行程・コース
天候
晴れ後曇
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
また例の如く言えば、聞こえはいいのですが、仕事終わりに9時頃出発。知らない場所は、暗闇の中を模索し続けるように、仕事場の先の方を下道で探り探り只見を越えて、小出の方へ国道252を新潟方面へ。更に酷道と揶揄される枝折峠へ登っていったのですが、スパンの短いクネクネ道を、眠気で何度もぶつかりそうになりながら、夜中の3時にようやく到着しました。
この登山記録の行程
Start(06:50)・・・枝折峠(06:51)・・・明神峠(07:19)・・・道行山(08:35)・・・小倉山(09:32)・・・百草ノ池(10:41)・・・前駒(11:44)・・・駒ノ小屋(12:28)・・・越後駒ヶ岳(13:00)・・・駒ノ小屋(13:59)・・・前駒(14:28)・・・百草ノ池(14:53)・・・小倉山(15:35)・・・道行山(16:27)・・・明神峠(17:34)・・・枝折峠(17:56)・・・枝折峠(18:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日柄より、お空と睨めっこをして、良い一日を選んだつもりでした。怒らせたつもりは全くありません。ただ、到着予定が押した手前、出発が押すのは必然で、寝入った直後に大粒の雨、5時半頃一回目が覚め、空が泣いているのを確認。基本雨天は登らないと決めているので、諦めと安堵が頭をよぎったが、頑張って6時半頃起きた時は、すっかり上がっており、準備して6時50分頃出発。最初は、滝雲のビューポイントで滝雲を拝み、意気揚々と歩を進めました。明神峠までは30分ほどで到着。最初の試練はここからでした。次の道行山の分岐まで1時間以上かかり、その間に、立ち止まった時、目をつぶって一瞬だけ寝る妙な特技を習得しました。寝たまま倒れることはありませんでしたが、10歩歩いて寝るを繰り返しながら、ヘトヘトで小倉山へ到着。ここまでで行程の半分くらいで、ここからが、急登の始まりでした。百草の池を越えると岩壁がそそり立っており、上に小さく人が歩いているのが見えたのですが、そこがピークではなくなんと小屋の炊事場で、小屋の存在感は全く見えませんでした。赤と白のマーカーが壁ルートに付いていて、そこを登っていくと考えたら、ゾッとしました。前駒が何処なのか全くわからず、そのまま岩壁に取り付いて、上に着く直前に、小屋の塔?が見えて、ようやく小屋の存在が確認出来ました。少し休憩後、最後の登りを上がると中ノ岳分岐があり、そこから150m程で頂上でした。
午後1時に到着したのですが、先客2名と登山談義に華が咲き、みるみる楽しい時間は過ぎ去って、45分も長居してしまいました。一人は小屋泊まり、一人は下山だったのですが、小屋は空いているので泊まっていけばと誘われ、迷ったのですが、寝袋がないのと、私はイビキがうるさいので、下山することにしました。
途中から、雷をゴロゴロ鳴らし、泣きそうだった空が本格的に大粒の涙となり、降っては止んでを繰り返し4時間程掛けて、ようやく駐車場へ到着いたしました。14、5回のアップダウンと聞いていたのですが、行きの時には意識していなかった下りのアップがこんなにキツいのか、改めて、山を舐めてはいけないと気付かされました。
朝は、滝雲見物で、車が止まれないくらい駐車場がいっぱいだったのに、夕方はさすがに降りてきたのが遅かったのもあり、閑散でした。
その後、酷道を小出方面に降り、帰りは高速でサッと帰ろうとしたのですが、腹ごしらえをして、高速に乗ったら即睡魔との格闘となり、関越トンネルで我慢出来ず、抜けた谷川岳PAで爆睡。気がついたら3時半過ぎで、そそくさ帰路につきました。
おそらく二度目はないであろう山でしたが、全体の印象は、懐が深く、ウェルカムと両手を広げていらっしゃいと誘われているかの如く温かい登りやすい山でした。あと、階段の真ん中に、くぼみがあり、登りやすくしてあり、こんな配慮がされている登山道を初めて見ました。整備をしてくださっている方々には、本当に頭が下がります。アクセス面で、別の登山口だったら、また印象も変わるのでしょう。
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