行程・コース
天候
初日:晴れのち時々曇り、 2日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道19号を木曽福島から開田高原経由で濁河温泉の駐車場へ、帰路は飛騨小坂回りのコースを利用したかったが、パノラマコースが工事で通行止めであったので、同じ道で一般路を帰ってきた。
この登山記録の行程
【1日目】
濁河温泉(04:58)・・・湯の花峠(06:45)[休憩 15分]・・・のぞき岩避難小屋(07:38)[休憩 9分]・・・八合目・・・五の池小屋(11:07)[休憩 39分]・・・魔利支天乗越(12:26)[休憩 15分]・・・摩利支天山(12:51)[休憩 16分]・・・魔利支天乗越・・・五の池小屋(13:46)
【2日目】
五の池小屋(06:22)・・・八合目(07:40)・・・のぞき岩避難小屋(08:10)[休憩 15分]・・・湯の花峠(08:53)・・・濁河温泉(10:05)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年デビューした孫との今年の登山は、超人気山小屋“五の池小屋”に宿泊を目的にした“御嶽山”とした。
5時間の自宅からの移動により濁河温泉の登山口に真夜中に着き、車の中で数時間の仮眠の後、朝の5時前に出発した。20年振りの濁河温泉からの登山道は、数年前の豪雨による崩壊により新しい登山道に付け替えられており、歩きやすくなっていた。“ジョーズ岩”、“カエル岩”など20年前の記憶では無かった奇岩類を楽しく見ながら順調に登って行き、湯の花峠、のぞき岩避難小屋で休憩をとる。しかし、“お助け水”を過ぎ、森林限界を抜ける辺りから急に孫の疲れが目立ち始め、休憩の回数が極端に増えてしまった。途中で昼食を摂りながら、予定より1時間半程度の遅れで“五の池小屋”に到着、ゆっくり休憩しながら昼食の残りを食べる。40分程の休憩の後、空身で摩利支天山に向う。摩利支天乗越を過ぎた辺りで孫の疲労が激しくなり、その場で休ませ一人で摩利支天山を往復してくる。天気も昼辺りから雲が増え、時々ガスで視界を遮るようになった。孫と共に山小屋まで下山しテラスで寛ぐが孫の体調が悪化し盛んに頭痛とムカつきを訴えるようになったので間違いなく“高山病”の兆候であり、部屋で安静にさせたが一向に回復せず大量の嘔吐までし、小屋の人に迷惑をかけてしまった。嘔吐により徐々に体調が戻ってきたので少量ではあるが何とか夕食を摂ることができた。しかし楽しみにしていたピザは残念ながらキャンセルした。また山小屋での寛ぎタイムも孫の看病で早々と就寝することとなった。
夜が明け、綺麗な朝焼けを眺め、体調が大分戻った孫と朝食タイムだったが食は細かった。2日目に予定していた継子岳~三ノ池巡りは中止し下山した。ゆっくりと下りて来たため3時間半ほどかかったが、無事濁河温泉登山口に戻ってきた。ここの楽しみはやはり温泉だが、市営露天風呂は水曜休みということを事前に調べてあったので、周辺の旅館に行くが休みなどで入れない所ばかり、漸く1軒OKが出て一安心。濁河温泉は豪雨被害とコロナの影響で以前の活気は全くなく、寂しさを覚えた。帰路の途中、30数年前に小学生を多数連れて冬季スキー合宿をした「県御岳少年自然の家」(今は高地トレーニングセンターに変わっていた)を覗き、胡桃島、日和田高原、開田高原と気持ちの良い高原道を走り帰路についた。
今回の登山で孫と登るには、前日の睡眠とゆっくりと登るペースの重要さを教えられた。「高山病」は高度順応の難しさを改めて知ることとなった。折角楽しみにしていた登山と山小屋ライフであったが、孫には可哀そうなことをしてしまった。
フォトギャラリー:30枚
装備・携行品
| アンダーウェア | Tシャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | ショートパンツ | サポートタイツ |
| 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
| ライター | カップ |


































