行程・コース
天候
初日:小雨のち曇り 2日目:小雨のち快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅5:20…京葉道路武石IC…外環道…関越道…上信越道信濃町IC…寄り道①野天風呂「滝の湯」…寄り道②燕温泉「黄金の湯」…笹ヶ峰・明星荘14:05(泊)
この登山記録の行程
笹ヶ峰登山口(6:12)…黒沢橋(7:02)…十二曲(7:19)…富士見平(8:22)…高谷池ヒュッテ(9:04・宿泊受付・休憩)…天狗の庭(9:16)…火打山(11:11~11:33)…天狗の庭(12:29)…高谷池ヒュッテ(12:45)泊
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
9月は剱岳登山を敢行したものの、同行者の体調不良で断念、程なくインフルエンザ発症。漸く紅葉登山を楽しむソロ山行。鋭気を養うのに妙高温泉はしご。一度に7つの温泉は回れないが、赤倉温泉と燕温泉野天風呂に。黄金の湯は燕新道へ続く登山道のリサーチにもなった。つり橋が流失した為、混浴の河原の湯は利用不可らしい。
笹ヶ峰への車道も通行止め。赤倉温泉を経て杉野沢の集落から笹ヶ峰牧場へ。「ランナー注意」の標識は珍しい。昼食は前泊する明星荘でおそばを楽しみに向かったが「準備中」。笹ヶ峰登山口の駐車場には余裕で駐車できる、平日山行はいいもんだ。
「やった~、疲れた」と口々に言い合う登山者達が次々と下山してくる、登山ゲートにあるベンチでカップ麺をすする。
明星荘にチェックイン。気持ちの良い部屋を一部屋使わせて頂く。付近を散策して、秋の花々を堪能。
関東では半袖で過ごしていたが、さすがに秋めいて、フリースを着ないと肌寒い。昔の、倒壊した小屋からもってきたという「尺イワナ」の魚拓は圧巻。壁を飾る花の写真はやっぱり山小屋だな。豪華な夕食を食べながら兵庫から来たという前泊の男性と山の話で盛り上がり、早々に消灯。
翌朝、雨あがりの空の下、居心地の良い宿泊先を離れて、駐車場で支度をする。今日も続々と駐車場から出立する人々。不完全燃焼登山後のせいか、足が「山へ、山へ」と向かっていく。十二曲も難なく超えて、整備された登山道を進んでいくと富士見平。途中、携帯トイレブース利用。感謝。
富士見平をゆるゆると登り、黒沢岳の脇をトラバースする。あら、視界に小さな三角の屋根。高谷池ヒュッテが眼下に見えた。9時過ぎに山小屋へ到着。受付だけ済ませて火打山へ出発するつもりだったが、高谷池の草紅葉の景色が素晴らしくて一服。せかせかと下界で過ごしているうちにこの山は美しい季節を迎えていた。麓の紅葉は酷暑の煽りで焼けた葉に不毛感漂うが、山上は素晴らしい。昔、テレビ放送された湊かなえ原作「山女日記」の画像の儘だ。
天狗の庭を過ぎると、勾配がきつくなって火打山直下への道は長く感じられる。山頂までどこまでも続く階段は空へと続くんじゃないか、と思う程長く辛い道程だった。下山してくる人がニコニコと「もうちょっと。」とかけてくれる言葉は「嘘だ」と思うくらいキツかった。山頂は晴れていたら佐渡ヶ島も見渡せるそうだが、ガスの切れ間にちょっと妙高山と黒姫山を確認して終わった。ああ、運がない。それでもやはり絶景だ。
辛い階段も下りは嘘のように楽ちん。途中、前泊でご一緒した男性とすれ違い、一番乗りで高谷池ヒュッテへと戻って来た。小屋の中で、一人呑みしたり、蚕棚の布団の中でモゾモゾしたり。あいがけのカレーとハヤシライスを楽しみ、Yガイドの絶版書籍を読了。お一人様の楽しみは尽きない。猥雑な生活音を遮断するには音楽がいい。いつの間にか寝落ち、快適な布団の中でぐっすり眠り翌朝を迎えた。
フォトギャラリー:40枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | フリース | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ |
靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス |
ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) |
ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー | |||
【その他】 ココへリ、ニット帽子、ニットグローブ(二種類)、帽子、ダウンパンツ |
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