯が少し時間オーバーでしたが何とか入らせてもらいさっぱりとして運転です。もちろん一般道を走り、深夜を越えましたので、蓮沼SAより高速で千葉まで運転いたしました。
車での総移動距離1000km以上・総移動時間18時間、登山時間9時間以上の体力の無さを痛感した登山でした。
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