富士山展望　三ツ峠山から新倉山浅間公園へ

ハイキング

三ツ峠山　木無山　霜山　新倉山（関東）

2023.09.24（日）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

晴れ。朝のうちは雲多し

登山口へのアクセス

バス
その他：富士急線河口湖駅から天下茶屋行バス利用。９時５０分発の一日１本のみ。帰りは富士急線下吉田駅から

この登山記録の行程

三ツ峠登山口バス停(10:30)・・・西川新倉林道脇駐車場(10:40・・・三ッ峠山(11:50) [休憩 25分]・・・木無山分岐(12:55) ・・・送電鉄塔(13:30) ・・・下吉田分岐（霜山）(15:45) [休憩 10分]・・・御殿(14:25)[休憩 15分]・・・ゴンゴン石(14:50)・・・新倉山浅間公園(15:50)[休憩 15分]・・・新倉富士浅間神社(15:30)・・・下吉田駅(15:40)

コース

総距離: 約10.9km

累積標高差: 上り約786m; 下り約1,263m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　三ツ峠から南へ延びる尾根は富士山展望の道。いたるところで富士が顔を出す。天気に恵まれシルエットの富士を満喫した山行だった。
　観光客でごった返す河口湖駅から天下茶屋行きのバスで登山口に向かう。ほぼ満席。バス停から道標に従って歩き出す。トイレのある林道終点の駐車場は満車状態だった。登山道は峠の茶屋の車が入る道だが、駐車場の上から右に入る近道を登った。
　車道に合流したのち、三ツ峠山荘に向かう分岐は左にとり直接山頂を目指す。涼しい風が吹き抜け気持ちがいい。四季楽園裏のトイレを過ぎ、閉鎖となった富士見荘前で今日初めての富士山に出会った。
　よく整備された登山道を登ると三ツ峠山頂。正面に見事な夏の富士がそびえている。右手の南アルプスや八ヶ岳方面には雲がかかり、よく見えなかったのが残念。条件が良ければ相模湾が望めるはずなのだが霞の中。しかし東の丹沢の山々や御正体山などはよく見え、のんびりと展望を楽しんだ。
　四季楽園の前で三つ峠駅に向かう道を分け、三ツ峠山荘の前を通って天井山方面根の尾根道に向かう。天上山への道は数十年ぶりである。南へ続く尾根道は富士見向かってゆく道で、木々の間からちょくちょく富士が見える。登山道には何か所も倒木が道をふさいでいるところがあるが、迂回路があるので通過に支障はない。途中の送電鉄塔の送電線は天下茶屋から黒岳に向かう時に横切る鉄塔から伸びていた。
　霜山の手前、新倉山方面と書かれた下吉田分岐で天井山方面と別れて新倉山浅間公園に向かう。向かったとたん、トラロープが張られた急降下、本コース一番の難所が現れた。最初のロープは５０ｍ以上、その後も次々と現れる。幸い地面が乾燥していたので難なく下ることができたが、地面がぬかるんでいると苦労することだろう。
　御殿と名付けられた小ピークで難所は終了、あとはよく整備されたハイキングコースとなる。御殿には富士山展望のウッドデッキが設けられ、眼下に高速道路や富士吉田の街並みの上に富士山が美しかった。いわくがありそうなゴンゴン石やアヤメの群生地を過ぎると観光客の姿が増え、新倉山浅間公園に着く。
　赤い忠霊塔と富士山の取り合わせは数年前外国のガイドブックが取り上げ、ブームとなった。今では外国人観光客が大挙して押しかける一大観光地となった。この日も、忠霊塔裏の展望台にはたくさんの観光客が押しかけていた。長い階段を下ると新倉山浅間神社。あとは高速道路をくぐれば下吉田駅は近い。
　今回は夏の富士であったが、新雪を頂いた紅葉の富士も素晴らしい。本コースは縦走となるので公共交通機関利用となるが、三ツ峠登山口に至るバスは一日１便しかない。グループなら登山口までタクシーを利用できるが、せめて休日には増便できないものだろうか。